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はしごを屋根をかけるときに気をつけたいこと(1)
2015.11.11
はしごや脚立を見かける機会は多くても、実際使うとなると戸惑う人も多いのではないでしょうか。
いざという時安全に作業できるようにはしごの使い方を知っておきましょう。
たとえば雨漏りの応急処置に屋根に上らなければならなくなったとします。
まず、はしごの足元には十分注意を払いましょう。
でこぼこが無いことはもちろん、地面が柔らかい場合は安定せず危険です。
しっかりと固定できる場所ではしごはかけないといけません。
実際かける場合、はしごの理想的な角度は75度と言われています。
この角度が一番安定し、安全に上り下りできます。
角度は小さい程安定すると思いがちですが、あまり小さい角度だとはしごが屋根から落下する危険性が出てきます。
ずるっと滑る場面を想像するだけでゾッとしてしまいます。
逆に大きい角度だと登っている最中に自分の方に倒れるリスクが増します。
途中で止めようがないのでこれは本当に危険です。
適正な角度であってもはしごから体を投げ出すなどしたら倒れることがあるので、上り下りの時は常に注意しなければなりません。
屋根の上の作業が終わったとしても、地上に下りるまでは気を抜かないことが大切です。