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伊丹市K様邸 屋根・外壁塗装工事
2018.7.23
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施工箇所
外壁塗装 屋根塗装 ベランダ防水
外壁塗装
上塗り:アステックペイントジャパン 超低汚染プラチナリファイン1000Si-IR /耐候年数15~18年(10年保証)
下塗り:アステックペイントジャパン エポパワーシーラー
アステックペイントジャパン ホワイトフィラーA
屋根塗装
上塗り:アステックペイントジャパン スーパーシャネツサーモSi /耐候年数13~16年(7年保証)
下塗り:アステックペイントジャパン サーモテックメタルプライマー(金属屋根用)
付帯部塗装
アステックペイントジャパン マックスシールド1500JY
使用色
外壁:8092 ニュートラルホワイト
屋根:9111 カーボングレー
付帯部:8092 ニュートラルホワイト
コーキング工事
ひび割れ補修 サッシ廻り
工事期間
2018年5月21日~6月20日
担当営業
小林正弘
ご依頼のきっかけ
塗り替えセミナー
高圧洗浄で剥がれかけの塗料や外壁表面に付着している汚れ、カビ、藻、苔などをきれいに洗い流します
壁面の汚れをきちんと落としていない状態で塗装すると、不純物が壁面に残ったままの状態になるので、
塗料がうまく密着せずにすぐに塗膜が剥がれてきてしまう可能性があります。
古いコーキングを撤去し、プライマーを塗ってから新しくコーキングを打ち替えます
屋根を高圧洗浄できれいにしたあと、古い塗膜やサビを落とすケレン作業を行います
金属屋根用の下地「サーモテックメタルプライマー」で屋根の下塗りをします
遮熱塗料「スーパーシャネツサーモSi」で中塗りをします
上塗りをします。お色は「カーボングレー」です
外壁のひび割れをVカット施工で補修しました
Vカットをしたあとの外壁のパターン(模様)を復旧しました
外壁には「エポパワーシーラー」と「ホワイトフィラー」2種類の下地を使用しました
中塗り・上塗りには超低汚染リファイン1000Si-IR」を使用しました
外壁は「ニュートラルホワイト」で塗りました
付帯部は「マックスシールド1500JY」で、お色が「ニュートラルホワイト」で塗りました
今回は、伊丹市にて外壁及び屋根塗装工事を行いました。
今回塗装を行ったお住まいはモルタル壁・屋根は金属屋根(ガルバリウム鋼板)となっておりました。
モルタル壁は砂とセメントを水で練り混ぜ壁に左官で仕上げる昔から使用されている壁材となります。
この壁は主成分が砂とセメントとなりますので、素材自体に防水性能が全くなく、塗装による塗膜がなくなってきますと吸水する性質にあります。
日本では1990年以前に戸建ての家によく採用されていました。現在は、新築の一戸建てには窯業(ようぎょう)系サイディングが主流になっており、モルタル壁が採用されることは少なくなっています。
モルタル壁は意匠性に優れ、深い味わいのある仕上がりになり、窯業系サイディングのように外壁同士の継ぎ目(目地部分)がなくコーキングの補修が不要といったメリットがあります。
今回のお住まいでは、一部大きな横のひび割れが発生しておりました。
ひび割れにもいくつか種類があり、構造クラックは建物の壁や基礎部分に生じるひび割れの一種で、建物の安全性に影響を及ぼす危険性があるクラックのことをいいます。
幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のクラックを「構造クラック」それ以下のものは「ヘアクラック」と呼ばれます。
ヘアクラックの原因は表面素材が経年による乾燥などの影響で発生する表面的なひび割れです。ひび割れも狭く奥行きも浅いので、外部からの雨水などが内部へ侵入しない程度のひび割れで補修の必要はありません。
構造クラックの原因は、表面からではなく内部側からの影響でひび割れが発生します。
つまり建物の構造(骨組み)からの影響になります。構造クラックが生じた場合は、放置すると基礎の強度が低下してしまうため、必ず補修しなければなりません。
