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ハウスメーカー
施工箇所
屋根塗装 外壁塗装
外壁塗装
上塗り:アステックペイント 超低汚染リファイン1000Si- IR / 耐用年数15~18年(10年)
下塗り:アステックペイント エポパワーシーラー
下塗り:アステックペイント ホワイトフィラーA
屋根塗装
上塗り:アステックペイント スーパーシャネツサーモF / 耐用年数16~20年(10年)
下塗り:アステックペイント サーモテックシーラー
付帯部塗装
アステックペイント マックスシールド1500Si-JY / 耐用年数15年
使用色
外壁:9011 ローズグレイ
屋根:9114 キャビアブラウン
コーキング工事
サッシ廻り 外壁目地 破風ジョイント
工事期間
2021年1月20日~2021年2月9日
ご依頼のきっかけ(お悩み事)
定期メンテナンス
塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜などを落としていきます。
塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根や外壁に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。
ひび割れに沿ってV字にカットすることでコーキング材が充填しやすくなるほか、接着する面積が広くなることで充填材の定着をより確実にします。
外壁のひび割れを補修後、パターン(模様)を復旧します。
完全に目立たないようにすることはできませんが、模様を付けることで塗装後に補修跡を目立たないようにすることができます
ひび割れの補修です
サッシ廻りにコーキングを打ちます
棟板金の釘浮きの補修です。
板金は金属の為、夏には膨張し冬は収縮する性質を持っており、これを繰り返すことで釘が押し出され抜けてしまいます。
釘が浮いたまま放置すると隙間から水が侵入し、下地の木を痛めてしまい雨漏りする可能性があります。
棟板金のジョイント部をコーキングで補修します。
「サーモテックシーラー」で下塗りをします
タスペーサーを設置します。
スレート屋根に塗装した場合、屋根と屋根の重なり部分の隙間を塗料が覆ってしまい、上の素材と下の素材がくっついてしまいます。
そうなった場合、雨が降った時に水の逃げ場がなくなってしまい、下地の腐食や雨漏りの原因となります。
これを回避するために下塗り後、屋根と屋根の間に隙間を作るためにタスペーサーを入れることで屋根材を持ち上げた状態で固定し縁切りした状態を維持します。
「スーパーシャネツサーモF」で中塗りをします
この塗料はフッ素樹脂塗料のため、耐候性が高く長期間に渡って艶引け、変色・退色を起こすことがなく、優れた遮熱性をもっています
上塗りをして完了です。色は「9114 キャビアブラウン」です
「エポパワーシーラー」で下塗りをします
シーラーは塗ることにより上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぎます
「ホワイトフィラーA」で2回目の下塗りをします
フィラーは外壁の微細なひび割れ、凹凸や段差、ピンホール(表面の細かな穴)がある場合、表面を平滑にしたり穴を埋めるために使用します
「超低汚染リファイン1000Si-IR」で中塗りをします
この塗料は汚れにくく、汚れが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」を持ち、長期間美しい外観を保つことが期待できます。
シリコン塗料は数ある塗料のグレードや価格帯の中でちょうど中間の立ち位置に属し、総合的にバランスの良い塗料と言えます。
上塗りをして完了です。色は「9011 ローズグレイ」
外塀の塗装です
軒天の塗装です
出窓庇の塗装です
ベランダ防水です
使用塗料
下塗り塗料とは、塗装工事で最初に壁や屋根などに塗る塗料のことで、仕上げに塗る塗料とは違い乳白色や透明な色をしています。
塗装工事では、まず外壁のひび割れの補修や高圧洗浄をした後に、下塗り塗料を塗っていきます。その後にようやく上塗り(仕上げ)をしていくのですが、この時に下塗りを行なっていないと、どんなに高性能の塗料で仕上げても早い段階で剥がれてしまうなどの不具合が発生してしまいます。
下塗り塗料は、傷んだ外壁への「塗料の吸い込み」を止める役割も果たします。
新築から10年以上が経った外壁には大小様々なひび割れや欠損があるのですが、荒れてしまった表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうので、上塗り塗料の機能を十分に発揮させ長持ちさせるために必要な「厚さ」をつけることが出来なくなってしまいます。その結果塗装面に色や艶のムラが発生してしまい、見栄えが悪くなるばかりか、塗装が薄くなっている箇所に不具合が発生してしまうこともあります。
下塗り塗料を使うことで、傷んだ外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐことができるため、上塗り塗料が外壁に吸い込まれることなく、色ムラ・艶ムラのない仕上がりにすることが可能です。
ただ、下塗り塗料の使用量が十分でないと、下塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。そのため外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要です。