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ビフォーアフター
工事詳細
ハウスメーカー | |
施工箇所 | 外壁塗装 屋根塗装 防水工事 |
外壁塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン1000Si-IR / 耐用年数15~18年(10年保証) 下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー |
屋根塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン500Si-IR / 耐用年数13~16年(10年保証) 下塗り:アステックペイント サーモテックシーラー |
付帯部塗装 | アステックペイント マックスシールド1500Si-JY / 耐用年数13~16年 |
使用色 | 外壁:8108 マウンテンブルー(3分艶) 屋根:8079 チャコール 付帯:8075 パイオニア(3分艶) |
コーキング工事 | サッシ廻り 外壁目地 破風板 樋 笠木 換気フード |
工事期間 | 2022年3月22日~2022年4月12日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 定期メンテナンス |
施工写真
塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜などを落としていきます。
塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根や外壁に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。
古いコーキング材を撤去後、コーキング材をしっかり密着させるために接着剤の役割を果たしてくれる「プライマー」と呼ばれる下塗り材を塗布します
コーキング材を充填して完了です
サッシ廻りも同様に古いコーキングを撤去し、プライマー(下塗り材)を塗布後、コーキング材を充填して完了です
サーモテックシーラーで下塗り後、超低汚染リファイン500Si-IRで中塗りをします
この塗料は、汚れの付着を防ぎ美観を長期間保持する「超低汚染性」紫外線に強い耐性を発揮する「高耐候性」の他、「遮熱性」を有しています。
熱の吸収の原因となる汚れの付着を防ぐため、遮熱性を長期間保持します。
また、付着した汚れを雨水が洗い流す為、汚れが定着しにくく美観の長期間保持に貢献します。
上塗りをして完了です。使用した色はチャコールです
エポパワーシーラーで下塗りをします。
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます
超低汚染リファイン1000Si-IRで中塗りをします
この塗料は汚れにくく、汚れが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」を持ち、長期間美しい外観を保つことが期待できます。 シリコン塗料は数ある塗料のグレードや価格帯の中でちょうど中間の立ち位置に属し、総合的にバランスの良い塗料と言えます。
上塗りをします。使用した色はマウンテンブルーです。
今回は3分艶のものを使用したので、艶感を抑えた上品な仕上がりです。
完了です
付帯部の塗装です
ベランダ防水です
使用塗料
最後に
サイディング外壁のお家には必ず存在するコーキングですが、その役割をご存じでしょうか?
コーキングは外壁と外壁の間に充填されているゴムのようなもので「シーリング」とも呼ばれ、弾力性を持たせる成分である「可塑剤(かそざい)」が含まれておりクッションのような役割を持っています。
お家への水の浸入を防ぐ、地震などによる揺れの負担を緩和するなど、実は非常に重要な役割を持っています。
コーキングは外壁同士の隙間だけでなく、窓、玄関まわり、サッシまわりやベランダなどにも使用されています。
また、お風呂のタイルや洗面台と壁面の隙間などの内装にも使われています。
このように、コーキングは家のいたるところに使用されている材料なのです。
コーキングに含まれている可塑剤の寿命は、使用する種類にもよりますがだいたい5~10年程ですので、それに伴い次第に弾力性が失われて劣化していきます。
では外壁のコーキングの寿命が切れることで、どんな劣化が起こるのでしょうか。
・肉やせ
コーキングに弾力性を持たせる可塑剤が表面に溶け出し、コーキングの厚みが減少します。新築時に施工した際、コーキングのボリューム不足が原因として考えられます。放置すると、コーキングのひび割れや破断に繋がります。
・チョーキング
紫外線などの影響を受けてコーキングがダメージを受け、コーキングを構成する成分の一つである顔料が表面に浮き出てくる現象です。コーキングや外壁に触れた際に、粉のようなものが手に付着した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・ひび割れ
コーキングが紫外線などの影響を受け劣化し、弾力性が失われ、家の揺れに追従できずにひび割れが発生します。放置すると雨天時に家に水が浸入する危険性があることに加え、ひび割れがさらに大きくなり、雨漏りの要因になります。
・破断
劣化が進むとひび割れが更に広がり、穴が開いてしまいます。かなりの量の水が浸入する可能性がありますので、早めにメンテナンスを行ったほうがいい状態です。
上記のような劣化症状がないか、一度コーキングの状態を確認してみましょう。
コーキングというのはあまり注目することの少ない部分かもしれませんが、劣化を放置することで雨漏りになる危険性もあるため定期的な補修が必要です。
家を建ててから、また前回の補修から10年以上経過しているという方は、そろそろコーキング補修のタイミングと捉えてください。
外壁塗装を行う際の足場を利用してコーキングの補修も済ませてしまうのがお得です。