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外壁塗装をお考えの方へ!塗料別に耐用年数や特徴を解説します!
2019.11.5
「外壁の汚れが目立ってきたけど、そろそろ外壁塗装をした方がいいのかな。」
「外壁塗装って、どのくらいのスパンで行ったら良いのだろう」
このように外壁塗装についてお悩みの方はいませんか。
外壁塗装をして、家の印象を良くしたい方は多いのではないでしょうか。
しかし、中でも外壁塗装の耐用年数や塗料の特徴が分からなくて困っている方はいらっしゃいますよね。
そこで今回の記事は、塗料の種類別に耐用年数や特徴について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□外壁塗装の塗料別耐用年数
外壁塗装の耐用年数や特徴を塗料別に解説します。
*アクリル系塗料
耐用年数は4~7年でしょう。
アクリル樹脂を主成分とする塗料で、1950年頃から使用されています。
発色が良く、カラーバリエーションが豊富です。
コストパフォーマンスに優れているので、数年ごとに外壁をリフレッシュしたい方にとっては、嬉しいですね。
また、塗料としての歴史が長いので、各メーカーから多くの種類の塗料が販売されています。
しかし、紫外線に弱いため劣化が早いです。
紫外線による劣化因子が発生しやすく、塗料の組織が破壊されるので、劣化が早く進みます。
数年で塗膜の光沢が失われます。
また、変色や色褪せが目立つようになり、劣化が進むと塗料の機能が発揮されなくなります。
*ピュアアクリル系塗料
耐用年数は12〜15年でしょう。
ピュアアクリルは、紫外線の強いオーストラリアで作られた塗料のため、遮熱性の高い塗料です。
一般的なアクリル塗料に含まれているアクリル樹脂よりも、50倍大きなアクリル樹脂を使っているので、塗装後もツヤが長持ちするでしょう。
また、柔らかいゴム質の塗料なので、高弾性で伸縮率が高く、外壁にヒビが入ってもゴムが外壁を守ってくれます。
そのため、ひび割れによる雨漏りのリスクが低くなるでしょう。
伸縮性の高い塗料はゴム製のため、雨や風、カビ、藻によって汚れが付きやすい面もあります。
ひび割れによる雨水や結露の侵入をなるべく抑えたい方におすすめの塗料です。
*ウレタン系塗料
耐用年数は6年〜10年でしょう。
ウレタン系塗料は、ウレタン系樹脂を主成分とした塗料です。
木製外壁材やフローリングといった木製建材や木製建具に使用されることが多いでしょう。
光沢のある塗膜を作るので、高級感が溢れる仕上がりになります。
また、柔らかく扱いやすいので、作業性の高い塗料です。
塗装後の塗膜は柔らかいので、ひび割れしにくいというメリットがあります。
ひび割れに強いメリットがある反面、汚れが付着しやすいというデメリットもあります。
特にツヤ消しタイプの塗料は、汚れが目立ちやすいため注意しましょう。
*シリコン系塗料
耐用年数は8年〜15年でしょう。
シリコン系塗料は、シリコン系の合成樹脂が主成分の塗料です。
塗料の中でも一番人気があり、戸建ての塗り替えの約7割に使用されています。
シリコン系塗料には、豊富な種類が揃っています。
遮熱機能があるものや汚れにくい高耐候性が高いものがあります。
さらに、カラーバリエーションやツヤも豊富でしょう。
塗料選びに迷っている方は、シリコン系塗料を選ぶことをおすすめします。
他の塗料と比較して、突出した性能は持っていませんが、価格や性能、耐用年数のバランスもよく、最も使い勝手が良い塗料でしょう。
*フッ素系塗料
耐用年数は15年〜20年でしょう。
フッ素系塗料とは、蛍石を原料としたフッ素樹脂を使った塗料で、高い耐候性が特徴です。
時間が経っても、塗装した面の強度が落ちにくく、品質が高い塗料です。
しっかりと外壁に密着する性質も持っているため、長期間紫外線や雨風に晒されてもしっかりと家を守ります。
耐久度が最も優れているので、住宅以外にもビルや商業施設で使用されています。
デメリットは価格が高いことでしょう。
しかし、長期間で考えた場合、塗装の回数が抑えられるので、足場の設置費用が減り、1年当たりのコストは安くなります。
長期間で考えた場合は、耐久性が高いので、コストパフォーマンスに優れているでしょう。
*ラジカル系塗料
耐用年数は8〜15年でしょう。
ラジカルとは、酸素や紫外線、水といった顔料に接触することで発生する劣化因子のことです。
ラジカル系塗料は、ラジカルの発生を可能な限り抑える効果があり、長期間塗膜の劣化を防げます。
また、防藻・防カビ効果もあるので、外壁をきれいに保てます。
藻やカビは、美観を損なうだけでなく、外壁が腐食する原因にもなるので注意しましょう。
カビには、アレルギーを発症させることもあるので、身体にも悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
外壁の下地をしっかり隠してくれる隠ぺい性にも優れているので、より高品質な仕上がりになります。
*光触媒塗料
耐用年数は10〜15年でしょう。
光触媒塗料とは、酸化チタンを原料とした塗料で、セルフクリーニング機能を持っています。
酸化チタンは、太陽光に当たると活性酸素を作り、汚れを分解してくれます。
また、塗膜が超親水状態という水を弾く状態になり、雨が降った時に汚れを洗い流してくれます。
これらの機能をセルフクリーニング機能と言います。
さらに、汚れを分解する効果により防菌効果、防藻効果もあります。
光触媒塗料で塗装した場合は汚れを浮かせてくれるので、汚れにくい外壁になるでしょう。
*無機系塗料
耐用年数は、15〜20年でしょう。
無機系塗料は、塗料の原料に無機物を配合した塗料です。
無機物とは、石やレンガ、ガラスといった炭素を含まない物質です。
紫外線で劣化しないため無機物自体は半永久的に耐久します。
この無機物100%の塗料を作れれば、半永久的に耐久する塗料を作れるかもしれません。
しかし、このままだと固すぎて塗料として塗れません。
そこで、無機物の耐久性を活かしつつ、成樹脂といった有機物を混ぜたものが無機系塗料です。
無機物系塗料を使用することで、耐久性に優れているので、塗装工事の回数を減らせるでしょう。
色褪せやチョーキングは、有機物の顔料が使われているので起こります。
しかし、無機物系塗料は、有機物を可能な限り少なくしているので、チョーキングといった劣化が起こりにくいでしょう。
耐久年数が長いので、塗装工事の回数を減らせるため、コストも抑えられるでしょう。
*遮熱系塗料
耐用年数は15〜20年でしょう。
遮熱系塗料は、熱を跳ね除けて建物に省エネ効果を発揮します。
猛暑のような夏でも太陽光を防いでくれます。
その温度差は、2〜3度と言われています。
少ない温度差に思えるかもしれませんが、体感温度は満足できる温度差でしょう。
また、施工時に補助金の給付ができる場合があります。
省エネ住宅にリフォームすることで、補助金を給付できる制度があります。
遮熱塗料を使うことで、CO2増加に歯止めを効かせられます。
遮熱塗料を使った工事は省エネ住宅リフォームに該当するので、遮熱塗料採用の際は自治体に相談しましょう。
□まとめ
今回は、塗料の種類別に耐用年数や特徴について解説しました。
耐用年数はもちろん大切ですが、耐用年数だけにとらわれないことが重要でしょう。
この記事を参考に外壁塗装をしてみてください。
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