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伊丹市S様邸 屋根・外壁塗装工事
2018.5.3
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施工箇所
屋根塗装・外壁塗装・付帯部塗装
外壁塗装
上塗り:アステックペイントジャパン 超低汚染プラチナリファイン2000MF/耐候年数20年以上(10年保証)
下塗り:アステックペイントジャパン エポパワーシーラー
アステックペイントジャパン ホワイトフィラーA
屋根塗装
上塗り:アステックペイントジャパン スーパーシャネツサーモF/耐候年数15~20年(10年保証)
下塗り:アステックペイントジャパン モニエルパワープライマー
付帯部塗装
アステックペイントジャパン マックスシールド1500Si-JY
使用色
外壁:8091ブロークンホワイト
屋根:9117ミッドナイトブルー
付帯部:白
コーキング工事
サッシ廻り 外壁目地 付帯部廻り
工事期間
平成30年3月28日~4月12日
担当営業
東山壮司
ご依頼のきっかけ
塗り替えセミナー
高圧洗浄で剥がれかけの塗料や藻、コケなどの壁の汚れをきれいに落とします
剥離の原因になるモニエル瓦の「スラリー層」をしっかりと洗い流します
古いコーキングを撤去し、プライマーを塗布します
新しくコーキングを打ち替えます
モニエル瓦専用の下塗り剤「モニエルパワープライマー」で下塗りをします
遮熱塗料で中塗り・上塗りをします
今回施主様がお選びになられたのは「ミッドナイトブルー」という群青色のような深いブルーのお色です
下地が剥がれやすいリシンのため、外壁には「エポパワーシーラー」と「ホワイトフィラー」2種類の下地を使用しました
中塗り・上塗りには多機能塗料「超低汚染プラチナリファイン」を使用しました
外壁は「ブロークンホワイト」というお色です。屋根の「ミッドナイトブルー」とも相性ばっちりです
使用塗料缶
今回は、伊丹市にて屋根及び外壁塗装を行いました。
今回塗装させて頂きました外壁材は、窯業系サイディングボードの上に、リシンの吹付けを行っているお住まいでした。
窯業(ようぎょう)系サイディングとは、内容成分の80%がセメントで残りの20%が繊維質や増量剤でできた外壁材のことです。
サイディングには4つの種類があり、それぞれ窯業系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディング、金属系サイディングの4つです。中でも耐震性や防音性、耐火性に加えデザイン的にも優れた窯業系サイディングが最も主流となっています。
住宅の外壁材として主流のサイディングは他の素材と比べて費用が安く、工期が短いことや耐久性に優れていることも特徴として挙げられ、現在日本の8割ほどがサイディングで施工されています。
注意点としては、主成分がセメントのため防水性が切れると水がボード内に染み込み、夏場の暑い日の膨張と冬場の凍結による膨張などで、変形や反り、ひび割れを誘発してしまう可能性があります。
新築で建てた家のサイディングは工場で製造時にアクリル塗装をされた状態で出荷されるので、5~7年で防水性が切れてしまいます。そのため、防水性を保つために定期的な塗装が必要となります。
また、サイディングの継ぎ目やサッシの周りにはコーキングで防水されています。このコーキング材が破れたりすると劣化を早める要因となります
今回のお住まいは、表面にアクリルリシンの吹付けを施されておりました。アクリルリシンといたしましても、耐久年数で言いますとやはり5年~7年となります。表面が石の粒を吹付けたような仕上がりの為、防水性能が低下しますと、小さな段差の中に水が入ってしまい、苔や藻の発生、またひび割れや表面の剥離などに繋がってしまいます。
今回の塗装では、下塗りを2種類に分けて施工しました。
まず初めに、『シーラー』と呼ばれる下塗り材を塗布することで、塗料を浸透させ、表面などの石の粒が落ちないように固めます。
2回目の下塗りでは『フィラー』と呼ばれる下塗り材を塗布することで、表面にある小さな気泡(ピンホール)を埋める作用や、上塗りとの密着性を上げる役割を果たします。
