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外壁の雨だれを防ぐ方法は?原因と対策、洗浄方法を解説
2025.1.23
新築から数年経ち、愛着のあるマイホームの外壁に、気になる雨だれの跡が目立ちはじめませんか。
せっかくなら、住み心地の良さだけでなく、外観の美しさも保ちたいところです。
この記事では、外壁の雨だれの原因や対策、そして汚れを落とす方法について解説していきます。
雨だれの原因を理解し、適切な対策を行うことで、美しい外壁を長く保つことができます。
ぜひ最後まで読んで、雨だれ対策の知識を深めてみてください。
外壁についた雨だれの原因とは?
外壁に発生する雨だれの原因は、汚れの種類や外壁素材、経年劣化など、様々な要因が複雑に絡み合っています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1: 汚れの種類
外壁に付着した汚れは、雨水によって洗い流される際に、外壁に跡を残してしまいます。
・ 排気ガスやホコリ
大気中の排気ガスやホコリは、外壁に付着しやすく、雨水に溶け出すことで黒ずみや変色を引き起こします。
・ 泥や花粉、砂
風によって運ばれてくる泥や花粉、砂などは、外壁に付着すると、雨水に濡れることで外壁にこびりつき、雨だれとなって残ってしまうことがあります。
2: 外壁素材
外壁素材によって、雨だれの発生しやすさが異なります。
・ サイディング
サイディングは、比較的雨だれが目立ちやすい素材です。
表面が平滑で、雨水が流れ落ちにくい構造のため、汚れが溜まりやすく、雨だれとなって残ってしまうことがあります。
・ ALC
ALCは、吸水性が高いため、雨水が浸透しやすく、雨だれが発生しやすい素材です。
また、表面がザラザラしているため、汚れが落ちにくく、雨だれとなって残ってしまうことがあります。
3: 経年劣化
外壁は、年月が経つにつれて劣化していきます。
・ 撥水性の低下
新築時は、外壁表面に撥水加工が施されているため、雨水が弾きやすく、汚れも付きにくいですが、経年劣化によって撥水性が低下すると、雨水が外壁に浸透しやすくなり、雨だれが目立つようになります。
・ 塗装の劣化
外壁の塗装も経年劣化によって、ひび割れや剥がれなどが発生し、雨水が浸透しやすくなります。
そのため、雨だれの発生原因となります。
外壁の雨だれを防止する方法
外壁の雨だれを防ぐには、適切な対策が必要です。
具体的な方法を2つご紹介しましょう。
1: 水切りを設置する
水切りは、窓枠やベランダなどに設置する、雨水を排水するための部材です。
水切りを設置することで、雨水が外壁に流れ落ちるのを防ぎ、雨だれの発生を防ぐことができます。
水切り設置のメリットは以下の通りです。
・ 雨だれを防止できる
・ 外壁の汚れを防ぐ
・ 外壁の寿命を延ばす
2: 雨だれがつきにくい塗料で塗装する
外壁の塗装には、雨だれがつきにくい「低汚染塗料」と呼ばれる塗料があります。
低汚染塗料は、表面に特殊なコーティングが施されているため、汚れが付きにくく、雨水に濡れても汚れが流れ落ちやすいという特徴があります。
低汚染塗料のメリットは以下の通りです。
・ 雨だれを防止できる
・ 外壁の汚れを軽減できる
・ 外壁の美観を長期間保つことができる
3: 雨樋の清掃
雨樋は、雨水を排水するための重要な役割を担っています。
雨樋が詰まっていると、雨水が溢れて外壁に流れ落ち、雨だれの原因となります。
定期的に雨樋の清掃を行い、詰まりを防ぐようにしましょう。
4: エアコン室外機のドレンホースの確認
エアコン室外機のドレンホースから排水される水は、外壁に流れ落ちることがあります。
ドレンホースが詰まっていると、排水が滞り、外壁に水が溜まって雨だれの原因となるため、定期的にドレンホースの確認を行い、詰まりがないか確認しましょう。
外壁の雨だれが発生しやすい場所
外壁の雨だれは、場所によって発生しやすい箇所があります。
代表的な場所とその対策方法を解説していきます。
