カテゴリ一覧
尼崎市Aマンション 塗装工事
2019.1.25
施工箇所
廊下壁ひび割れ・塗膜剥離補修 天井塗膜剥離補修 階段内壁ひび割れ・塗膜剥離補修
廊下階段壁・手摺内壁・軒天井 塗装
外壁塗装
上塗り:アステックペイントジャパン シリコンフレックスⅡ
下塗り:アステックペイントジャパン ホワイトフィラーA
アステックペイントジャパン エポパワーシーラー
使用色
9012 クールグレイ
コーキング工事
ひび割れ補修 外壁目地
工事期間
平成30年9月3日~29日
担当営業
小林正弘
ご依頼のきっかけ
OBのお客様
外壁目地の古いコーキングを撤去し、プライマーを塗布してから新しくコーキングを打ち替えます
クラック(ひび割れ)部分を埋めます
下地補修をします
「エポパワーシーラー」と「ホワイトフィラー」2種類の下地を使って外壁の下塗りをします。
シーラーは密着効果を高め、上塗り材が下地に吸い込まれてしまうのを防ぎます。
フィラーはモルタル外壁に微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴を埋めるために使用します。
中塗りをします。使用した塗料は「シリコンフレックスⅡ」です
上塗りをします。「色は9012クールグレイ」です
今回は、先日の大阪府北部地震の影響により兵庫県尼崎市にあるアパート共用部の補修及び塗装工事のご依頼がありました
こちらはRC(鉄筋コンクリート)造の構造となっております。
マンションの劣化具合の判定は、専門的な診断や判断が必要となることから、所有者の方のみで実施することは難しく、建物・設備診断等の専門家による判定を受ける必要があります。
外壁塗装をする重要な目的の一つが「建物の保護」です。
建物自体は、鉄筋や木材、セメント、コンクリートなどで構成されていますが、それ自身には水を防ぐ防水の機能はありません。
その表面に仕上げられている塗装の膜(塗膜)がその役目を果たしています。
鉄筋コンクリート住宅の場合、劣化が進行すると、コンクリートの剥落が発生します。コンクリートの剥落は、建物内部に入り込んだ水分が鉄筋を腐食した結果、鉄筋が膨張することで起こっています。
剥落が見られる場合、外壁の劣化はかなり進行している証。すぐに補修する必要があります。また天井のコンクリートが剥落している場合、下を歩いている居住者の頭上に落下する(滑落)可能性があるので特に注意が必要です。
オーナー様と現場調査をした際に、各所に欠けやひび割れが発生しておりました。
ひび割れは窓や玄関扉などのサッシの周りから発生しやすくなっており、今回の物件でも同様のひび割れが多く見られました。
今回、補修をする際に大きなひび割れや欠けが発生している個所はモルタルにて下地補修を行いました。
また、塗装工事の際に、微弾性フィラーという下塗り材を使いヘアークラックを埋め合わせて作業を進めていきました。
今回の塗装工事で使用した下塗り材は【ホワイトフィラーA】となっており、こちらは微弾性フィラーという下塗り材です。
フィラーとは穴や隙間を埋める材料のことです。塗装においては下地の凹凸をならし、下地を調整する塗料のことを言います。
シーラーとは上塗り塗料と塗装面の密着具合を良くしたり、塗装のムラを防いだりする塗料のことを言います。
そして、このシーラーとフィラーの機能を兼ね備えたものが微弾性フィラーです。
そもそも下塗り塗料とは、塗装工事で最初に壁や屋根などに塗る塗料のことで、仕上げに塗る塗料とは違い乳白色や透明な色をしています。
塗装工事では、まず外壁のひび割れの補修や高圧洗浄をした後に、下塗り塗料を塗っていきます。その後にようやく上塗り(仕上げ)をしていくのですが、この時に下塗りを行なっていないと、どんなに高性能の塗料で仕上げても早い段階で剥がれてしまうなどの不具合が発生してしまいます。
下塗り塗料は、傷んだ外壁への「塗料の吸い込み」を止める役割も果たします。
新築から10年以上が経った外壁には大小様々なひび割れや欠損があるのですが、荒れてしまった表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうので、上塗り塗料の機能を十分に発揮させ長持ちさせるために必要な「厚さ」をつけることが出来なくなってしまいます。その結果塗装面に色や艶のムラが発生してしまい、見栄えが悪くなるばかりか、塗装が薄くなっている箇所に不具合が発生してしまうこともあります。
下塗り塗料を使うことで、傷んだ外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐことができるため、上塗り塗料が外壁に吸い込まれることなく、色ムラ・艶ムラのない仕上がりにすることが可能です。
ただ、下塗り塗料の使用量が十分でないと、下塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。そのため外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗るなどの対策を行います。
外壁塗装は単なるペンキ塗装とは異なり、綿密な下地処理が欠かせません。特にリフォームでは、下地が劣化したまま外壁塗装をしてしまうと、上に塗った塗料が綺麗に仕上がらないだけでなく、塗料がスペック通りの機能を発揮してくれない場合もあります。
この重要な下地処理を担うのが微弾性フィラーです。
微弾性フィラーには、「弾性」という名称が示すように、ゴムのように柔らかい材料が使われています。モルタル系外壁には、材質的にひび割れがつきまといます。特に小さなひび割れがあった場合、威力を発揮するのが微弾性フィラーです。
ひび割れ部分に適切な下地処理を行ってから微弾性フィラーを塗布すると、ゴムのような塗膜がひび割れを埋めてくれます。さらに柔らかい塗膜はひび割れに追従し、ひび割れが拡大するのを防ぎます。ただし、大きなひび割れの場合はモルタルやシーリング材を充填して埋める作業が必要になります。
良い塗装工事の基準としてもっとも重要な事の一つに『下地処理がしっかりしているか』という事があげられます。下地処理とは上塗りとなる塗料が壁面に付着するよう、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を施して平滑に整えることです。
この下地処理がしっかりできていないと品質の高い塗料を使ってもすぐに剥がれてしまったり、本来の塗料の性能が発揮されず早期に劣化がおこる場合があります。下地処理が塗装の仕上がりに寄与する割合は50%~60%といわれています。つまり、塗装工事の質の良さは下地処理の質に大きく左右されるのです。
下地処理は建材や劣化の状況によって様々あります。大切なのは劣化がまだ初期のうちに適切な下地処理をおこなって再度、塗装をおこなう事です。
下地処理が大事だ!といくら私たちが理解しても施工業者が下地処理をしっかりやってくれなければ意味がありません。だから下地処理の重要性を理解するのと同じくらい、業者を選定する判断基準を知る事も大切なのです。
株式会社DOOR 総合リフォーム工事
プロタイムズ阪神中央店 塗装・防水専門店
設計事務所・ショールーム
〒662-0921 兵庫県西宮市松原町4-22
TEL 0120-99-8256 FAX 0797-20-2174
工事用事務所・倉庫
〒662-0921 兵庫県西宮市用海町1-4-2
TEL 0798-20-2172 FAX 0798-20-2174
E-mail : info@doorinc.jp
Facebook:https://www.facebook.com/door.inc.0514/
・雨漏りでお悩みの方はこちら