下地がリシンですと、密着性が少し悪く、剥離してしまう可能性があります。
外壁塗装を行う際、下地処理が全てを決定するともいわれているほど、下塗り材は重要になります。なぜ3回塗り・4回塗りを行うのかしっかり説明を受け、御納得して頂いたうえで契約を行いましょう。
上塗りに関しましては、『アステックペイント 超低汚染プラチナリファイン2000MF』という塗料を使用致しました。
こちらの塗料ですが、耐用年数がメーカー様出しで21~26年となります。
また、機能性と致しましても多機能となっており、防カビ・防腐性、ラジカル制御付き、汚れが付きにくい、割れにくい、遮熱入りとなっております。
この塗料ですが、『プロタイムズ』加盟店でしか扱う事が出来ない塗料となっている為、他の塗料業者様では聞かれることがない塗料となります。
屋根はモニエル瓦を使用されていました。
モニエル瓦は、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」といわれるヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種です。
高度なコンクリート成形技術によって製造されるため、寸法精度が非常に良く、施工性が良いという特徴があります。また、断熱性や耐震性に優れているだけでなく、デザインにも多様性がある建材です。
しかし、モニエル瓦には着色スラリーという着色剤を塗っているため、瓦の表面には「スラリー層」と呼ばれる層が出来ています。モニエル瓦を再度塗装する場合は、このスラリー層を綺麗に取り除いた後に塗装を行う必要があります。
もし、このスラリー層が残った状態で上から塗装してしまうと劣化したスラリー層と一緒に塗装が剥がれてしまう原因となってしまうからです。
また、モニエル瓦は『ラファージュ・ルーフィング 株式会社』という海外の会社が作っている瓦なのですが、2010年の4月に日本から撤退している為、劣化が進み破損等が発生してしまうと替えが非常にききにくくなります。
私の方で、兵庫・大阪の屋根屋さんに在庫の確認を取りました所、20社様程に御電話し、在庫は0となります。本当にしっかりと差し替えようと思えば、他地域、もしくは海外からの取り寄せとなります。すると、1枚の値段がかなり高くなってしまいますので、吸水による破損が発生する前に、塗装にて守ってあげることが、先々を考えるとお得になります。
屋根の塗装に関しましては、モニエル瓦専用の『プライマー』という下塗り材を塗布することで、表面に浮きでているスラリー層を固め、上塗り材の剥離を防ぐ塗装を行っております。もちろん塗装前には、しっかりとスラリー層を洗い流すための高圧洗浄が必須となります。
上塗り材としましては、『アステックペイント スーパーシャネツサーモF』を使用致しました。
こちらの塗料ですが、耐用年数と致しましては、メーカー様出しで15年~20年となります。また、名前の通り、遮熱入りの塗料となります。
遮熱入りの塗料を施工する事で、素材自体の蓄熱を下げ、膨張などを未然に防ぐ意味合いがあります。
今回の塗装では、しっかりと屋根と外壁の耐用年数を整えることにより、次のメンテナンス時期を整える・保証書の年数を整える(10年)ようにいたしました。
塗装工事を終えて、お住まいの方々は大変丁寧な工事をしてもらったと、私たちもうれしくなるお言葉を頂きました。
私たちは、しっかりと事前の打ち合わせ、診断 それに基づいた提案書を作成することで、ベストな工事を行って参ります。
まず気軽に診断を申し込んで頂き、診断の結果、工事が必要と感じた際に見積り依頼・工事依頼を頂ければと思います。弊社の『外装劣化診断士』がしっかりとお付き合いさせて頂きます。
どの業者に頼めばいいか分からない、知り合いにいないなどお悩みの方は、ぜひ一度劣化診断をお申込み下さい。お待ちしております。
プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っておりますので、お気軽にお申し付けください
塗替えイメージサンプル
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