1: 屋根の軒先
屋根から流れ落ちる雨水は、軒先に集中しやすく、外壁に伝わって汚れが発生しやすい場所です。
軒先には、適切な排水設備を設置し、雨水が外壁に流れ落ちないようにしましょう。
2: 雨樋の周辺
雨樋が詰まっていると、雨水が溢れて外壁に流れ落ち、雨だれの原因となります。
定期的に雨樋の清掃を行い、詰まりを防ぐようにしましょう。
3: 窓の下
窓のサッシや窓枠に雨水が溜まり、それが外壁に流れ落ちることで雨だれが発生します。
窓の排水機能がうまく働いていない場合は、排水機能を改善するか、窓の下に水切りを設置しましょう。
4: ベランダやバルコニーの下
ベランダやバルコニーの排水が不十分だと、そこから流れ落ちる雨水が外壁に沿って伝わり、雨だれの汚れが発生します。
ベランダやバルコニーの排水口の清掃や、排水機能の改善を行い、雨水が滞留しないようにしましょう。
5: エアコンの室外機周辺
エアコンのドレンホースから出る水が外壁に伝わり、雨だれの汚れが発生することがあります。
室外機を設置する場所には、水切りを設置するか、ドレンホースの排水方向を変更しましょう。
6: 外壁の接合部や継ぎ目
外壁の継ぎ目や接合部は、雨水が溜まりやすく、そこから汚れが広がることが多いです。
シーリングの劣化や隙間が原因となる場合は、シーリングの補修や交換を行いましょう。
7: 外壁のコーキング
外壁のコーキングは、外壁の継ぎ目や開口部を防水するために使用されます。
コーキングが劣化すると、雨水が浸透しやすくなり、雨だれの原因となります。
定期的にコーキングの状態をチェックし、劣化している場合は補修または交換を行いましょう。
外壁の雨だれを落とす方法
雨だれの汚れを落とすには、適切な洗剤や方法を選ぶことが重要です。
外壁の素材や汚れの状態に合わせて、適切な洗浄方法を選びましょう。
1: 中性洗剤
中性洗剤は、外壁の素材を傷めにくく、比較的安全な洗剤です。
ただし、中性洗剤だけでは落ちにくい汚れもあります。
中性洗剤で落とせる汚れは以下の通りです。
・雨水による汚れ
・ホコリや花粉などの軽い汚れ
2: 外壁用クリーナー
外壁用クリーナーは、雨だれやコケ、カビなどの頑固な汚れを落とすのに効果的な洗剤です。
外壁の素材に合わせて、適切な外壁用クリーナーを選びましょう。
外壁用クリーナーで落とせる汚れは以下の通りです。
・雨だれによる汚れ
・コケやカビなどの頑固な汚れ
3: 高圧洗浄
高圧洗浄は、水圧の高い水で外壁を洗浄する方法です。
雨だれやコケ、カビなどの頑固な汚れを落とすのに効果的な方法ですが、外壁を傷める可能性もあるため注意が必要です。
高圧洗浄で落とせる汚れは以下の通りです。
・雨だれによる汚れ
・コケやカビなどの頑固な汚れ
・塗装の汚れ
4: 洗浄方法
外壁の洗浄を行う際は、以下の手順を守りましょう。
・洗浄前に、外壁の素材や汚れの種類を確認する
・洗剤を使用する場合は、目立たない場所で試してから使用する
・洗浄後は、水で洗い流す
・洗浄後、しっかりと乾燥させる
5: 専門業者への依頼
雨だれの汚れがひどい場合や、高所作業が不安な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者は、適切な洗剤や方法で外壁を洗浄し、雨だれの汚れをきれいに落とすことができます。
専門業者に依頼するメリットは以下の通りです。
・専門知識を持ったスタッフが作業を行う
・適切な洗剤や方法で洗浄を行う
・高所作業が安全に行える
まとめ
この記事では、外壁の雨だれの原因、雨だれを防ぐための対策、雨だれの汚れを落とす方法について解説しました。
外壁の雨だれは、放置すると汚れがひどくなり、外壁の美観を損なうだけでなく、外壁の劣化を早める原因にもなります。
雨だれの原因を理解し、適切な対策を行うことで、美しい外壁を長く保つことができます。
この記事を参考に、雨だれの対策を行い、快適で美しい住まいを実現しましょう。
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