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ベランダのFRP防水トップコート塗り替え|単価やメンテナンス時期など解説
2024.10.30
ベランダのFRP防水トップコートの塗り替え、いつ行えばいいのでしょうか。
「そろそろ塗り替え時かな。」
「費用はどれくらいかかるの。」
「自分で塗ることはできるの。」
ベランダの防水層を守るトップコートは、紫外線や雨風、歩行による摩擦などで徐々に劣化していきます。
放置すると、防水機能が低下していきます。
今回は、ベランダのFRP防水トップコートの塗り替え時期や費用、DIYの可否、プロに依頼するメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
ベランダの防水対策について、適切な判断ができるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
□FRP防水トップコートとは?
ベランダの防水層を守る、大切な役割を担うFRP防水トップコート。
一体どんなものなのでしょうか。
1: FRP防水とは。
FRP防水とは、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維をプラスチックに混ぜ合わせて作られた素材で、ベランダやバルコニーの床面などに使用されています。
FRP防水は、耐久性と防水性に優れているため、多くの住宅で採用されています。
しかし、どんな素材も永遠に使えるわけではありません。
2: トップコートの役割
FRP防水トップコートは、FRP防水層を保護するための塗料です。
紫外線や雨風、歩行による摩擦からFRP防水層を守り、防水機能を長く維持する役割を担っています。
3: 放置するとどうなる。
トップコートを放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
・ひび割れや剥がれ
・色あせ
・汚れ
・防水機能の低下
トップコートは、FRP防水層を守るための重要な役割を担っているため、定期的な塗り替えが必須です。
□FRP防水トップコートの塗り替え時期と単価
では、FRP防水トップコートの塗り替えは、いつ頃行えば良いのでしょうか。
1: 塗り替え時期の目安
トップコートの塗り替え時期は、一般的に5~10年と言われています。
しかし、これはあくまで目安です。
実際の塗り替え時期は、ベランダの環境や使用状況によって異なります。
例えば、日当たりが良く、雨風や歩行による摩擦が多いベランダは、劣化が早いため、5年程度で塗り替えが必要になる場合もあります。
逆に、日当たりが悪く、雨風や歩行による摩擦が少ないベランダは、10年以上塗り替えなくても大丈夫な場合もあります。
2: 塗り替え時期の見極め方
トップコートの塗り替え時期を見極めるには、以下の点に注意しましょう。
・ひび割れや剥がれ
・色あせ
・汚れ
・表面のザラザラ感
・水が染み込む
これらの症状が見られる場合は、早急に塗り替えを検討しましょう。
3: 費用相場
トップコートの塗り替え費用は、ベランダの面積や使用する塗料の種類、業者によって異なりますが、一般的な戸建て住宅のベランダの場合、約5万円~10万円程度が相場です。
*施工価格(1㎡あたり)
・ウレタン防水 1,500~2,000円
・FRP防水 1,800~2,500円
・ゴムシート防水 1,000~1,500円
トップコートの種類によっても施工単価は変わりますので、目安としてお考えください。
4: DIYは可能
トップコートの塗り替えは、DIYでも行うことができます。
しかし、専門知識や技術が必要なため、DIYで塗り替える場合は、事前に十分な情報収集と練習が必要です。
また、DIYで失敗した場合、プロに依頼するよりも費用がかかってしまうこともあります。
5: プロに依頼するメリット
プロに依頼するメリットは、以下の通りです。
・仕上がりが綺麗で、耐久性が高い
・専門知識や技術があるので、安心できる
・保証が付いている場合がある
6: プロに依頼するデメリット
プロに依頼するデメリットは、以下の通りです。
・費用が高い
・日程調整が必要
7: プロに依頼する際の注意点
プロに依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
・複数の業者から見積もりを取ること
・業者の評判を調べること
・契約内容をよく確認すること
□FRP防水トップコートの塗り替えをDIYでやるのは危険?
DIYでトップコートを塗ることは可能ですが、注意すべき点がいくつかあります。
1: 注意すべきこと
DIYでトップコートを塗る場合、以下の点に注意が必要です。
・下地処理
・塗料の種類
・塗布方法
・養生
下地処理が適切に行われていないと、塗料が剥がれやすくなってしまいます。
また、塗料の種類によっては、専門知識や技術が必要なものもあります。
例えば、ウレタン塗料は、乾燥時間が長く、ムラになりやすいので、DIYでは難しい場合があります。
塗布方法も、ローラーや刷毛など、適切な方法を選ぶ必要があります。
養生は、塗料が周囲に付着しないように、しっかりと行う必要があります。
2: 失敗した場合のリスク
DIYで失敗した場合、以下のようなリスクがあります。
・塗料の剥がれ
・ムラ
これらのリスクを回避するためには、専門知識や技術が必要になります。
3: プロに依頼するメリット
DIYで塗り替えを行う場合は、上記のようなリスクを考慮する必要があります。
プロに依頼すれば、これらのリスクを軽減することができます。
また、プロは経験豊富なので、より綺麗に、耐久性のある仕上がりを実現することができます。
□FRP防水トップコート塗り替えは専門業者に依頼しよう!
DIYでの塗り替えは、リスクが伴うため、専門業者に依頼することをおすすめします。
では、信頼できる専門業者を見つけるには、どうすればいいのでしょうか。
1: 専門業者を見つけるポイント
信頼できる専門業者を見つけるには、以下のポイントを参考にしましょう。
・実績豊富
・評判が良い
・保証がある
・アフターサービスが充実している
2: 見積もりを取る際の注意点
見積もりを取る際は、以下の点に注意しましょう。
・内容を比較検討すること
・不明な点は質問すること
見積もりを比較検討することで、適正な価格で依頼することができます。
3: 契約内容をよく確認すること
契約書には、工事内容、費用、工期、保証内容などが記載されています。
契約書の内容をよく確認し、納得した上で契約するようにしましょう。
□まとめ
ベランダのFRP防水トップコートの塗り替えは、適切な時期に行うことで、ベランダの防水機能を長く維持することができます。
塗り替え時期は、ベランダの環境や使用状況によって異なりますが、ひび割れや剥がれ、色あせ、汚れなどの症状が見られる場合は、早急に塗り替えを検討しましょう。
費用は、ベランダの面積や使用する塗料の種類、業者によって異なりますが、一般的な戸建て住宅のベランダの場合、約5万円~10万円程度が相場です。
DIYで塗り替えを行う場合は、下地処理、塗料の種類、塗布方法、養生など、注意すべき点がいくつかあります。
失敗した場合、塗料の剥がれ、ムラ、雨漏りなどのリスクがあります。
これらのリスクを回避するためには、専門知識や技術が必要になります。
DIYでの塗り替えはリスクが伴うため、信頼できる専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者を選ぶ際は、実績豊富、評判が良い、保証がある、アフターサービスが充実しているなどのポイントを参考にしましょう。
また、見積もりを取る際は、不明な点は質問するようにしましょう。
契約書の内容をよく確認し、納得した上で契約しましょう。
ベランダのFRP防水トップコートの塗り替えは、適切な時期に行うことで、ベランダの防水機能を長く維持することができます。
この記事が、みなさんのベランダのメンテナンスの参考になれば幸いです。
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