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外壁塗装に使われるペンキについて大公開!ペンキの種類と特徴とは
2019.12.1
「外壁塗装を考えているけれど、初めてで全然わからない。」
「ペンキはどのような種類があるの?」
「それぞれのペンキの特徴について知りたいな。」
このように、外壁塗装をお考えの方で、ペンキについてお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ペンキは様々な種類があるので、初心者の方は特にどれにしたら良いのかわからないですよね。
しかし、ペンキは外壁塗装の中でも重要な要素のため、あらかじめ知っておくことをおすすめします。
そこで今回は、外壁塗装のペンキの種類と特徴についてご紹介します。
□ペンキの成分
まず、ペンキの成分を知っておきましょう。
ペンキは、合成樹脂、添加剤、顔料、水または溶剤でできています。
合成樹脂は、いわゆる耐久性を決める主成分だと思っていただいて構いません。
その他、塗膜に機能を追加する役割を担う添加剤、塗膜に色をつける顔料、ペンキを液状化させるための水・溶剤で成り立っています。
□ペンキの特徴と種類(合成樹脂)
*アクリル系塗料
アクリル系塗料は、軽量で、色が鮮明に映る効果のあるペンキです。
価格面で優れていますが、紫外線に弱いという特徴があるため、耐用年数が5年から7年くらいと、短い傾向にあるでしょう。
低価格を重視する方や、短い期間で塗り変えたいという方にはおすすめのペンキと言えますね。
*ウレタン系塗料
ウレタン系塗料は、アクリル系塗料と比較すると、防水性にすぐれているペンキです。
密着性にもすぐれているため、ペンキの剥がれている箇所に使っている方も多いでしょう。
耐久性は8年から10年くらいで、低価格なペンキだと言えます。
*シリコン系塗料
日本で圧倒的なシェアを誇るシリコン系塗料は、仕上がりがきれいなペンキだと言われています。
耐久性は10年から15年くらいあり、バランスのとれたコストパフォーマンスの良いペンキだと言えるでしょう。
*フッ素系塗料
フッ素系塗料は、今回ご紹介しているペンキの中で最も耐久性が優れているペンキです。
耐用年数は、15年から20年くらいでしょう。
価格は高いですが、耐久性が優れているので塗り直しの回数が減り、長い目で見たときに安いペンキかもしれません。
比較的大きな家で使用されるケースが多いペンキです。
□ペンキの特徴と種類(添加剤)
*1液型と2液型
添加剤がもともと混ぜられている状態で、1つの缶だけで使用できるのが、1液型と言われています。
1液型のメリットとしては、価格がそれほど高くなく、液体を混ぜる時間が必要ないため、作業効率が良い点でしょう。
しかし、耐久性が低いため、その点を考慮した上で選びましょう。
1液型と比べて、2液型は、2つの異なる液体を混ぜて使用します。
耐久性が高く、様々な場所に塗れる点がメリットでしょう。
しかし、混ぜる比率によって塗装の効果が変わってくるため、使用が難しいです。
手間はかかりますが、耐久性を意識している方にとっては2液型が好ましいかもしれません。
*弾性と硬質
ペンキの伸びを、弾性と呼びます。
一般的な硬質塗料から、微弾性塗料、弾性塗料と、順に伸び率が上がっていきます。
伸びやすい弾性塗料は、モルタルに使われることが多いですが、サイディングにはあまり使われていません。
弾性と硬質については難しい話になっているため、初心者の方はあまり気にしなくて大丈夫でしょう。
しかし、外壁とペンキは、相性が良いものと悪いものがあることだけを覚えておいてくださいね。
*艶消しと艶あり
一般的には艶ありが多いですが、添加剤として艶消し剤を入れて、光沢を消せます。
艶ありにするのか、消すのかはデザインの好みによるため、どうするのかはお客様によって変わってきます。
しかし、特にデザインのこだわりがなければ、艶ありをおすすめします。
□ペンキの特徴と種類(顔料)
顔料とは、塗膜の色を決める役割を担い、エナメルかクリアーの2種類に分かれています。
この2種類は、色があるのかないのかで見分けられるでしょう。
無色のクリアーは、顔料としての機能は期待できないですが、有色であるエナメルは、遮熱性などの機能があります。
□ペンキの特徴と種類(水または溶剤)
ペンキは、水によって溶かしたり、他の液で溶かしたりします。
それぞれ、水によって溶かしたものが水性塗料、他の液で溶かしたものが油性塗料です。
*水性塗料
水性塗料は、水によって溶かしているため、低価格でしょう。
塗りにくいものの、保管はしやすく、臭いが比較的抑えられているのが特徴です。
そのため、お子様やペットなどの臭いに敏感な方が家族にいらっしゃる場合は、水性塗料を選ばれるケースが多いでしょう。
*油性塗料
油性塗料は塗りやすく、耐久性に優れています。
シンナーが使われている場合が多いので、臭いが気になる方もいらっしゃいます。
油性塗料を使用する場合は、お子様やペットなどの臭いに敏感な方は、日中外出しておくといった対策をしましょう。
□ペンキ選びに必要なこと
ペンキを選ぶ際には最低でも以下のことを考えておいた方がいいでしょう。
・価格はいくらまで出せるのか
・塗装の範囲はどこなのか
・耐久性はどれくらいを期待するのか
低価格のペンキでも、短い期間で塗りなおしをしなければならないかもしれません。
そのため長期的な目で見て、計算しなければなりませんね。
また、塗装範囲はのちのトラブルに発展しやすいです。
ペンキを選ぶ際からしっかり考えておくことをおすすめします。
□効果を発揮させるために
*優良業者を選ぶ
ペンキには、様々な種類があり、耐用年数や効果も様々です。
しかし、ペンキ本来の効果を発揮させるには塗り方も関係してきます。
外壁塗装はなかなか素人では、手抜きをされたかわかりません。
そのため、業者選びから重要になってくるでしょう。
優良業者を見分けるには、まずはサイトにアクセスしてみることをおすすめします。
当社では、国家資格保有者が現場を管理し、グループ全国122社の知識、経験、そして情報量を強みにして信頼を獲得しています。
*塗る回数を確認する
外壁塗装でペンキを塗る回数も、実は効果を発揮させるための重要な項目です。
ペンキ本来の効果を発揮するには、3回塗りが基本でしょう。
当社では、塗装前に外壁劣化診断士がお客様の外壁をチェックし、 それぞれあった材料を把握するところから始まります。
塗る回数だけでなく、乾燥の時間もしっかり守って塗ることで、ペンキ本来の効果を発揮できます。
□まとめ
今回は、外壁塗装のペンキの種類と特徴についてご紹介しました。
ペンキは、合成樹脂、添加剤、顔料、水または溶剤で構成され、それぞれ様々な種類があります。
そのため、お客様の目的に合わせてペンキを選ぶことが重要でしょう。
しかし、ペンキ本来の効果を発揮するには、業者や、塗り方も非常に関係してきます。
選ぶ塗料と合わせて、塗る人と方法をしっかりチェックした方がいいですね。
当社は、防水にも強い外壁塗装を専門としております。
お家の劣化状況を確認できる外壁劣化診断や雨漏り診断を重視し、劣化箇所や原因の特定をした上での最適なプランをご提案しています。
また、塗装や補修をすれば終わりではなく、お家を長持ちさせたいという想いから、塗装をした後のアフターケアにも力を入れています。
お客様のお家を長持ちさせるような高品質の施工とサービスの提供を目指していますので、外壁塗装でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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