ひび割れが横にできてしまうと、雨が降った際雨水の影響を面で受けてしまいますので、家の中への漏水のリスクがかなり高くなってしまいます。縦のひび割れですと雨水の影響は点で受ける形になりますので。それほどのリスクはありません。
だからと言って縦のひび割れを放置しますと、その箇所から壁の欠落や横のひび割れを誘発してしまいますのでしっかりと補修が必要にはなります。
今回の施工では、ひび割れに対して、Vカット施工を行いました。Vカット施工を行う事で、ひび割れの奥まで補修ができますので、その箇所の剥離などのリスクを下げることが出来ます。
小さなひび割れなら表面にコーキングだけで問題ありませんが、ひび割れの幅・長さ・深さをしっかりと見極め、必要な施工を行いましょう。表面をモルタルで仕上げ、補修材を使用することで完璧には無理ですが、極力補修箇所が目立たないようにすることが出来ます。
外壁に使用した塗料ですが、下塗り材は2種類使用しました。
【アステックペイント エポパワシーラー】と【アステックペイント ホワイトフィラー】を使用しました。
シーラーを使用することで、外壁に下塗り材を吸わせ、砂の剥離等を押さえる施工を行い、その後フィラーを使用することで、表面の細かな穴(ピンホール)を埋め、接着性を上げるのが目的となります。
上塗り材は、【アステックペイント 超低汚染プラチナリファイン1000Si-IR】という塗料を使用致しました。
この塗料は多機能性で汚れが付きにくく、防カビ性・防藻性、弾力性、遮熱性がある多機能の塗料となっており、美観性を長く保ちたい方にお勧めの塗料となります。
耐用年数としましては、約15~18年(メーカー出し)の塗料となりますので、長期にわたり家を守ることが出来る塗料です。
また施主様は今の色合いを気に入られており、普通ですと塗装を行いましたら家に艶が出る『艶有』塗料を使用されますが、艶のない家に仕上げるために今回は『三分艶』を使用しました。
こちらの塗料を使用する場合、艶消し材という材料が含まれますので、元来の艶有塗料よりは少し耐用年数が下がります。施主様にもご理解頂き、使用しております。
屋根に関しましては、金属屋根(ガルバリウム鋼板)を使用しておりました。
ガルバリウム鋼板とは主にアルミと亜鉛で構成された鋼板のことで、表面はメッキ処理がされています。
耐錆性に優れていることに加えて施工性もよく、多くの住宅や工場などの建築物で用いられており、屋根だけではなく外壁(金属サイディング)にも使用されています。
ガルバリウム鋼板には、一旦サビた部分に表面塗膜の亜鉛が反応し、溶け出してサビを包み込む「犠牲防食機能」と呼ばれる「それ以上サビが悪化しない働き」をする特徴があります。また、折り曲げや切断にも非常に強く、簡単に加工できる素材であることから、様々な屋根に対応出来ます。
金属屋根という事で、近年の屋根材でも最軽量の屋根材となります。耐震性にとてもよくすぐれており、また瓦などと違いズレの心配がありませんので、雨仕舞にも強い屋根材となります。
反面、素材自体が薄いものを使用しますと断熱性・遮音性が弱点となります。ですので、金属屋根の素材に断熱材が付いているようなものも存在します。
耐錆性に優れてはいますが、やはり金属なので経年劣化でサビは発生してしまいます。ですので、サビが発生する前に塗装を施すなど余裕を持ったメンテナンススケジュールを検討しておくことをお勧めします。
この屋根材は耐久性の高いフッ素加工のものが多く、今回の診断でも特に劣化は見られませんでしたが、施主様からどうせ壁の塗装を行うのであれば一緒にやろうと仰って頂きましたので、屋根の塗装も行いました。
2階が熱いとのことでしたので、今回は『アステックペイント スーパーシャネツサーモSI』という塗料を使用しました。
遮熱効果のある塗料で、耐用年数10~15年(メーカー出し)の塗料となります。
遮熱効果のある塗料を使用したからと言って劇的に家の中が涼しくなることはありません。遮熱の一番の目的としては、素材自体の蓄熱を押さえることになります。そのうえで家の中が涼しくなればなおよいという考えで使用して頂ければと思います。
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