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雨漏りと蟻の関係性?
2015.11.7
外壁は紫外線や雨、風に直接さらされている部分なので、家の中でも劣化が進みやすい箇所の1つです。
劣化が進むと、塗料で作られた塗膜が剥がれ、外壁がむき出しになって汚れがつきやすくなり、ひび割れが起こり隙間を作ってしまいます。
隙間ができるとそこから雨水や染み込んだり、湿気が入り込んだりしてじめっとした環境を作ります。
シロアリは雨漏りによって痛んだ構造部に入り込み、快適な環境だと判断すると中でどんどん繁殖します。
最初は1匹だったシロアリが気づけば膨大な数に増えていることがあります。
シロアリはゴキブリの仲間ですから、雑食性でどんなものでも食べるので、家の建築資材を食べて深刻なダメージを負わせる懸念があります。
外壁が劣化してできた隙間から入り込んだ湿気は、建築資材におよび腐食を起こしますが、シロアリの発生原因は湿気・木材の含水のため、シロアリが生息しやすい環境ということになります。
シロアリに気付いて内部を調べたら、柱の中が空っぽだったということが今までにもありました。
シロアリは雨漏りしている環境を好みますから、シロアリを寄せ付けないように外壁の点検は定期的に行うことをおすすめします。