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ビフォーアフター
工事詳細
ハウスメーカー | |
施工箇所 | 外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水 |
外壁塗装 | 上塗り:シリコンREVO1000 下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー :アステックペイント ホワイトフィラーA |
屋根塗装 | 上塗り:アステックペイント スーパーシャネツサーモSi 下塗り:アステックペイント サーモテックシーラー |
付帯部塗装 | 軒天塗装・破風塗装・縦樋・横樋塗装・雨戸塗装工事・ベランダ笠木・ベランダ防水 |
使用色 | 外壁:8079 チャコール 屋根:9119 トゥル-ブラック |
コーキング工事 | サッシ廻り・壁の目地・破風・帯 ジョイント部・樋足元、庇廻り、換気フード廻り |
工事期間 | 2021年9月1日~2021年9月28日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 定期メンテナンス |
施工写真
高圧洗浄
外壁塗装には高圧洗浄が必要です。
仮に高圧洗浄をせずに塗装をする(塗料を塗る)と…
塗料がうまく付着しない/塗りムラができるなどして、外壁塗装がキレイに仕上がらない可能性大です。
洗顔をせずに化粧をしてもキレイに仕上がらないのと同じで、高圧洗浄をせずに、外壁に不要なもの(汚れや傷んだ旧塗膜など)が付着したまま上から塗料を塗り重ねても、外壁塗装はキレイには仕上がらないのです。
また、塗装直後はキレイに仕上がったように見えても、(高圧洗浄をしていない場合)塗料と外壁材(下地)の密着が弱いため、塗装をしてから1年以内に塗膜(塗装後にできる塗料の膜)にはがれが生じるなどして、外壁塗装が早々にダメになる可能性も。
つまり、
・外壁塗装をキレイに仕上げる
・外壁塗装の本来の耐久性を維持する(外壁塗装を長持ちさせる)
ためには、“塗装前の高圧洗浄は必須”ということです。
コーキング工事
構造クラック
ひびの周囲をV字(U字)にカットし、コーキング材を充填し隙間を埋めます。
サッシ廻りもひび割れ防止、雨漏れ防止対策のためにコーキングを打っていきます。
モルタル壁のお家にとって避けては通れないのがこのひび割れです。他にも「クラック」と呼ばれることもあります。
経年劣化により発生したり、乾燥過程で収縮を繰り返すことで起こったり、地震や地盤沈下によって発生したりと原因は様々です。
このひび割れには大きさや幅によって、2つの種類に分類されます。
(1)ヘアークラック
幅0.3mm以下、深さ4mm以下のクラックを指します。
建物の構造、内部の鉄筋が錆びることはないのでメンテナンスの緊急性は高くありません。
しかし、塗装によるメンテナンスをおこなう場合は補修の必要があります。
(2)構造クラック
幅0.3mm以上、深さ4mm以上のクラックのことを指します。ヘアークラックよりもひびが大きく、雨水の浸入口になります。放置し、水が浸入することで建物内部の腐食や鉄筋の錆などを引き起こす可能性があるため、コーキングでの補修が必要です。
クラックの周囲をV字(U字)にカットし、プライマー(下塗り材)を塗布した後にコーキング材を充填します。V字(U字)にカットするのは、クラック内部の凹凸を均一にし、プライマー(下塗り材)やコーキング材を密着しやすくするためです。
屋根塗装
タスペーサーを設置します。スレート屋根に塗装した場合、屋根と屋根の重なり部分の隙間を塗料が覆ってしまい、上の素材と下の素材がくっついてしまいます。そうなった場合、雨が降った時に水の逃げ場がなくなってしまい、
下地の腐食や雨漏りの原因となります。これを回避するために下塗り後、屋根と屋根の間に隙間を作るためにタスペーサーを入れることで屋根材を持ち上げた状態で固定し縁切りした状態を維持します。
その後サーモテックシーラーで下塗りを行い、スーパーシャネツサーモSiで中塗り、上塗りを行います。
この塗料は高い遮熱性と防水性、撥水性(水を弾く性質)を持つシリコン塗料で、紫外線にも強く色あせしにくい
ため長期間美しい外観を保つことができます。
外壁塗装
エポパワーシーラーで下塗りを行います。シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、
上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます。
