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西宮市T様邸 外壁塗装工事
2018.9.7
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施工箇所
外壁塗装・外塀塗装・付帯物塗装・玄関扉塗装
外壁塗装
上塗り:アステックペイントジャパン EC-5000PCM /耐候年数15年以上
アステックペイントジャパン シリコンフレックスⅡ
下塗り:アステックペイントジャパン ホワイトフィラーA
使用色
9002 オレンジホワイト
コーキング工事
サッシ廻り
工事期間
平成30年08月06日~平成30年08月25日
担当営業
小林正弘
ご依頼のきっかけ
OBのお客様
高圧洗浄で剥がれかけの塗料や外壁表面に付着している汚れ、カビ、藻、苔などをきれいに洗い流します。
壁面の汚れをきちんと落としていない状態で塗装すると、不純物が壁面に残ったままの状態になるので、
塗料がうまく密着せずにすぐに塗膜が剥がれてきてしまう可能性があります。
サッシ廻り等の古いコーキングを撤去し、プライマーを塗ってから新しくコーキングを打ち替えます
塗膜の膨れやひび割れを補修後、パターンを復旧します
「ホワイトフィラー」で下塗りをします
フィラーはモルタル外壁に微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴を埋めるために使用します。
「シリコンフレックスⅡ」と「EC-5000PCM」で中塗りをします
雨漏りをしていた一面を防水塗料のEC-500PCMで塗装し、他面はシリコンフレックスⅡで塗装しました
上塗りをします。外壁の色は「9002 オレンジホワイト」です
玄関扉の塗装をしました
今回は西宮市にて外壁塗装を行いました。
今回塗装を行ったお住まいは外壁がモルタル壁・屋根は陶器瓦となっておりました。
モルタル壁は砂とセメントを水で練り混ぜ壁に左官で仕上げる昔から使用されている壁材となります。
この壁は主成分が砂とセメントとなりますので、素材自体に防水性能が全くなく、塗装による塗膜がなくなってきますと吸水する性質にあります。
モルタル外壁は、セメントを主原料にしているため、外壁自体の防水性が低いというデメリットがあります。そのため、塗膜が薄くなっている、剥がれ、ひび割れなどが発生していると、外壁自体に雨水が浸入してしまう危険性があります。
雨水が浸入すると、建物の構造体となる木材や断熱材が腐食してしまったり、シミ・カビが発生してしまうことがあります。だからこそ、ひび割れや剥がれを見つけたら、下地補修工事を丁寧に行い、その上から塗装工事を行う必要があるのです。
日本では1990年以前に戸建ての家によく採用されていました。現在は、新築の一戸建てには窯業系サイディングが主流になっており、モルタル壁が採用されることは少なくなっています。
モルタル壁は意匠性に優れ、決まった凹凸模様のボードを組み立てるため画一的で仕上がりが限られている窯業系サイディングと違い、深い味わいのある仕上がりになります。
窯業系サイディングのように外壁同士の継ぎ目(目地部分)がなくコーキングの補修が不要といったメリットがありますが、コーキングがない事により、衝撃が走ると表面の壁材にひび割れが発生しますので、そこが注意点となります。
今回のお住まいですが、実際に雨漏れが発生しており、塗装時期を迎えられておりました。
旧塗装自体も劣化しており、モルタル壁特有のひび割れが発生している状態でした。
また、外塀があるお住まいで、外塀も割れ・欠けが発生していた為、同時に施工を希望されておりました。
玄関扉は、木を使用されており、経年劣化により痛みが多く出ている状態でした。外壁塗装に加えて、扉の塗装も同時に行いました。
塗装工事は、塗装を行う前の下地処理が重要となります。しっかりとひび割れ補修を行いますが、ひび割れの幅が大きい箇所に関しましてはVカット施工をお勧め致します。
ひび割れをVの形で一度削り、その箇所にコーキング材を注入することで、ひび割れの奥にまでしっかりと補修材を補充することが出来ます。表面を最後にモルタルで仕上げ、その上に元来の下地に合わせるパターン補修を行う事で、完璧に目立たないようにするのは不可能ですが、美観性を守ることも可能となります。
