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尼崎市W様邸の屋根カバー工法・外壁塗装を行いました。屋根材はスレート瓦・外壁は窯業系サイディングです。屋根は『スーパーガルテクト』を使用。外壁塗料はアステックペイント『シリコンREVO』を使用しました。
ビフォーアフター
工事詳細
ハウスメーカー | |
施工箇所 | 屋根カバー工事・外壁塗装・付帯部塗装 |
外壁塗装 | 上塗り:アステックペイント シリコンREVO1000 下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー :アステックペイント ホワイトフィラーAⅡ |
屋根塗装 | アイジールーフ『スーパーガルテクト』 |
付帯部塗装 | 軒天塗装・破風塗装・縦樋・横樋塗装・水切り金物 塗装 |
使用色 | 外壁:8074アイアンバーグ :8083ベイジュ 屋根:Sシェイドチャコール |
コーキング工事 | サッシ廻り・壁の目地・破風ジョイント部・樋足元、換気フード廻り |
工事期間 | 2021年11月1日~2021年11月27日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 定期メンテナンス |
工事写真
高圧洗浄
外壁塗装工事では、塗装前(塗料を塗る前)に、高圧洗浄機を使用して、高圧の水で外壁に付着した汚れや傷んだ旧塗膜などを洗い流します。
▼外壁塗装の高圧洗浄で洗い流すもの
・汚れ(砂、ホコリ、雨筋汚れ など)
・傷んだ旧塗膜 (はがれた塗膜、チョーキング など)
・コケ・藻・カビ
[外壁塗装の流れ]
▼足場設置前の現場確認
▼足場の設置(+養生)
▼高圧洗浄 ←ココ
▼下地処理(補修)
▼養生
▼外壁塗装・下塗り
▼外壁塗装・中塗り
▼外壁塗装・上塗り
▼完了検査
▼足場の解体
▼完成
※外壁材の状態(劣化の進行具合など)によっては、「▼高圧洗浄」「▼下地処理(補修)」の順番が逆になることもあります。
コーキング工事
外壁のひび割れ補修や、破風のジョイント部、雨樋の足元、サッシ廻り、換気フード廻りなどのコーキング打替え工事を行います。
窯業系サイディングでは、このコーキング工事が重要工程となります。
コーキング工事や下地補修をどれだけ綺麗に仕上げるかでその後の塗装工事の仕上がりが大きく変わってくるからです。
サイディング外壁のコーキング工事は、打ち増しではなく、打替えを推奨いたします。
※物理的に難しい箇所などは打ち増しになる場合もございます。
屋根カバー工法
屋根のカバー工法をおこなっていきます。
既存のスレート瓦の上から新しい防水シートを付けていきます。
その後スーパーガルテクトの部材を敷き詰めていき、棟板金などを取り付けていきます。
スレート瓦はアスベストの規制がかかった頃から、一部脆弱なノンアスベストのスレート瓦が出回ってしまいました。
全てのメーカーがこの脆弱なスレート瓦があると発表しているわけではないので、プロの方がみても分かりずらいというのが現状です。
まずは、ご自宅の図面などを確認してみましょう。
2001年頃から2004年頃に出回っているスレート瓦の場合は脆弱なノンアスベストのスレート瓦の可能性が高いとみられています。
外壁塗装
まず、サイディング外壁には「エポパワーシーラー」で下塗りをします。
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます。
モルタル外壁は、エポパワーシーラーとホワイトフィラーAⅡの下塗り2回塗りを行います。
フィラーは外壁の微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴
を埋めるために使用します。
モルタル部は初めての塗装時は吸い込みが激しいため、下塗りを二回塗りにして出来栄えを美しくします。
その後、「シリコンREVO1000」で中塗り、上塗りを行います。
この塗料は「耐候性」「遮熱性」「低汚染性」をバランス良く兼ね備えた塗料です。
シリコン成分が一般の塗料の3倍含まれており、「ラジカル(塗膜を劣化させる成分)」の働きを抑制する高耐候型
白色顔料を使用しているため、塗膜の劣化を抑制し高い耐候性を持っています。
付帯部塗装
