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尼崎市T様邸 外壁塗装工事
2018.3.27
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施工箇所
外壁塗装 ひび割れ補修 鉄部塗装 木部塗装 屋根漆喰 ベランダ防水 樋交換 アンテナ撤去
外壁塗装
アステックペイントジャパン EC5000-PCM /耐候年数15年以上(10年保証)
付帯部塗装
鉄部:アステックペイントジャパン シリコンフレックス /耐候年数10年
木部:大阪ガスケミカル キシラデコール
使用色
外壁:ライトクリーム
鉄部:ブラック
木部 ウォルナット
コーキング工事
サッシ廻り及び付帯部コーキング
工事期間
平成30年2月26日~3月15日
担当営業
小林正弘
ご依頼のきっかけ
塗り替えセミナー
屋根の漆喰を打ち替えました
高圧洗浄で剥がれかけの塗料や藻、コケなどの壁の汚れをきれいに落とします
サッシ廻り等の古いコーキングを撤去し、プライマーを塗布してから新しくコーキングを打ち替えます
下塗り用の白い塗料で外壁の下塗りをします
中塗りをします
上塗りをして完成です
鉄部には古い塗膜やサビを落とすケレンをしていきます
下塗りをします
上塗りをします
同じように雨戸も塗装します
木部には木材保護塗料のキシラデコールを塗りました
今回は、尼崎市にて補修塗装工事を行いました。
今回工事を行いました物件は、外壁がモルタル壁、屋根が和瓦のお住まいでした。
まず外壁ですがモルタル壁とは砂とセメントを1:3の割合で水と混ぜ、壁に形成する『湿式工法』と呼ばれる昔ながらの外壁です。
この素材は、素材が砂とセメントですので防水性能が低い為、塗装をすることで雨水の侵入を防ぐ必要がある壁材です。
壁材の防水性能が低下しますと、徐々に水分を吸水しクラック(ひび割れ)が発生してしまいます。これを放置しておきますと亀裂からさらに水分が入り込み、壁の内部を腐らせてしまうので塗り替えやコーキングの補修なども必要となります。
今回の物件は、2年前に引っ越されまして、内装の工事は全て終わっていたが一部雨漏れがすることから塗り替えセミナーにご参加されました。
外装劣化診断を行い、施主様から提案のご依頼を頂きましたので、御提案書を提出し、契約となりました。
まず、塗装の前に高圧洗浄を行いました。高圧洗浄では、目に見えないような小さな埃などを洗い流す意味があります。
テーブルにゴマを置き、その上にラップをかぶせても廻りが浮いていますよね?それと同じでしっかりと洗浄を行う事で塗膜の剥離を防ぎます。
そのあと、外壁に発生しているひび割れをコーキングにて補修を行いました。
ひび割れの幅が0.3mm以下のものは、『ヘアークラック』と呼ばれております。ひび割れの幅が0.3mm以上となりますと『構造クラック』と呼ばれます。構造クラックが外壁に発生しますと、コーキング補修だけでは不完全ですので、Vカットと呼ばれるひび割れの廻りを削り奥まで補修できるようにしてからコーキング・モルタル補修を行います。
また、モルタル壁のサッシ廻りは、コーキングを施工されていないお住まいがほとんどですが、サッシ廻りは揺れにより隙間が出来やすい箇所となりますので、今回の工事ではコーキングを新設致しました。
塗装の際、重要になってきますので、下塗り材です。下塗り材の選定・塗布缶数を間違えますと塗料の密着性の低下や膨れに繋がってしまいます。モルタル壁の場合ですと、『シーラー』と呼ばれる下塗り材で表面を固め『フィラー』と呼ばれる下塗り材で目に見えないような小さな気泡を埋めてから塗装を行います。
今回使用した上塗り材ですが、アステックペイントの『EC-5000PCM』という塗料を使用しました。この塗料は、伸縮率が従来の塗料と比べますと圧倒的に違います。防水塗料とも呼ばれ、施工する事で今後お住まいに発生するひび割れを表面化させずに雨水の侵入を防ぎます。モルタル壁のような、ひび割れが発生しやすい壁材はもちろんの事、コーキングの断裂等が目立つサイディングボードのお住まいでも今非常に人気の塗料となります。
せっかく塗装を行うのですから、雨水の侵入を止めたい!という方はぜひ一度見てください。
屋根に関しましては、和瓦を使用されておりました。和瓦は粘土で形成されている屋根材ですので、塗り替えは必要ありません。近年では、瓦塗装専用の塗料も出ておりますが、防水性ではなく美観性を高めたいかたが使用されます。
和瓦は雨仕舞があまりよくない為、ずれが発生しますと雨水の侵入が懸念されます。ですので、ずれや割れが発生しておりますと手直しが必要となります。
また瓦の耐久年数は高いですが、瓦の下にひかれております粘土が先に風化するため、40年以上たたれている物件ですと、診断の結果では屋根の葺き替え工事を進める場合があります。粘土の風化からの屋根材の欠落が発生し、雨水が侵入するケースがあるからです。
和瓦の場合、棟に施工されております『漆喰』が劣化します。漆喰が劣化しますと、ひび割れや欠落に繋がります。その箇所からの漏水が懸念されるため、しっかりと屋根に上り点検を行いましょう。点検の結果、ひび割れが発生していた為、漆喰の工事を行いました。
ベランダに関しましては、床面のひび割れが発生しており、ベランダの下はお部屋になっている為、ひび割れの補修及び、ウレタン防水を行いました。
ベランダ防水では、木造建築の場合、FRP防水を使用されているケースが近年では多くなっております。FRP防水の場合ですと、防水はFRPで行ってください。稀にFRPの上にウレタン防水を施工される業者様がおられますが、基本NGですのでお気御付けください。
付帯物に関しましては、軒天の一部で木部を使用されておりましたので、木部用のペンキ『キシラデコール』を使用しました。キシラデコールは、オイル系の塗料ですので木目をつぶさずまた、浸透する塗料ですので木部に膜を張らない為、木の呼吸を止めません。各材質に最適な塗料がありますので、しっかりと選定を行いましょう。
このように、お住まいは建て方によって施工内容が変わり、塗料も変わってきます。しっかりとした診断を行った上で、提案をしてもらいましょう。
私たちは、『外装劣化診断士』という有資格者による診断を行っています。ビデオカメラにて診断を行いますので施主様のテレビで見て頂けます。しっかりと施主様自身も傷みを把握して頂き、共に良い工事を行っていきましょう。
ぜひ塗装工事をご検討の皆様。我々に御相談下さい。
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