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外壁塗装に適した耐久性の高い塗料の種類や特徴とは?


外壁塗装をするなら、なるべく耐久性のある塗料を使いたいものです。では、耐久性のある塗料とはどんな塗料なのでしょうか。その塗料を使うメリットやデメリットも併せて見ていきます。

■塗料選びの重要性

外壁を塗装するには、まず塗料を選ばなくてはなりません。塗料は、業者がその家の外壁を見て提案してくることも多いのですが、塗料の種類や用途についての知識がないと、その塗料が本当に一番合っているのかわかりません。たとえ優良な業者であったとしても、業者の言いなりで事を進めるのは多少の不安が残ります。

そのため、外壁塗装に使う塗料について、ある程度の知識があったほうがいいのです。外壁塗装の前に、塗料の種類やそれぞれの耐久年数くらいは知っておくといいでしょう。塗料は種類によって耐久年数も違うし値段も違います。

もちろん、値段の高い塗料ならそれだけ耐久年数もあるのですが、どんなにすぐれた塗料を使っても、業者が塗装工程で手抜きをするようなら、期待通りの耐久年数を発揮することはできません。そのため、よりよい外壁塗装のためには、優良な塗装業者を選ぶことも重要となります。
塗料の種類と耐久年数は以下の通りです。

 

・アクリル 5~7年

アクリル塗料には旧タイプと新タイプがあります。旧タイプは今ではほとんど使われませんので、現在外壁塗装に使われるアクリル塗料の大部分は新タイプです。

 

・ウレタン 8~10年

ウレタン塗料は、以前はよく使われましたが、シリコン塗料が普及するとあまり使われなくなりました。ただし、防水が必要な箇所では今でもよく使われます。ウレタン塗料は、現在では外壁塗装にはほとんど使われませんが、下地とよくなじむので、雨どいや破風板などには使われることがあります。

 

・シリコン 10~15年

現在、一戸建て住宅の塗装には、シリコン塗料がもっとも多く使われています。値段の割に耐久性があり、塗装業者にとっても使いやすい塗料なので、ますます需要が広がっています。シリコン塗料の中には遮熱性にすぐれたものや、汚れに強い耐候性のある塗料などもあります。

また、カラーバリエーションが豊富なのも、使いやすく選ばれやすい理由となっているようです。ただし、シリコン塗料の中でも単層弾性塗料は、やや耐久性が劣るので使うときは注意しましょう。

 

・ラジカル制御型 12~15年

ラジカル制御型塗料は、現在注目されている塗料です。2012年頃に発売された塗料で、使われだしてまだ間もないので、本当の意味での耐久年数ははっきりしていませんが、メーカー発表では12~15年となっており、今後外壁塗装の主流となることが予想されています。

ちなみに、ラジカルとは塗料の中の成分が、太陽光を浴びることにより生成される物質のことで、塗膜の劣化の原因となるものです。このラジカルの発生を抑えるので、ラジカル制御型塗料と呼ばれるわけです。

 

・フッ素 15~20年

フッ素塗料は、蛍石を原料にしたフッ素樹脂を使って作られた塗料です。フッ素塗料は非粘着性で汚れがつきにくく、酸性雨に強くて壁の汚れが落ちやすく、さらに紫外線に強いという多くの特徴を兼ね備えた塗料です。現在主流となっているシリコン塗料よりもグレードの高い塗料で、しかも耐久性があるため、この塗料を使う一戸建ても徐々に増えています。

 

・光触媒 15~20年

光触媒塗料は、塗るだけで空気浄化効果があるといわれており、地球環境にやさしい塗料です。耐久年数が長いため、外壁塗装に適しています。

 

・無機 20~25年

現在のところ、もっとも耐久性の高い塗料で、塗料の原料に無機物が使われています。無機物とは、レンガやガラスのように炭素を含まない物質のことです。無機物は紫外線が当たっても劣化することがないため、半永久的に持ちます。

無機物を原料として塗料を作ると、理論上は半永久的な耐久力を持った塗料が出来上がりますが、それでは固すぎて塗ることができません。そのため、無機物に合成樹脂などを混ぜて、塗料として使えるようにしたのが無機塗料なのです。合成樹脂を混ぜるとその分だけ耐久性が落ちますが、それでも驚異的な耐久力を発揮します。

ただし、現在の法律では、無機物を何パーセント含まなくてはならないといった規定はありません。そのため、わずかでも無機物が含まれていると、無機塗料と名乗れてしまうので気をつけなくてはなりません。無機塗料は、色あせやチョーキングが少ないのが特徴です。

