カテゴリ一覧
モルタル外壁について西宮市の外壁塗装業者が紹介!
2020.5.1
建築資材は年々進化を遂げており、新しい資材が続々と登場しています
そんな中、モルタルは1980年代のブームから今もなお使われており、長年使われ続けてきただけの安心感があります。
そこで今回は、モルタルの特徴とメリット・デメリット、注意点についてご紹介します。
□モルタルとは
モルタルとは、セメントと砂と水が混ざり合ったものを指します。
コンクリートとよく混同されがちですが、コンクリートはモルタルの原料に砂利を追加し、強度を上げたものなので、モルタルとコンクリートは別物です。
また、モルタル外装では、モルタルを塗る前に何層か層を重ねることで、防水性、密着性を生み出しているのも特徴です。
□モルタル外壁のメリット・デメリット
モルタル外壁には、メリットとデメリットの両方が存在します。
メリットだけでなく、デメリットもきちんと理解しておくことで、施工後のイメージの食い違いを防げるでしょう。
それぞれについてご紹介します。
まず、モルタル外壁のメリットについてですが、なんといってもその自由度の高さが挙げられます。
ペースト状の外壁材ならではの特権と言えるでしょう。
近年主流の外壁材であるサイディングボードは、工場で製造しているため、形や色は既存のものの中から選ぶことになります。
一方で、モルタル外壁においては、職人が直接壁に塗り付けるため、デザインを自由にアレンジしたり、複雑な形状の壁にも施工できたりします。
次に、モルタル外壁のデメリットについてですが、デメリットとしてはヒビが入りやすいことが挙げられます。
モルタルは吸水性が高く、浸水ダメージを受けやすい素材です。
このダメージがモルタルの強度を落としてしまい、ひび割れにつながってしまうのです。
またそれだけでなく、紫外線のダメージや地震、強風、地盤の劣化から生じる住宅の揺れや歪みも、ひび割れを引き起こす原因となるので覚えておきましょう。
□モルタル外壁の主な症状について
モルタル外壁では、時間の経過に伴って劣化症状が現れてきます。
以下に挙げる劣化症状は、メンテナンスや再塗装のタイミングを知らせる役割も果たすので、以下の症状が住宅の壁で起こっていないかをよく確認しておきましょう。
よく見られる劣化症状を4つご紹介します。
*チョーキング
チョーキングとは、外壁を撫でると指に白っぽい粉がついてしまう現象のことを言います。
チョーキング現象が起こる時は、外壁の防水性能が落ちてきているサインです。
緊急性はありませんが、チョーキング現象が起きた際は、外壁の塗り替えを検討しましょう。
*ヘアークラック
ヘアークラックとは、モルタルの薄膜の部分に生じた、髪の細さ程度のひび割れを指します。
そのままにしておくと、ひび割れの部分から雨水が入り込んだり、ひび割れが拡大してしまったりする可能性があるので、注意しましょう。
見つけた場合はできるだけ早めに補修をするのが得策です。
*構造クラック
構造クラックとは、ヘアークラックよりも大きなひび割れのことで、目安としては約幅0.3mm以上、深さ約5mm以上のものを指します。
塗膜を突き抜けて建物の内側までひびが入ってしまっている可能性が高いので、見つけた場合は直ちに塗装業者に修理の依頼をしましょう。
*塗膜の浮き・剥がれ
塗装した塗膜が剥がれ落ちてくる現象のことを言います。
塗装の効果が落ちているサインなので、約10年〜15年を目安に塗替えを行いましょう。
そうすることで、防水機能が復活し、外壁がより長持ちします。
□まとめ
今回は、モルタル外壁についてご紹介しました。
モルタルはひび割れしやすい素材ですが、しっかりとメンテナンスをすることで、おしゃれで高性能な外壁を長期間楽しめるのが魅力です。
ぜひモルタルで、おしゃれな外壁を楽しんでみてください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
https://www.paint-door.jp