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施工箇所
屋根カバー工法(Cガード) 外壁塗装 ベランダ防水
外壁塗装
上塗り:アステックペイントジャパン シリコンREVO1000 / 耐用年数13~16年(7年保証)
下塗り:アステックペイントジャパン エポパワーシーラー
下塗り:アステックペイントジャパン ホワイトフィラーA
屋根塗装
昭光通商株式会社 C/Guard シーガード
付帯部塗装
アステックペイントジャパン マックスシールド1500Si-JY / 耐用年数15年
使用色
外壁:9009 レモン
外壁:8076 リーガルブラウン
屋根:ブラウン(Cガード)
コーキング工事
サッシ廻り 樋足元 笠木天場
工事期間
2020年1月7日~2020年1月30日
ご依頼のきっかけ
自社セミナー
塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜などを落としていきます。
塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根や外壁に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。
外壁の下地補修です
新しくコーキングを新設します
棟板金の釘浮きの補修です
板金は金属の為、夏には膨張し冬は収縮する性質を持っており、これを繰り返すことで釘が押し出され抜けてしまいます。釘が浮いたまま放置すると隙間から水が侵入し、下地の木を痛めてしまい雨漏りする可能性があります
釘をコーキングで固定します
新しい塗料が剥がれたり膨れたりするのを防ぐ為に、鉄部の古い塗膜や錆を落とすケレン作業後、錆止めを塗布します
「マックスシールド1500Si-JY」で中塗り、上塗りをして完了です
屋根のひび割れ補修です
専用の接着剤を使用し、スレートに直接貼り付けていきます
しっかりと差し込み、完了です
「エポパワーシーラー」と「ホワイトフィラーA」で下塗りをします
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます
フィラーは外壁の微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴を埋めるために使用します
「シリコンREVO1000」で中塗りをします
この塗料は「耐候性」「遮熱性」「低汚染性」をバランス良く兼ね備えた塗料です。
シリコン成分が一般の塗料の3倍含まれており、「ラジカル(塗膜を劣化させる成分)」の働きを抑制する高耐候型白色顔料を使用しているため、塗膜の劣化を抑制し高い耐候性を持っています。
上塗りをします。色は「9009 レモン」と「8076 リーガルブラウン」です
「マックスシールド1500Si-JY」で付帯部の塗装をしました
ベランダの防水です
使用塗料
なぜ塗装工事で下塗り塗料を必ず使わなければならないのでしょうか
塗装工事をご検討されている方の中には、「下塗り塗料って、塗装工事で本当に必要なの?」という疑問をお持ちの方もいるかと思います。
塗装工事において下塗り塗料は絶対に必要です。
もし下塗り塗料を使わなければ不具合が発生するリスクが増大し、結果として塗装工事が失敗に終わってしまう可能性があります。
そもそも下塗り塗料とは、塗装工事で最初に壁や屋根などに塗る塗料のことで、仕上げに塗る塗料とは違い乳白色や透明な色をしています。
塗装工事では、まず外壁のひび割れの補修や高圧洗浄をした後に、下塗り塗料を塗っていきます。その後にようやく上塗り(仕上げ)をしていくのですが、この時に下塗りを行なっていないと、どんなに高性能の塗料で仕上げても早い段階で剥がれてしまうなどの不具合が発生してしまいます。
ではなぜ、下塗り塗料を塗らないと不具合が発生してしまうのでしょうか。
その理由とは、下塗り塗料が外壁塗装を成功させるために必要な様々な役割を果たしてくれるからです。
実は、上塗り塗料には接着力がほとんどなく、そのまま外壁に塗ってもすぐに剥がれてしまいます。
そこで重要になるのが下塗り塗料です。外壁と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役割を果たすことで、上塗り塗料の密着性が高まり、早期で剥がれてしまうといった事態を防ぎます
数年前に塗装工事を行なった外壁で接着効果を発揮させるためには、前回使用した塗料に応じて下塗り材を選定する必要があります。
例えば以前に伸縮性の高い塗料で塗装を行なっていた場合は、下塗り塗料にも伸縮性があるものを使わなければ、塗膜がひび割れてしまうなどの不具合が起きてしまいます。
外壁と上塗り塗料をしっかり密着させるために、前回の塗装工事で使用した塗料をご存知の場合は担当者に共有しておきましょう。
下塗り塗料は、傷んだ外壁への「塗料の吸い込み」を止める役割も果たします。
新築から10年以上が経った外壁には大小様々なひび割れや欠損があるのですが、荒れてしまった表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうので、上塗り塗料の機能を十分に発揮させ長持ちさせるために必要な「厚さ」をつけることが出来なくなってしまいます。
その結果塗装面に色や艶のムラが発生してしまい、見栄えが悪くなるばかりか、塗装が薄くなっている箇所に不具合が発生してしまうこともあります。
下塗り塗料を使うことで、傷んだ外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐことができるため、上塗り塗料が外壁に吸い込まれることなく、色ムラ・艶ムラのない仕上がりにすることが可能です。
ただ、下塗り塗料の使用量が十分でないと、下塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。そのため外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要です
上塗り塗料と同じように、下塗り塗料にも様々な機能を持つものが存在します。
代表的なものは「下地表面を固める機能」「防カビ機能」や「防サビ機能」、太陽熱を効果的に反射する「遮熱機能」などです。住まいの下地や周辺環境にあった下塗り塗料を組み合わせることで、塗装の効果を底上げさせることが可能になります。
下塗り塗料は現在の外壁色を覆い隠す「隠ぺい性」を持っているものもあります。
例えば濃い色から淡い色に塗り替える場合、もとの外壁(下地)の色が透けてしまい、思った通りの色にならない場合もあります。そんな場合には、白色の下塗り塗料をたっぷり塗って下地の色を少しでも隠すことで、より綺麗な仕上がりにすることができます。
下塗り塗料の選定は、基本的には塗装業者があなたの住まいの状態に合わせて行なってくれます。
とはいえ、「本当に信頼できる業者なのか」を判断するためには消費者自身が下塗り塗料についての情報を最低限知っておくのも大切です。