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西宮市で外壁塗装を検討中の方必見!防水塗料について紹介します!
2020.3.31
西宮市で外壁塗装を考えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
外壁塗装をする際、防水加工をしておくと家の劣化を防げるでしょう。
防水加工をするときは、防水塗料という専用の塗料が必要になります。
今回はそんな防水塗料について詳しく紹介します。
□防水塗料とは何なのか?
防水塗料とは伸縮性に優れた塗料のことです。
一般的に防水塗料は塗料の中でも伸縮性が高い弾性塗料という塗料を指すことが多いです。
ここで、「防水とは水を弾く能力ではないのか」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
水を弾くのは撥水塗料という塗料がもつ特性です。
一方、防水塗料はひび割れから水が浸入しないことを目的としています。
このように、これらの塗料は性能が異なるので、区別できるようにしておきましょう。
防水塗料には水性と油性の2種類が存在します。
水性は塗料を水で希釈したもので、価格が安く塗料の臭いも気になりません。
そのため、人体や環境への影響が少なく、多くの方がこちらを使用しています。
油性はシンナーで希釈したもので、水性よりも密着力が高いので劣化が進んでいる部分に使用されます。
□防水塗料のメリット・デメリット
ここでは、上記で述べた事柄に対してメリットとデメリットに分けて詳しく紹介します。
*メリット
防水塗料の最大のメリットは伸縮性の高さです。
外壁の防水性が落ちる原因は外壁のひび割れにあります。
外壁のひび割れから水分が侵入し内部の木材を腐らせたり、シロアリが発生しやすくなります。
室内の湿気も高くなるため、夏場では特に蒸し暑く感じるでしょう。
防水塗料はひび割れが起きても乾燥後の塗膜が柔らかいため、ひび割れた部分を覆うことができます。
この塗膜はひび割れの拡大も防止できるため、伸縮性の高さが防水性能に繋がっていると言えるでしょう。
また、ひび割れには2種類のパターンがありますが、防水塗料はこれらすべてに対応できます。
ひび割れのパターンとして、塗膜表面で生じるヘアークラックと建物の構造部分に届くほど深いひび割れの構造クラックがあります。
*デメリット
防水塗料のデメリットとして主に2つ存在します。
1つ目は経年劣化です。
塗装した直後の塗膜は伸縮性があり、他の塗料に比べて柔らかいです。
しかし、時間が経過するとその伸縮性がだんだん衰えてしまい、防水性を維持できません。
2つ目のデメリットは塗装方法です。
防水塗料は正しい方法で塗装しないと、塗膜にベタつきが残り汚れが付着しやすくなります。
また、塗料によって塗膜の厚さが決まっているため、これを守らないと防水性能が低下してしまうかもしれません。
そのため、塗装を依頼する際はその業者が信頼できるかどうかをしっかり確認しましょう。
そのほかにも、地震や台風などの大きな衝撃にはあまり強くないので、過信しすぎないことも大切です。
*防水塗料に適した外壁とは?
防水塗料には適している外壁とそうでない外壁が存在します。
最も適している外壁はモルタルです。
モルタルはひび割れが起きやすく防水性が低いため、防水塗料と相性がとても良いでしょう。
一方で、最も適していない外壁はサイティングです。
サイディングには熱をためこむ効果があるため、その熱によって塗膜が膨らんでしまいます。
この状態になると、見た目が悪くなるだけでなく外壁の防水性も失われてしまうかもしれません。
□まとめ
今回は、防水塗料について紹介しました。
防水塗料には伸縮性がありひび割れに強いというメリットがあります。
しかし、使用できる外壁や塗装方法が決まっているので、塗装する際は気をつけましょう。
外壁の防水加工でお悩みの方は、ぜひ防水塗料を検討してみてください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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