ガイナという断熱塗料をご存知でしょうか？
外壁塗装初心者でしたら、ガイナと言われてもいまいちピンとこないですよね。
実は、ガイナは断熱塗料においてシェア1位の、大変人気のある塗料なのです。

今回は、ガイナの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。
ぜひ外壁塗装の際の参考にしてみてください。

 

□断熱塗料であるガイナとは

まずはガイナの特徴について説明します。
ガイナは、近年最もメジャーな断熱、遮断塗料です。
断熱塗料においてシェア1位という実績から分かる通り、断熱塗料といえばガイナという安心感があります。

ここまで支持されるガイナの機能性は、実はJAXAのロケット技術から生まれました。
ロケットは宇宙で地球上の何倍も強い太陽光の影響を受けます。
その影響を抑えるために開発された、ロケット外装用の塗料を一般用に改良したものが、
ガイナなのです。

 

□ガイナのメリット

ガイナが人気なのは、ちゃんとした理由があります。
そこで、ガイナのメリットを5つご紹介します。

1つ目はなんといっても高い断熱効果です。
実は、室内の熱は窓や扉といった開口部だけでなく、壁からも逃げているのです。
ガイナは、この壁から逃げる熱を抑えてくれる効果が期待できます。

また、その結果として無駄な熱移動がなくなるので、冬の結露を抑えられます。

2つ目は遮熱効果です。
塗料に含まれている中空ビーズが紫外線を反射させる働きを持っているため、外壁が受ける太陽光の影響を削減できます。
なんと、ガイナで塗装することによって約95％もの紫外線を反射すると言われています。

3つ目は耐久性です。
一般的に、外壁塗装に使用されている塗料の耐久性は約7年〜15年です。
一方で、ガイナ塗装の耐久年数は約15年〜20年と、塗装料のなかでも優れた耐久性を持ちます。
塗装の回数が少なく済むので、その分塗装料を節約できるのが嬉しいポイントですね。
また、再塗装をする際に出てくる廃棄物も削減できるので、地球に優しい塗料とも言えます。

4つ目は防音効果です。
ガイナ塗装では、室内の声が外に聞こえるのを防いだり、外を走る車や電車の音を聞こえにくくしたりする効果が期待できます。
これは中空ビーズによる吸音効果によるものです。

実験結果によると、ガイナ塗装によって生活音を従来に比べて8デシベル削減できたそうです。
6デシベル減ると、元々の音の半分の大きさになるので、8デシベルというとほとんど聞こえなくなることが分かりますね。

したがって、車通りの多い大通りに面したご家庭や、楽器の練習をしたい人には嬉しい効果が期待できます。

5つ目は防水効果です。
ガイナは伸びる防水塗料なので、ひび割れからの水の侵入を防げます。
一般的な塗料は水を吸収してしまうので、防水効果があるのは安心ですね。

□ガイナのデメリット

メリットがたくさんあって大変魅力的なガイナですが、デメリットも存在します。
失敗しないためにも、デメリットを踏まえた上で選ぶようにしましょう。
ガイナのデメリットを3つご紹介します。

1つ目は若干臭いがあることです。
強い臭いはしませんが、全くの無臭というわけではありません。
風通しが悪い場所では約1〜2週間程度臭いが残ってしまうかもしれないことを覚えておきましょう。

2つ目は塗装費用が高いことです。
例えば、使われることの多いシリコン樹脂塗料と比較すると1.5〜2倍くらいの費用がかかります。
しかし、耐久性があるので塗り替えのコストは削減できるかもしれません。

3つ目は汚れやすいことです。
ガイナで塗装すると、仕上がりは艶消しでマットになります。
したがって、表面はざらざらとしたものになるので雨やほこりがつきやすいのです。
こまめなお掃除が必要なので注意しましょう。

 

□まとめ

今回は、ガイナの特徴とメリット・デメリットについてご紹介しました。
ガイナがここまで人気である理由が理解できましたでしょうか？
当社では西宮市、尼崎市、伊丹市での外壁塗装で多数の実績があります。
外壁塗装、防水工事のことでお困りでしたら、無料で相談を受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

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