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外壁塗装にオレンジ系の色を使うメリットや耐久性とは?
2019.9.1
外壁塗装をする際に、これまでの色とは違った色で塗装する人もいるようです。
家は外壁の色が変わるだけで、印象がかなり違います。
外壁塗装でオレンジ系の色を使うメリットや耐久性について調べてみました。
□外壁塗装の色
オレンジ系の外壁は、暖色系の色なので暖かく明るい感じがします。
オレンジ系の塗料には、「サーモアイウォールSi ND-281」「パーフェクトトップ ND-281」「エラストコート KM5336-3」「ナノコンポジットW NC-29」などがあります。
耐久性については、塗料の色によって耐久性が変わるわけではないことを知っておきましょう。
オレンジ系の色を外壁に使うメリットは、やはり明るい印象になるからではないでしょうか。
暖色系の色は、見る人の心もそこに住む人の心もウキウキさせる効果があります。
□外壁塗り替えの判断
外壁は定期的に塗り替えが必要ですが、塗り替え時期かどうかの判断はどのようにすればいいのでしょうか?
正しく判断するためには業者に診断してもらうのが一番ですが、自分でもある程度判断できます。
では、外壁がどのような状態になっていると、塗り替え時期なのでしょうか。
*汚れや色褪せ
外壁の表面に汚れが目立つようになったり、色が褪せてくると外壁が傷んできた証拠です。
家は年数がたつと塗料の防水性能が落ちて水切れが悪くなるので、その部分に汚れが溜まりやすくなります。
色褪せは、塗料や外壁の表面材が太陽光の紫外線によって、ダメージを受けるために起こります。
こうなると防水性能が落ちた証拠ですから、外壁に傷があったり外壁材の継ぎ目に隙間があると、そこから雨水がしみ込むようになります。
*チョーキング
塗装の表面に白い粉がふいたようになる現象です。
この白い粉は、塗料の成分が分離して粉上になってできたものです。
こうなるともう塗料としての役目を果たせなくなっているので、雨水が直接外壁に当たるようになり、外壁の劣化が急速に進みます。
外壁材は表面が塗料で覆われ雨水や太陽光から守られています。
しかし、チョーキング現象が起きるようになると塗料の効果がなくなっているので、あとは雨水や太陽光の影響を直接受けることになります。
このため、劣化のスピードが速まるのです。
*苔や藻やカビ
苔や藻、カビなどが外壁に生えると、外壁内部まで雨水がしみ込んでいる可能性があります。
チョーキングが発生した状態で何も手を打たずに放置していると、このようになってしまいます。
*目地コーキングの劣化
コーキングとは外壁材の継ぎ目に使われる素材ですが、これが劣化すると小さな亀裂が入り、そこから外壁内部に雨水が漏れるようになります。
こうなると外壁が外側だけでなく、内側からも水を吸うようになるので、急速に劣化していくので注意しましょう。
*外壁の浮き
外壁の浮きは、施工時の釘の曲がりや太陽光によって反りが発生して起こります。
浮きを放置すると、その部分から割れてきて、雨水が浸水するようになります。
*錆
外壁材の中で、金属の部分には錆が発生します。
最近では錆ができにくい素材も増えていますが、傷がつくとそこから錆が発生して弱くなり、腐食していく可能性があるので注意しましょう。
*クラック
外壁にクラックができると、そこから雨水が侵入します。
クラックは外壁の継ぎ目に発生しやすいのですが、クラックがあってもその上に塗料の塗膜があれば雨水を防げます。
しかし、塗料が劣化していると、ダイレクトに雨水が入ってしまうので、早めに修繕しましょう。
特に大きなクラックは構造クラックと呼ばれますが、これを放置すると外壁の中にさらに水が入るようになります。
*塗膜の劣化
塗料を塗った膜を塗膜と呼びますが、塗膜は長期間雨水や太陽光にさらされると劣化して、塗膜の一部が破れることがあります。