モルタル壁のお住まいですと、サッシ廻りにコーキングが打たれているお住まいはほとんどありません。長年の揺れ等により、サッシと外壁の取り合いに隙間が出来てしまい、その箇所からの雨漏れというケースも全国的に多くなっております。
一部ガラスサッシを使用されているお住まいでしたので、ガラスとガラスの間にありますガラスコーキングの工事も同時に行いました。
外壁に使用した塗料ですが、下塗り材は【【アステックペイント ホワイトフィラー】を使用しました。
フィラーを使用することで、表面の細かな穴(ピンホール)を埋め、接着性を上げるのが目的となります。
旧塗膜の劣化が進んでおり、下地がぽろぽろと剥がれる場合ですと、【シーラー】という下塗り材も使用し、下地に浸透させることで剥離を防ぐことも必要となります。
上塗り材は、【アステックペイント シリコンフレックスⅡ】と【アステックペイント EC5000 PCM】という塗料を使用致しました。
【シリコンフレックスⅡ】とは、従来のアクリルシリコンをしのぐ高い対候性のある塗料です。さらに経済性、美観性、安全性など多くのすぐれた機能を有する塗料となります。
一般のシリコンよりも、汚れが付着しにくく、美観性の保持に向いており、またカビや藻の発生を防ぐ機能も入っております。
外壁などは一度汚れても、雨などで汚れが流れてしまえば問題ありません。しかし、汚れが染み込んでしまうと、取れない汚れになってしまいます。この汚れの染み込みを防ぐ機能のことを低汚染性と呼び、シリコンフレックスはこの低汚染性に優れています。
【アステックペイント EC-5000PCM】とは、伸縮性がかなり強く、従来の塗料の約600%の伸縮率を見せる塗料です。
イメージで言いますとゴムが一番近いものとなります。
一般的な弾性塗料は、塗膜を柔らかくするために樹脂に「可塑剤」という成分が含まれていますが、3~5年で気化してしまい、弾性を失ってしまいます。
対してEC-5000PCMは樹脂そのものが弾性をもつため、長期にわたって伸縮性を保持することができます。
モルタル壁は性質上ひび割れが発生しやすく、その箇所からの漏水が多くあります。
この塗料を使用することで、仮に外壁材が割れましても、表面の塗膜が伸びることでひび割れに追随し、表面化せずに雨水の浸水を防ぐことが出来ます。
また、有機ガラスが配合されているので、紫外線や雨、熱に強く、高い耐候性をもっています。
塗料を分けた理由といたしましては、雨漏れしている面は伸縮性のある塗料で塗装し、残りの面はコストを抑えたいというご要望から、このようなご提案となりました。
屋根に関しましては、陶器瓦でしたので、塗装は行いませんでした。
陶器瓦の素材は粘土です。粘土瓦であれば基本的に塗装の必要はありません。但し、あまりに年数が経ち劣化が進みますと、瓦材自体が吸水するケースもありますので、御注意下さい。
近年ですと、陶器瓦専用の塗料というものもありますので、美観性をしっかりしたいという方は、そのような塗料で塗装するのも一つ手段となります。
しかし、和瓦の素材自体が傷む前に、下地の粘土や防水シートがボロボロになってしまうケースがあります。今回の物件では、20年前に屋根をふき替えておりました。
逆に粘土で作っていない瓦は塗装が必要になり、それがセメント瓦とモニエル瓦になります。
日本国内にある、粘土を材料に作った焼き物の瓦のことを「日本瓦」と呼びます。日本瓦には、そのまま窯で焼く素焼き瓦と、瓦に釉薬(うわぐすり)を塗って焼いた釉薬瓦(ゆうやくがわら)の2種類があります。
日本瓦の屋根は「平瓦」と「役瓦」の2種類で構成されています。また、日本瓦というと“純日本風の瓦”という印象が強いですが、最近では洋風の日本瓦も製造されています。
今回の工事では、足場を組む際、お隣様の敷地に足場がつく形となりました。現場調査の時点でしっかりと把握し、お隣様へご挨拶・御説明を行う事で、了承を得ることが出来ました。
塗装工事を行う場合、近隣の方への配慮も当然必要となる為、しっかりとした打ち合わせが必要となります。後々トラブルになるケースも多くありますので気を付けましょう。
プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
塗替えイメージサンプル
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