軒天井や、破風板、雨樋などの付帯部塗装を行います。
付帯部も外壁同様劣化が進むと家に不具合を起こしてきます。
雨漏れの原因にもなりかねませんので、足場があるタイミングに一緒にメンテナンスを行いましょう。
使用塗料
今回使用した塗料の搬入写真と空缶写真です。
家の平米数によって使用する塗布缶数は変わってきます。
基準塗布量とは塗料メーカーが商品ごとに設定しているもので、1㎡あたりに塗らなければならない塗料の量を示しています。
基準塗布量を守って施工しなかった場合、防水性や遮熱性など、その塗料製品が持つ機能を正しく発揮することができないなどの施工不良の原因となります。
そして、基準塗布量(kg/㎡)✖️塗装面積(㎡)=工事に必要な塗料の缶数、つまり材料費となるため、塗装面積を正確に出すことが明瞭な塗装工事価格を出す上で重要になります。
同じ坪数でも建物の形状によって塗装面積は異なるため、塗装面積が「平米」ではなく「坪」で出されていると正確な積算ができません。
ですから、塗装面積は「坪」ではなく「平米」で算出されているほうが根拠が明確な見積書といえるでしょう。
もし、塗布缶数が分からないという方がいれば、担当の方に確認し、塗布缶数が足りているか確認しましょう。
最後に
外壁塗装でお悩みの方必見!!
家の塗り替えを考えて業者から見積りを取ってみたけれど「この価格が適正かわからない」「外壁を塗り替えるだけなのに150万円もかかるの?」「見積りに書かれていることがわからない」と思われていませんか?
実は外壁塗装の金額は家の大きさや外壁の劣化状況、さらには塗料のグレードによって大きく開きがでるため一概に「この金額が適正です!」とは言えません。
でも安心してください。見積りに書かれている内容をチェックしていくことで「我が家にとって適正な金額なのか」さらには「この業者は優良業者なのか」まで判断することができます。
塗料の商品名が明記されている
見積りに書かれている塗料メーカー名と商品名がちゃんと明記されているかチェックしましょう。「シリコン塗料」「フッ素塗料」としか記載されていない場合は注意が必要です。車で言えば「普通車」とだけ書かれているようなもので、メーカーやグレードによっても値段や性能が違いますよね。塗料もそれと同じくメーカーやグレードによって値段や性能に幅があるので、記載がない場合には業者に確認をとりましょう。
使用される塗料の缶数が明記されている
塗料の缶数が表記されていると今回の工事で“どのくらい塗料を使用するか”ということがわかります。
1㎡あたりに使用する塗料の量(缶数)は各メーカーによって決められており、業者はこの数値と壁の面積を計算することによって必要な缶数を求めます。
しかし、塗料代を安くすませるため、規定の量よりも少なく見積もって、結果施工後にトラブルが発生してしまうということが多くあります。
塗装面積が「㎡」で表記されている
各塗料メーカーの仕様書では、塗る面積は「㎡」で書かれています。なので「坪」表記では正確な計算ができないため注意が必要です。
また、いくつかの見積りを見比べると、各社塗装面積(㎡)が違うと思います。
塗装面積をどうやって測ったのか、正確な値なのかの確認も大切です。
どうやって正確な塗装面積を測るのかは「4章-見積書の作成過程で優良業者か判断できる」でご紹介いたします。
工事名称や数量に全て“一式”と表記されている
全て一式と書かれていると工事内容が含まれている印象がありますが、業者が何を“一式”と考えているかわからないため、工事終了後に「ここも塗ってくれないの?」とトラブルが起こる可能性があります。一式にどこまで含まれているか確認しましょう。
上記以外にも気を付けたい事はたくさんあります。
決して安くない買い物なので、不安や疑問に納得のいく回答をしてくれる塗装専門店を選びましょう。
プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
塗替えイメージサンプル
・外壁塗装に関することは、外壁塗装&リフォーム専門店のDOORにお任せ下さい
外壁塗装・屋根塗装、雨漏り、防水・シーリング工事、リフォーム、ハウスクリーニングなど、住まいに関するご相談ならどんなことでもご相談下さい。
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