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伊丹市M様邸の屋根・外壁塗装を行いました。屋根はモニエル瓦、外壁はモルタル壁です。屋根・外壁共に無機系のハイグレードな塗料で塗り替えしました。紫外線にも強く、汚れも付きにくく美観性も長持ちの塗料です。
ビフォーアフター
工事詳細
施工箇所 | 屋根塗装・外壁塗装 |
外壁塗装 | 上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン1000MF-IR 下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー :アステックペイント ホワイトフィラーAⅡ |
屋根塗装 | 上塗り:アステックペイント 無機ハイブリッドコートJY-IR 下塗り:アステックペイント エポプレミアムシーラープライマーJY |
付帯部塗装 | 軒天塗装・破風塗装・雨樋塗装・水切り金物塗装 |
使用色 | 外壁:8097 ライトラテ 屋根:9105 トープ |
コーキング工事 | 破風・帯ジョイント部・樋、手摺足元、庇廻り、換気フード廻り |
工事期間 | 2021年9月6日~2021年9月24日 |
ご依頼のきっかけ (お悩み事) | 定期メンテナンス |
施工写真
高圧洗浄
高圧洗浄で剥がれかけの塗料や表面に付着している汚れ、カビ、藻、苔などをきれいに洗い流します。
表面の汚れをきちんと落としていない状態で塗装すると、不純物が壁面に残ったままの状態になるので、塗料がうまく密着せずにすぐに塗膜が剥がれてきてしまう可能性があります。
コーキング工事
既存のコーキングがあれば、撤去を行い、プライマーを塗布し、新しいコーキングを打っていきます。
コーキングは時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。そしてある程度、劣化が進行すると、劣化症状としてひび割れがみられるようになります。
コーキングを施工してから数年後にひび割れが生じた場合には、経年劣化が原因である可能性が高いです。
屋根塗装
エポプレミアムシーラープライマーJY で下塗りを行います。その後 無機ハイブリッドコートJY-IR で上塗りを行います。
このモニエル瓦は知識がない業者を選んでしまうと塗装の失敗が非常に多い瓦です。
高圧洗浄でスラリー層をしっかり取り除いた上で専用の下塗りを使い丁寧に塗装していきます。
外壁塗装
エポパワーシーラー と ホワイトフィラーAⅡ で下塗りを行っていきます。
その後超低汚染リファイン1000MF-IRで中塗り、上塗りを行います。下塗り2回塗り、上塗2回塗りの計4回塗りです。
モルタル外壁での初めての塗装は劣化具合によりますが、4回塗りを推奨させて頂いております。
劣化具合や吸い込みが激しそうな場合は、4回塗りでたっぷりと塗料を使い仕上がりを良くします。
付帯部塗装
雨樋や、シャッターBOXなども下塗りを行い丁寧に塗装を行います。
付帯部は、塗装をせずに放置することで、その性能を十分に発揮しなくなるだけでなく、雨漏りを発生させる原因となってしまうことも、、、
「付帯部塗装を後回しにして放置した結果、最悪の事態を引き起こってしまった…」といったことのないよう、塗装を必要としている付帯部については、外壁塗装をするタイミングで一緒に塗装をしてしまうのが良いというわけです。
使用塗料
今回使用した塗料の搬入写真と、空缶写真です。
プロタイムズでは、見積書の中に外壁、屋根共に何缶の塗料を使用するのか記載があります。
塗装の㎡数が分かっていると必然的に何缶必要かが分かります。
そのため見積の時点で塗装缶数が『一式』などになっていれば注意が必要です。
何缶使うのかしっかり確認しましょう。必要な塗装缶数を使っていないと、塗料の持つ機能性(遮熱性、耐候性、低汚染性)が意味を持たないことになります。
最後に
モニエル瓦とは、ヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種で、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」のことです。主な内容成分がセメントであるため、塗装しなければ瓦自体に防水性能はありません。
モニエル瓦はセメント瓦の一種ではありますが、瓦表面の処理が特殊なため通常のセメント瓦とは少し違います。成型されたモニエル瓦には、着色スラリー(セメント、砂、骨材、顔料懸濁液※1の水和硬化層※2)というセメントの着色剤を厚めに塗られており、さらにその上をアクリル樹脂系のクリアー塗料で覆って完成させます。
施工性が良く、豪雨や強風にも耐える防水性を備えています。また、断熱性や耐震性にも優れているだけでなく、デザインにも多様性がある大変有能な屋根材なのです。
しかし、有能であるモニエル瓦は「塗装する」となると数ある屋根材の中でも1番厄介な屋根材とも言えます。
先程も述べましたがモニエル瓦には着色スラリーという着色剤を塗っているため、瓦の表面には「スラリー層」と呼ばれる層が出来ています。
モニエル瓦を再度塗装する場合は、このスラリー層を綺麗に取り除いた後に塗装を行う必要があります。
もし、このスラリー層が残った状態で上から塗装してしまうと劣化したスラリー層と一緒に塗装が剥がれてしまう原因となってしまうからです。
そのため、モニエル瓦を塗装する際には、細心の注意が必要です。
※1 顔料懸濁液=顕微鏡で見える程度の顔料の粒子が分散している液体。
※2 水和硬化層=着色されたセメント材料。
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