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黒川ブログ 第5回 妻
2020.1.30
建築工事の際、建物の部位に【妻】が沢山使われていて何故だろうと思い、調べました。
妻面(つまめん)・妻側(つまがわ)は、勾配屋根のかけられた建築物の棟に、直角方向に平行材が渡される両側面のことである。単に妻(つま)ともいう。これに対して、棟に平行に平行材が渡される両側面を平側(ひらがわ)という。
建築においては妻側に渡される梁のことを「妻梁(つまばり)」、妻側の壁の事を「妻壁(つまかべ)」という。
日本建築において長手方向を正面と捉える事が多い。妻(つま)とは、そで・わき・端などの側面のことをいうため、簡単に言ってしまえば、建物の短手部分が妻側である。一方で妻側を正面とする建物のことを「妻入り(つまいり)」という。代表的なものに切妻造がある。(Wikipediaから拝借)
そして、何故【妻】なのか、由来も調べてみました。
「つま」は「すべての物の端部=端(つま)、褄(つま)」のことで、建築では棟との直角面を指す。従って当て字の可能性が高い。 棟と平行なものは「平(ひら)」
ちなみに「刺身のツマ」では「夫(つま)」と同源で、この場合、「妻」も「配偶者」のこと。 「主となるもの(=刺身)に添えるもの」の意味。
なんでしょう・・・。「妻」=端、添え物のような・・・。
何か消化できない部分もありますが、最早部位名なので、どうしようもないことですが。
昔の大工さんが決めたんでしょうね。多分。
どなたがご存じの方かいらっしゃいましたら、是非ご連絡くださいませ!