塗膜は、1箇所でも破れるとそこから剥離が広がっていきますので、雨水が直接外壁に当たり、そこに亀裂があると中に浸水することになります。
こうなると家が内側から劣化していきますから、補修に大変な費用がかかる可能性がある点には気をつけておきましょう。
外壁の傷み具合は、このようにいろんな段階があります。
外壁に汚れや色褪せが目立つくらいならまだいいのですが、チョーキングが発生し始めると、外壁塗装が必要なサインだと思ったほうがいいでしょう。
□外壁塗装は下地処理が重要
外壁塗装は、塗装する前の下地処理が重要です。
下地処理とは、塗装する部分をきれいにすることです。
塗装する部分が汚れていたり錆びていたりすると、その上から塗装してもなかなか密着しません。
そのため、塗装が長持ちせずヒビや塗装の剥がれが起きやすくなるのです。
こうならないようにするためには、まず高圧洗浄機で外壁の表面の汚れを、洗い落とさなければなりません。
こうして表面を洗浄したのち、外壁の状態によってはさらに下地の補修が必要な場合もあります。
ここで言う下地の補修とは、高圧洗浄で落ちきれなかった汚れや錆などを落とすことです。
塗装する前に下地をきれいにすれば、その上から塗布した塗料がしっかり密着するので、丈夫で長持ちのする塗装となります。
このように、下地がしっかりできていれば、その上に塗った塗料が長持ちするので、ずっと家の外壁を守ってくれます。
家を長持ちさせるためには、このようにしっかりと下地を作ることが大切なのです。
□外壁塗装の見積もり
外壁塗装の見積もりは、相見積もりするのがおすすめです。
相見積もりとは、複数の塗装業者に見積もりを出してもらうものです。
相見積もりの場合は、それぞれの業者に相見積もりであることを伝えましょう。
そうすれば、業者に競争意識が湧いて、いくらかでも安い金額を提示してくれる可能性があります。
ただし、見積金額は安ければいいというわけではありません。
そのためにも、見積書の項目はひとつずつチェックしてみる必要があります。
たとえば、見積書に下地処理の項目はあるでしょうか。
前述しましたように、下地処理は塗料を外壁にしっかり密着させるために必要な工程ですから、これがないと塗装が長持ちしません。
また、養生の費用が計上されていることも確認しましょう。
塗装をする際に、塗装しない部分に覆いをして、塗料がつかないようにするのを養生と言います。
また、高圧洗浄の際に、汚れた水が周囲に飛び散らないようにするためにも養生が必要です。
外壁塗装の際は、足場を組んで養生用のメッシュシートを足場全体にかけます。
この養生がしっかりできていないと、塗料や高圧洗浄の汚水が飛んで近隣の住宅に迷惑をかける恐れがあります。
万が一飛散した塗料が隣の家の壁や車に付着したりすると、損害賠償を請求されることになりますので、見積もりに養生の項目が入っていることをしっかり確認しましょう。
見積書に下地処理や養生が含まれていなければ、見積もり金額はかなり安くなります。
だからといって、そんな見積もりを出す業者に塗装を依頼するわけにはいかないので、見積書を受け取ったら必ずこの2項目があることを確認しましょう。
□塗装後の色がイメージと違う
塗装後の色がイメージと違うというのは、意外に多いトラブルです。
外壁の色は、ほとんどの場合色のサンプルを見て決めますが、小さなサンプルと外壁一面に塗った色とでは、どうしてもイメージの違いが起きてしまいます。
冒頭でご紹介したオレンジ系の色にも微妙な違いがありますから、自分の家に合う色をじっくり選びましょう。
□まとめ
家は外壁の色でかなり印象が変わります。
そのため、外壁塗り替えのタイミングで、外壁の色を変える人もいるようです。
オレンジ系の外壁は、暖色系の色なので暖かく明るい感じがします。
オレンジ系の色を外壁に使うメリットは明るい印象になるからで、明るい暖色系の色は、見る人もそこに住む人の心もウキウキさせてくれます。
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