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黒川ブログ 第3回 塗装面に起こる劣化現象
2020.1.21
【塗装面に起こる劣化現象】
塗膜の劣化要因
・太陽光線(紫外線)
・太陽熱
・雨水
・菌類の付着 等
塗膜の劣化現象
・ひび割れ
・チョーキング
モルタル外壁・・・・壁そのもの
サイディング外壁・・目地部分がひび割れやすい
小さな亀裂から雨水が浸入することで建物内部の木材・断熱材を腐らせ
最終的には漏水する事もあります。
【塗膜の劣化現象】について詳しくご説明致します。
<チョーキング>
「白亜現象」とも呼ばれています。
主に塗装表面が、紫外線・熱・水分・風邪などによって塗装面の表層樹脂に劣化が起こり、塗料の中の顔料がチョークのような粉状になり消耗していく現象・状態です。指でなぞると確認できます。
<膨れ>
外壁内部に水が浸透し、それが蒸発する際(気体になると体積も大きくなる)に
内部で膨らみを作ってしまう現象です。
使用する「上塗り材専用の下塗り材」を使用しなかった場合や「下塗り材の塗布量不足」によって発生します。
<塗膜剥離>
塗膜が付着力を失い、下地から浮いてしまう現象です。
使用する「上塗り材専用の下塗り材」を使用しなかった場合や「下塗り材の塗布量不足」、「下地処理不足」によって発生します。
<汚染>(汚れ・カビ・苔)
外壁・屋根等の塗膜が汚れ、雨垂れやカビ・苔が付着し、美観・塗膜の防水性が失われた状態。
経年による発生によるもので、汚れを蓄積させないことが必要です。