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施工箇所
屋根カバー工法 外壁塗装 ベランダ防水
外壁塗装
上塗り:アステックペイント 超低汚染プラチナリファイン2000MF / 耐用年数20年以上(10年以上)
下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー(1回目)
下塗り:アステックペイント ホワイトフィラーA(2回目)
屋根カバー
アイジールーフ スーパーガルテクトフッ素
付帯部塗装
軒天 破風 帯 樋 庇 水切り金物 外塀
使用色
外壁:9019 フォギーオレンジ
コーキング工事
サッシ廻り 樋・手摺足元 庇 換気フード 破風
ご依頼のきっかけ
HPからのお問い合わせ
高圧洗浄で剥がれかけの塗料や表面に付着している汚れ、カビ、藻、苔などをきれいに洗い流します。
塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根や外壁に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。
コーキングで外壁のひび割れ補修をします
破風ジョイント部の隙間をコーキングで埋めます
コーキング材をしっかり密着させるために接着剤の役割を果たしてくれる「プライマー」と呼ばれる下塗り材を塗布し、コーキング材を充填します
ヘラで成形して完了です
玄関扉廻りの既存のコーキング材を撤去し、プライマー(下塗り材)を塗布します
コーキング材を充填後、ヘラで成形して完了です
既存の棟を取外し、防水シートを敷設します
防水シートの上から屋根材をかぶせていきます
新しく棟を取り付けてカバー工法完了です
「サーモテックシーラー」と「ホワイトフィラーA」で下塗りをします
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます
フィラーは外壁の微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴を埋めるために使用します
「超低汚染プラチナリファイン2000MF」で中塗りをします
この塗料は、防カビ・防藻・遮熱・低汚染・ラジカル(塗膜を劣化させる成分)制御・割れにくいといった多機能塗料で、取り扱いが「プロタイムズ」加盟店のみのハイグレード版塗料となっております。
耐候性も高く長期間に渡り、美しい外観を保つことができます
上塗りをします。色は「9019 フォギーオレンジ」です
モルタルペーストを塗布します
プライマーを塗布後、防水材を塗布して完了です
使用塗料
塗装について調べているときや、実際に見積もりをもらったときなどに目にすることがある「下塗り塗料」というワード。
下塗りとはどんなものかご存じでしょうか?
下塗りは塗装工事において絶対に必要な工程です。
もし下塗り塗料を使わなければ不具合が発生するリスクが増大し、結果として塗装工事が失敗に終わってしまう可能性があります。
では、なぜ塗装工事で下塗り塗料を必ず使わなければならないのでしょうか。
そもそも下塗り塗料とは、塗装工事で最初に壁や屋根などに塗る塗料のことで、仕上げに塗る塗料とは違い乳白色や透明な色をしています。
塗装工事では、まず外壁のひび割れの補修や高圧洗浄をした後に、下塗り塗料を塗っていきます。
その後にようやく上塗り(仕上げ)をしていくのですが、この時に下塗りを行なっていないと、どんなに高性能の塗料で仕上げても早い段階で剥がれてしまうなどの不具合が発生してしまいます。
実は、上塗り塗料には接着力がほとんどなく、そのまま外壁に塗ってもすぐに剥がれてしまいます。
そこで重要になるのが下塗り塗料です。
外壁と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役割を果たすことで、上塗り塗料の密着性が高まり、早期で剥がれてしまうといった事態を防ぎます
下塗り塗料は、傷んだ外壁への「塗料の吸い込み」を止める役割も果たします。
10年以上経った外壁には大小様々なひび割れや欠損があるのですが、荒れてしまった表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまいます。
そうなると上塗り塗料の機能を十分に発揮させ長持ちさせるために必要な「厚さ」をつけることが出来なくなってしまいます。
その結果塗装面に色や艶のムラが発生してしまい、見栄えが悪くなるばかりか、塗装が薄くなっている箇所に不具合が発生してしまうこともあります。
下塗りの量が不十分だと、下塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。
そのため外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗ることもあります。
実は下塗り塗料には「シーラー」や「フィラー」、「プライマー」など種類が存在しており、用途によって最適なものを使い分ける必要があります。
「シーラー」はさらさらとした液状の下塗り塗料で、密着効果を高めるだけでなく傷んだ下地に塗料が吸い込まれるのを止める役割を果たします。
下地の傷みが激しい場合はシーラーを2回塗るなどの対策を取ることで、上塗り材を確実に密着させることができます。
「フィラー」はとろみがあり、シーラーやプライマーよりも厚く塗れる下塗り塗料です。
基本的には凹凸模様の外壁に用いられることが多く、凹凸の激しい下地を平滑にならしたり、外壁に発生したひび割れが浮き出てこないように覆ったりする役割を果たします。
粘り気のある材質であるため、外壁の表面に模様や柄をつけるために厚く塗られることもあります。
「プライマー」はシーラーと同じく、上塗り材との密着効果を上げるための下塗り塗料です。
錆止め効果を持つもの(錆止めプライマー)もあり、金属下地にはプライマーを使用するというのが一般的です。
下塗り塗料には前回の塗装工事で使用した塗料との相性によっては使えない場合もあります。
特に硬い材質の「無機塗料」や「フッ素塗料」には通常の水性の下塗り塗料は付着しないケースが多くあります。
他にも、以前に伸縮性の高い塗料で塗装を行なっていた場合は、下塗り塗料にも伸縮性があるものを使わなければ、塗膜がひび割れてしまうなどの不具合が起きてしまいます。
しっかりと接着効果を発揮させるためには、前回使用した塗料に応じて下塗り材を選定する必要があります。
前回の塗装工事で使用した塗料をご存知の場合は営業担当者に共有しておきましょう。
下塗り塗料の選定は、基本的には塗装業者がお住まいの状態に合わせて行なってくれます。
ですが、良い塗装を行う為には業者の言うことだけを鵜呑みにせず、ご自身でも最低限の知識を持っておくことが大切です。