その後、ホワイトフィラーAで下塗りをします。フィラーは外壁の微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴を埋めるために使用します。※下塗り2回塗り
しっかり下塗りを塗りシリコンREVO1000で中塗り、上塗りを行います。※上塗り2回塗り
この塗料は「耐候性」「遮熱性」「低汚染性」をバランス良く兼ね備えた塗料です。
シリコン成分が一般の塗料の3倍含まれており、「ラジカル(塗膜を劣化させる成分)」の働きを抑制する高耐候型
白色顔料を使用しているため、塗膜の劣化を抑制し高い耐候性を持っています。※計4回塗りです。
付帯部塗装
付帯部もしっかり下塗りを塗り綺麗に仕上げていきます。
付帯部に塗装は必要ないと思われている方も少なくありません、。しかし、付帯物も外壁と共に劣化が進んでおります。新しいものに交換される場合を除いては、塗装によって長持ちさせられます。
ぜひ一緒に塗装することをお勧めいたします。
ベランダ防水
ベランダも綺麗に防水層を作り雨漏れのしないお家にしていきます。
ベランダ防水工事を依頼する時は塗装専門店や工務店、総合リフォーム店などに依頼をおこないます。なぜならメンテナンスの際、ベランダ防水工事だけする方は少数で、お住まいの塗り替えと一緒にベランダ防水工事(トップコートの塗り替え)をおこなう事が一般的だからです。
また、一般の方にはあまり知られていませんがベランダ防水工事だけを専門でおこなっている業者があります。トップコートの塗り替え程度ですと、依頼先の業者の職人がおこないますが、防水層まで傷んでいる場合には、ベランダ防水工事を専門でおこなっている業者に依頼先の業者が発注をする場合もあります。
つまり、ベランダ防水工事は劣化が進行しているほど、特化した技術が必要で施工が難しいといえます。最近ではDIYでベランダ防水工事のメンテナンスを推奨する情報も多く出回っていますが、一般の方が実施できるのは、トップコートの塗り替え程度だと考えてください。防水層まで傷んでいる場合にはプロに任せるのが一番です。
その窓口として、塗装専門店や工務店を選ぶのをオススメします。前述の通り、お住まいの状態を保つ為にはベランダだけでなくトータルでメンテナンスしていく必要があるからです。
使用塗料
使用した塗料の搬入写真と空缶写真写真です。※一部抜粋
御見積書通りの使用缶数をしっかり使い塗装致しました。
もし、御見積書に塗料の使用缶数の記載がなければ、メーカーが定めた塗布量が守られていない危険性があります。しっかり確認し、納得したうえで工事を依頼しましょう。
最後に
モルタル壁の方必見!!
モルタル壁とは、水とセメントと砂を1:2:5の割合(適宜調整する場合もあります)で混ぜ合わせた素材で形成されたモルタルの下地によって作られた外壁です。主成分がセメントで構成されており、非常に丈夫なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、モルタル壁自体の防水性は低いという特徴があります。
そのため、モルタル壁は塗装で表面に防水性を持たせています。この塗装が劣化し、そのまま放置してしまうとモルタル壁に水が浸入し様々な劣化症状を引き起こします。
モルタル壁のメリット・デメリット
一般戸建住宅でも広く採用されているモルタル壁ですが、そのメリットとデメリットをまとめています。
■メリット
・意匠性に優れる
・質感が良く味わい深い仕上がりになる
・金属製の外壁材のように壁表面が熱くなりにくい
・窯業系サイディングのように目地がなくコーキングの補修が不要
モルタル壁は、意匠性に優れ、様々な仕上げ方があるため味わい深いデザインにすることができます。
窯業系サイディングや金属サイディングと比較して、職人の手によって施工するため、より自分好みの家に仕上げることが可能です。
■デメリット
・ひび割れが発生しやすい
・仕上がりに凹凸をつけた場合、汚れが溜まりやすい
・セメントが主成分のためモルタル壁自体の防水性は低い
・工期が長い
モルタル壁で最も注意したい点は、ひび割れが発生しやすいということです。
窯業系サイディングのように外壁に継ぎ目がなく、揺れに対応しにくいためひび割れは必ず発生すると考えた方が良いです。ひび割れは建物内部に水の浸入経路を作ってしまうことになりますので、放置せずにメンテナンスをすることが大切です。
プロタイムズ阪神中央店では、外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
塗替えイメージサンプル
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