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尼崎市T様邸の屋根漆喰・板金補修・外壁塗装を行いました。屋根は『いぶし瓦』外壁は『モルタル壁』です。外壁塗料はアステックペイント『超低汚染リファイン1000Si-IR』を使用いたしました。
ビフォーアフター
工事詳細
ハウスメーカー | セルコホーム |
施工箇所 | 外壁塗装 屋根漆喰補修 屋根谷板金補修 |
外壁塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン1000Si-IR 下塗り:アステックペイント ホワイトフィラーAⅡ |
屋根塗装 | 屋根漆喰補修 屋根谷板金補修 |
付帯部塗装 | |
使用色 | 外壁:9015 オールドローズ 屋根:8077 ヤララブラウン |
コーキング工事 | サッシ廻り・樋・手摺足元・換気フード廻り |
工事期間 | 2022年3月2日~2022年3月30日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 定期メンテナンス |
施工写真
高圧洗浄
まずは、塗装前に高圧洗浄機を使用して、汚れや傷んだ旧塗膜、苔・カビなどを洗い流します。
仮に高圧洗浄をせずに塗装してしまうと外壁や屋根に不要なもの(汚れ、旧塗膜、苔、カビなど)が付着したままとなり、下地と塗料との密着性が弱くなってしまいます。また塗りムラが出来てしまうなど、せっかくの塗装がキレイに仕上がらない可能性が大きくなります。
屋根谷板金補修・漆喰補修
屋根の谷板金部を補修する為にまず周りの瓦を取り外していきます。その後新しい防水シートを設置し谷板金を設置いたします。
その後、大棟部や隅棟、鬼瓦部の劣化した漆喰を補修致しました。
粘土系の瓦は和瓦といわれ、いぶし瓦・無釉瓦・陶器瓦等があります。昔ながらの日本家屋や日本建築のお城や寺社等によく使われています。
特徴としては、他の屋根材よりも重く、スレート瓦は平均約24kg/㎡に対して、和瓦は平均約45kg/㎡もあります。そのため、台風などの強風には強いです。
粘土を瓦の形にかたどった後、高温で焼き上げて製造され、陶器の食器のように耐久性の高いものができあがります。衝撃を受けるとひび割れ等が発生してしまいますが、基本的には瓦のメンテナンスは不要です。
ただし、漆喰等の瓦以外の周辺部分のメンテナンスは必要ですので定期的にチェックしましょう。
外壁塗装
まずはアステックペイント『ホワイトフィラーAⅡ』を使用し下塗りを行います。
フィラーとは、下塗りの中でも素材表面のデコボコを平らにしてくれる、下地調整材の役割を持っています。
凹凸を無くして表面を滑らかにしたり、小さなひび割れも埋めたりできるので、中・上塗りの仕上がりをより良いものにしてくれます。
特に凹凸が出やすいモルタルの外壁や、傷みで表面が荒れている素材に対しては有効な効果を持っているのです。
その後、アステックペイント『超低汚染リファイン1000Si-IR』を使用し中塗り、上塗りを行います。
この塗料は耐久年数が非常に長く、機能性も「遮熱性」「超低汚染性※セルフクリーニング機能」など非常に高いスペックとなっております。
雨樋補修
軒樋、縦樋の補修を行います。
雨樋のメンテナンスには必ず「塗装」か「交換」が必要となっており、お家の症状や目的、予算等によってどちらにするのか選択する必要があります。
せっかく綺麗なお家でも雨樋がボロボロだと塗装をした意味がありません。
しかし、雨樋は雨水を1箇所に集めて排水を行うため、埃や葉っぱが溜まりやすく、これらの腐食の影響で塗装部分は8年~10年程度で剥げてしまいます。
外壁塗装を行う際にメンテナンスを行う事をお勧め致します。
使用塗料
今回の工事で使用した塗料の搬入写真と空缶写真です。
お家は、塗装を行う平米数で使用する塗布缶数が変わっていきます。
自分のお家の塗装平米数をしっかり把握し何缶使用するのか把握しましょう。
最後に
☆セメント瓦について☆
セメント系の瓦には、セメント瓦やモニエル瓦があります。前項の和瓦と違い、粘土を焼き上げているわけではなく、セメント、砂、水を混ぜ合わせ、モルタルのようにセメントの化学反応で硬化させたものとなります。ですので、瓦表面にはモルタル同様意匠性(色、艶)がなく、更に防水性もなく雨水を吸い込んでしまう為、塗装が必要となります。
また、モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント瓦で、通常の瓦とは違い表面に「スラリー層」という着色したセメントの液(ペースト)が薄く吹き付けられ、更に吸水防止のためにクリヤー塗料が塗られています。そのため、この上に塗装をするともろいスラリー層から塗膜の剥がれ等が起きるトラブルが多く、現在では製造されていません。塗装の際は表面のこの劣化したスラリー層をしっかりと取り除いてから施工する必要があるのです。
モニエル瓦かセメント瓦かを見分ける際は、小口を確認します。小口部分がスラリー層が付着し凸凹している場合は、モニエル瓦です。
セメント系の瓦で塗装をおこなわなかった場合、塗膜の劣化で美観が損なわれ、更に劣化が進行し、ひびわれや破損をした状態で放置する事になります。
ひび割れから雨水が浸入し雨漏りにつながり、瓦の破片が落下する被害も少なくありません。
また、塗装をせずに放置した場合、表面の素地がむき出しの状態になるので雨水を吸収し、乾湿の繰り返しや凍結により、少しの衝撃でも割れやすくなってしまいます。
一度もろくなってしまった瓦は素材自体を塗装で強化することはできないので、ひどくなる前に一度専門業者に見てもらうことをおすすめ致します。
プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
塗替えイメージサンプル
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