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伊丹市M様邸 外装劣化調査診断
2019.8.29
スレート瓦はニチハが製造していたパミールという商品が使用されております。
スレート瓦は2004年からアスベストが規制されノンアスベストに変更しております。
パミールはノンアスベストの商品になり、非常に耐久性が問題視されておりますので、なるべく早急な処置をお勧め致します。
塗膜がめくれているのではなく、屋根材が剥離してきている様な状態に見受けられます。
塗装によるメンテナンスで寿命を延ばすことができない状態の為、カバー工法か葺き替えになります。
温度変化による膨張と収縮を繰り返し釘が浮いてきております。
釘穴より水が浸入し板金の中の木材が腐る恐れや台風等の際に飛んでいく可能性がありますので、この様な箇所もメンテナンスをしましょう。
外壁材の窯業系サイディングは表面塗膜が劣化すると水を吸いやすくなり、反りや変形等を引き起こす為、外壁材に水を吸わせない様に定期的な塗装工事が必要となります。
日当たりが良い面は特に塗膜の劣化の進行が早くなります。
コーキングが劣化し隙間等が見受けられます。隙間から雨水等が入り、雨漏りやサイディングの劣化を早める要因になる為、コーキングを打ち替えてから塗装工事をしましょう。
ベランダの手摺あたりのコーキングも非常に劣化してきております。サッシ廻りやこの様な箇所は雨漏り等をひき起こす可能性が高くなります。
家を長持ちさせて、長く住んでいただく為にも塗装工事は必要になってきます。
雨漏りが発生してしまうと費用もかさみ、家の劣化の進行も早くなってしまいますので、なるべく塗膜が劣化する前に塗装工事で防水性能を高める事が大切になってきます。
壁・屋根、雨漏り等、何か気になる事やお困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。