色あせもチョーキングも、有機物が含まれているから起こる現象なので、有機物を少ししか含まない無機塗料であれば、チョーキングもほとんど起こりません。塗料を塗るとカビや藻が発生することがありますが、カビや藻は有機物を栄養として育っています。そのため、無機塗料ならほとんど有機物を含まないので、カビや藻も発生しにくくなります。

無機物は親水性が高く、汚れを浮かびあがらせて雨水で洗い流せるので、外壁に汚れがつきません。このように見ると、無機塗料はいいことだらけのようですが、無機物は硬い素材なので、無機塗料もひび割れしやすいのではないかという懸念があります。もしひび割れが気になるようなら、弾力性の高い無機塗料もありますので、こちらを使ってみるといいでしょう。

■水性と油性の違い

上記のように、塗料にはさまざまな種類がありますが、このような材質による分類のほかに、水性か油性かという分け方もあります。塗料は壁などに塗る際に希釈して使いますが、その希釈剤として水を使うかシンナーを使うかで、水性と油性に分かれるのです。塗料は、水性か油性かによって耐久年数が変わります。

たとえば、同じシリコン塗料でも、水性と油性では油性のほうが長持ちします。最近は水性でも、耐久年数が油性と変わらなくなってきたと言われますが、まだまだ油性の方が長持ちするようです。特に寒い地方では、断然油性のほうが、耐久年数があります。

また、塗料には1液タイプと2液タイプがあります。1液タイプは缶を開ければそのまま塗れる塗料で、2液タイプは主剤と硬化剤を混ぜないと塗ることができない塗料です。主剤と硬化剤の2種類使うので、2液タイプと呼ばれます。ちなみに、1液タイプよりも2液タイプのほうが、耐久性があります。

 

■塗料に対する誤解

・耐久年数は実測ではない

たとえば、塗料メーカーが発表している耐久年数10年は、実際に家に10年塗って試したものではありません。メーカーごとにテスト環境を作り、その中で10年間太陽光線や雨風を受けた状況を設定して、模擬的に試験した結果、導き出された理論上の耐久年数です。実際に10年塗ってみないとわからないのでは、10年経つまで発売することができなくなってしまいます。

 

・耐久年数10年は10年経つまで劣化しない?

厳密に言いますと、塗料は塗ったその日から劣化していきます。耐久年数というのは、その年数まで性能を維持して、一定レベルの耐久力を保持できるという意味です。つまり、耐久年数10年なら塗装後10年間は、その塗料本来の塗装性能が保証されるというものです。

ただし、実際には家ごとに太陽光や雨風の影響が違うため、あくまでも目安ということになります。しかし、塗装業者の職人の塗装技術が未熟だったり、手抜き工事をしたりするようなら、メーカー発表の耐久年数まで持たないこともあります。ちなみに、耐久年数10年の場合、10年経過したらすぐ塗り替えないといけないというものではありません。

もちろん、早めに塗り替えるに越したことはありませんが、すぐに対応が必要なわけでもないのです。耐久年数10年を経過するまでに徐々に塗装の劣化が進み、10年を超えてもほぼ同じペースで劣化していきます。つまり、10年経ったからといって、急激に劣化するわけではないのです。

 

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プロタイムズ西宮店・尼崎塚口店・伊丹店(株式会社DOOR)
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お客様のお家を長持ちさせるような高品質の施工を提供

弊社、外壁・屋根塗装専門店プロタイムズ西宮店・尼崎塚口店・伊丹店(株式会社DOOR)は防水会社として創業して、西宮市、神戸市、尼崎市を中心に防水工事をやってきました。
また西宮市、神戸市、尼崎市では、累計500件以上の外壁塗装や雨漏り補修の実績があります。

弊社は、地域密着で防水事業を中心に展開してきましたが、お客様より外壁塗装や屋根塗装はできないのか?という声を多く頂き、外壁塗装・屋根塗装を手掛けるようになりました。
防水会社ならではの雨漏り対策からお家を長持ちさせる方法を考え、補修で終わる範囲であれば補修提案、塗装をした方がよい場合は塗装の提案をするという、そのお家に合ったご提案をしています。

私は、防水の職人から会社を興した経緯もあり、お家の劣化状況を知ることができる外壁劣化診断や雨漏り診断を重視しています。劣化箇所や原因の特定をした上での最適なプランをご提出しております。
さらに、私の想いとしては、塗装や補修をすれば終わりというわけではなくて、お家を長持ちさせるという想いでご提案をしたいと思っていますので、塗装をした後のアフターにも力を入れています。
初年度は定期点検を基にメンテナンスをしていきます。初年度以降は、1年・3年・5年・7年・10年の定期点検をして、何か補修が必要な場合はすぐに対応するようなアフターサービス体制をとっています。

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