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芦屋市K様邸の屋根・外壁塗装工事を行いました。屋根材はスレート瓦(別名:カラーベスト・コロニアル)、外壁はモルタル壁です。塗料は遮熱性や耐候性、汚れにくなど多機能な無機塗料を使用しております。
ビフォーアフター
工事詳細
ハウスメーカー | |
施工箇所 | 外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水 |
外壁塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン1000MF-IR 下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー |
屋根塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン500MF-IR 下塗り:アステックペイント サーモテックシーラー |
付帯部塗装 | 軒天塗装・破風塗装・縦樋・横樋塗装・庇・換気フード塗装・水切り金物 塗装 |
使用色 | 外壁:8091 ブロークンホワイト 屋根:8104 ボタニック |
コーキング工事 | 破風ジョイント部・庇廻り、換気フード廻り・玄関上 破風天端 |
工事期間 | 2021年9月27日~2021年10月12日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 雨漏れ |
工事詳細
高圧洗浄
外壁塗装工事では、塗装前(塗料を塗る前)に、高圧洗浄機を使用して、高圧の水で外壁に付着した汚れや傷んだ旧塗膜などを洗い流します。
▼外壁塗装の高圧洗浄で洗い流すもの
・汚れ(砂、ホコリ、雨筋汚れ など)
・傷んだ旧塗膜 (はがれた塗膜、チョーキング など)
・コケ・藻・カビ ほか
塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根や外壁に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでく、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。
コーキング工事
サッシ廻りや、棟板金のジョイント部、換気フード廻りなどをコーキングで埋めていきます。
やはりモルタル壁は開口部からのひび割れが多く見受けられます。
雨漏れ防止対策にもなるのでコーキング工事をしっかり行っていきます。
屋根塗装
「サーモテックシーラー」で下塗りをします。その後タスペーサーを設置します。
スレート屋根に塗装した場合、屋根と屋根の重なり部分の隙間を塗料が覆ってしまい、上の素材と下の素材がくっついてしまいます。そうなった場合、雨が降った時に水の逃げ場がなくなってしまい、下地の腐食や雨漏りの原因となります。
これを回避するために下塗り後、屋根と屋根の間に隙間を作るためにタスペーサーを入れることで屋根材を持ち上げた状態で固定し縁切りした状態を維持します。
その後「超低汚染リファイン500MF-IR」で中塗り、上塗りを行います。
中塗りこの塗料は、汚れの付着を防ぎ屋根・外壁の美観を長期間保持する「超低汚染性」、赤外線への耐性が高いフッ素樹脂に無機成分を配合したことによる「超耐候性」、特殊遮熱無機顔料による「遮熱性」、熱の吸収要因となる
汚れが付着しにくいことによる「遮熱保持性」を有しており、屋根の美観を損なう要因に対して強い耐性を発揮する機能を備えています。
外壁塗装
「エポパワーシーラー」で下塗りをします。
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます。
「超低汚染リファイン1000MF-IR」で中塗り、上塗りをします。
この塗料は汚れが付きにくく、防カビ性・防藻性、弾力性、遮熱性がある多機能塗料となっており、美観性を長く
保ちたい方にお勧めしております。
付帯部塗装
破風板や、雨樋、庇、換気フード、水切り金物などの付帯部塗装を行います。
付帯部も各所専用の下塗り材を塗布し中塗り、上塗りを行っていきます。
また、ひび割れや塗膜の膨れ・はがれなどの劣化が進行をすると、幕板が原因での雨漏り(住まい内部への雨水の浸入を許してしまう)の発生リスクが高まります。そのため、劣化が生じている場合には、外壁と同タイミングで塗装をして補修するのが一般的です。美観の面で考えても、外壁を塗装して外壁を横断する幕板を塗装しなければ、俯瞰して見た時に幕板の傷みや汚れが際立って見えてしまうことは容易に想像していただけるのではないでしょうか。
ただし、塗装で補修しきれないほど幕板の劣化が大きく進行している場合には、幕板の交換等を行なうこともあります。
ベランダ防水
足場が組んでいる間にベランダ防水を行っていきます。
足場がなくても、もちろんベランダ防水工事は行えますか、家の中に入らせて頂かないと施工が行えません。
足場があれば、外からの施工が行えますので、ご不在時でも施工可能となります。
また、ベランダ防水も10年に一度はメンテナンスを行う事が推奨されていますので、外壁塗装と同じタイミングで
メンテナンスをお勧めいたします。
使用塗料
今回使用した塗料の搬入写真と空缶写真です。
ご自宅に必要な塗布量をしっかり守っています。ご自宅の前で撮影いたします。
もし、御見積書などに必要な缶数が記載されていない場合は、必ず確認しましょう。
最後に
モルタル壁とは、水とセメントと砂を1:2:5の割合(適宜調整する場合もあります)で混ぜ合わせた素材で形成されたモルタルの下地によって作られた外壁です。主成分がセメントで構成されており、非常に丈夫なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、モルタル壁自体の防水性は低いという特徴があります。
そのため、モルタル壁は塗装で表面に防水性を持たせています。この塗装が劣化し、そのまま放置してしまうとモルタル壁に水が浸入し様々な劣化症状を引き起こします。
モルタル壁のメリット・デメリット
一般戸建住宅でも広く採用されているモルタル壁ですが、そのメリットとデメリットをまとめています。
■メリット
・意匠性に優れる
・質感が良く味わい深い仕上がりになる
・金属製の外壁材のように壁表面が熱くなりにくい
・窯業系サイディングのように目地がなくコーキングの補修が不要
モルタル壁は、意匠性に優れ、様々な仕上げ方があるため味わい深いデザインにすることができます。
窯業系サイディングや金属サイディングと比較して、職人の手によって施工するため、より自分好みの家に仕上げることが可能です。
■デメリット
・ひび割れが発生しやすい
・仕上がりに凹凸をつけた場合、汚れが溜まりやすい
・セメントが主成分のためモルタル壁自体の防水性は低い
・工期が長い
モルタル壁で最も注意したい点は、ひび割れが発生しやすいということです。
窯業系サイディングのように外壁に継ぎ目がなく、揺れに対応しにくいためひび割れは必ず発生すると考えた方が良いです。ひび割れは建物内部に水の浸入経路を作ってしまうことになりますので、放置せずにメンテナンスをすることが大切です。
上記の内容も、お家を建てた時期や立地で劣化具合が変わってきますので、耳に入っただけの情報でなく、しっかり目で見て判断しましょう。
判断が難しい場合は、塗装専門の知識がある塗装専門店に点検してもらいましょう。
プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
塗替えイメージサンプル
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