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外壁塗装で使用される塗料の種類について解説!
2020.2.24
「外壁塗装に使用される塗料ってどういうものがあるの?」
住宅の外壁塗装に関して、お困りの方はいらっしゃいませんか。
住宅の外壁塗装については、分からないことが多いですよね。
外壁塗装は、塗料によって、外壁の効果に違いが生じます。
そこで今回は、外壁塗装に使用される塗料の種類についてご紹介します。
□そもそも塗料ってどういうもの?
外壁に使用される塗料は、そもそもどういうものかご存じですか。
塗料の種類を知る前に、塗料についての理解を深めましょう。
塗料には、顔料、添加剤、合成樹脂の3つの成分が含まれています。
この3つのうち、まずは顔料について確認しましょう。
顔料とは、外壁の色やツヤに関わる成分です。
つまり、顔料は、外壁の外見に影響するものです。
続いて、添加剤について見ていきましょう。
添加剤には、2つの効果があります。
まず、塗膜を均等にさせる効果があります。
もう1つの効果は、特別な機能を付加させる効果です。
最後に、合成樹脂について知っておきましょう。
合成樹脂は、外壁の保護機能に役立ちます。
以上の3つの成分によって、塗料は作られています。
□合成樹脂にも2つの性質がある?
合成樹脂にも2つの性質があります。
その2つの性質とは、水性と油性のことです。
そして、水性と油性の明確な違いは、希釈材の違いにあります。
以下では、それぞれの希釈材についてご紹介します。
水性の希釈材は、名前の通り、水です。
しかし、水性には、2つの種類があるのをご存じですか。
水性は、1液タイプと2液タイプに分類できます。
1液タイプなら、開封すれば、すぐに使用できます。
しかし、2液対応の場合、主剤と硬化剤の2つが入っているので、それらを混ぜ合わせることで使用できます。
油性の希釈材についても見ていきましょう。
油性の希釈材はシンナーと呼ばれるものです。
シンナーという言葉を一度は聞いたことがあり、どのようなものか知っている方も多いと思います。
そのシンナーも、外壁塗装においては、2種類存在します。
その2種類とは、ラッカーシンナーと塗料用シンナーです。
ラッカーシンナーは、強溶剤として用いられ、塗料用シンナーは、弱溶剤として用いられます。
□塗料の種類について
塗料の種類は、数多く存在します。
今回は、代表的なものを4つご紹介します。
それぞれの特徴や、外壁への効果を見ていきましょう。
*アクリル系塗料
アクリル系塗料のポイントは、色をはっきり見せられることです。
他の塗料と比べて、コストも低いのでおすすめです。
外壁の色にこだわりたいという方には、アクリル系塗料がいいでしょう。
しかし、アクリル系塗料には、デメリットもあります。
アクリル系塗料のデメリットは、紫外線の影響を受けやすいことです。
そして、紫外線の影響を受けやすいと、耐久性が落ちやすくなります。
耐久性が衰えると、外壁の腐敗にもつながるかもしれません。
塗料を選ぶ際は、デメリットがあることも考慮しましょう。
短期間で、外壁の色を塗り替えたい方などにおすすめです。
*ウレタン系塗料
ウレタン系塗料のポイントは、水に強いということです。
つまり、耐水性と防水性の性能が高いことを意味します。
外壁も水分を吸ってしまうと、性能が衰えてしまいます。
しかし、ウレタン塗料なら、そういった心配がありません。
また、コスト面を含めても、バランスがいいのもポイントの1つでしょう。
一般的な住宅の多くが、ウレタン系塗料を使用しています。
デメリットとして、塗料が剥がれやすいことが挙げられるでしょう。
もし、外壁の剥がれが気になるなら、注意しておきましょう。
*シリコン系塗料
シリコン系塗料は、他の塗料と比べると、仕上がりが上質になるのがポイントです。
ウレタン系塗料と比較すると、耐久性とともに、対候性にも優れています。
対候性とは、天候の変化にも、耐性があるというものです。
そのため、暴風雨などが発生しても、倒壊する可能性は少ないでしょう。
また、塗料の種類で、シリコン系塗料が、1番人気の高い塗料です。
人気の理由は、コストパフォーマンスが高いからでしょう。
少しの欠損でも、性能が著しく低くなることもありません。
そして、外壁の強度が高いことから、長期間の使用も可能です。
全体的に、上質な塗料ですので、目立ったデメリットもありません。
外壁を長持ちさせたい方は、シリコン系塗料が望ましいでしょう。
*フッ素系塗料
フッ素系塗料も、シリコン系塗料と同じくらい上質な塗料です。
全体的な性能も優れていますが、特に対候性や撥水性に優れています。
しかし、一般的な家庭では、あまり用いられていません。
その理由は、デメリットが多いことも関係しているでしょう。
まず、外見は美しいですが、汚れが目立ちやすい点が挙げられます。
外壁の汚れを掃除するのは、とても大変です。
掃除の手間を考えると、フッ素系塗料を選択する方は少ないようです。
そして、他の塗料と比べて、コストが1番高いことも理由の1つでしょう。
それを考慮すると、シリコン系塗料の人気が高いことにもつながります。
フッ素系塗料を検討する方は、さまざまな面を考慮して決断しましょう。
□さまざまな機能が追加されている塗料がある⁈
さまざまな技術が進化していく中、塗料もその影響を受け、制度が上がった機能があります。
ここでは、2種類の機能についてご紹介します。
*外壁を保護する機能
セラミックという言葉は聞いたことがあると思います。
しかし、セラミックの持つ機能をご存じの方は、少ないのではないでしょうか。
セラミックを塗料に混ぜ合わせることで、外壁を汚れから保護する役割を担います。
外壁の汚れにくくするのには、2つの効果が影響しています。
外壁と空気との間には、静電気が必ず発生するのはご存じですか。
セラミックは、この静電気の発生を抑制する効果があります。
この効果により、外壁にほこりなどが付着するのを防ぎます。
そして、セラミックの成分を外壁の表面で固め、雨によって汚れ落とすという効果もあります。
外壁の汚れを少なくしたい方は、セラミックの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
そういった方は、雨が外壁に付着できる設計か確認しておきましょう。
雨が当たらない外壁だと、セラミックの成分が固まった状態で放置されます。
そのため、セラミックを用いた外壁の設計には注意してください。
*遮熱性能を付加した塗料
夏になると、住宅内の室温が上昇し、クーラーがないと生活できないという方も多いのではないでしょうか。
そういった方におすすめなのが、遮熱塗料と呼ばれるものです。
名前の通り、遮熱性に優れている塗料です。
しかし、本当に効果があるのか疑問に思うかもしれません。
夏の暑さは、日光による熱が影響しています。
遮熱塗料なら、熱伝導を遮り、室内の温度を快適に保てます。
メリットもありますが、遮熱塗料にはデメリットもあります。
日光による熱に耐性が高いのが、遮熱塗料のメリットです。
しかし、天気が曇りで、気温が高い日などは、遮熱効果が薄いです。
また、塗料の費用だけでなく、追加の費用も考慮しなければいけません。
こういった、メリットとデメリットも含めて、一度、検討してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、外壁塗装に使用される塗料の種類についてご紹介しました。
塗料は、種類によって、さまざまな効果があります。
プランをたてる際には、しっかりと時間をかけて考えましょう。
外壁塗装に関して、お困りの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
ご相談内容をもとに、当社が皆様をサポートいたします。
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