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屋根塗装の期間と工程をご紹介!失敗しないためのポイントと最適なタイミング
2024.7.9
新築やリノベーションで屋根塗装を検討している家主のみなさま。
屋根塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
しかし、いざ検討を始めると「どのくらいの期間がかかるのか」「どんな工程があるのか」など、疑問が尽きない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、屋根塗装の工程と期間、そして最適な時期や注意点について詳しく解説していきます。
信頼できる塗装会社選びのポイントや、工事中のトラブル回避策も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、安心して屋根塗装を進めてくださいね。
□屋根塗装の工程と期間の全体像
屋根塗装は、単に塗料を塗るだけの作業ではありません。
さまざまな工程を経て、美しく、そして機能的に生まれ変わります。
*屋根塗装の標準的な工程と期間
屋根塗装が正常に進行した場合の標準的な工程と期間は以下の通りです。
1:足場の設置(1日)
2:塗装前の洗浄・乾燥(1日)
3:下地の処理(1日)
4:塗装前の養生(1日)
5:下塗り・乾燥(1日)
6:中塗り・乾燥(1日)
7:上塗り・乾燥(1日)
8:縁切り(1日)
9:点検と手直し(1日)
10:片づけと足場の解体・撤去(1日)
これらの工程をすべて完了するには、通常10日程度は必要となります。
天候や作業の難易度によっては、さらに時間がかかる場合もあることを覚えておきましょう。
*塗装会社選びの注意点
屋根塗装の工程と期間は塗装会社によって異なる場合があります。
そのため、会社選びは非常に重要です。
信頼できる塗装会社を選ぶためには、以下の点に注意しましょう。
・経験豊富な会社を選ぶ
・適切な見積もりを提示してくれる会社を選ぶ
・施工内容を明確に説明してくれる会社を選ぶ
・契約前にしっかりと説明を受け、納得した上で契約をする
特に、工事期間については、契約書に明記してもらうようにしましょう。
「スケジュールを書いてしまうと、遅れた場合にクレームが生じる」という理由で、契約書に期間を書かない会社もいるため、注意が必要です。
*余裕を持ったスケジュールを組む
屋根塗装は、天候に大きく左右される作業です。
雨天時は作業がストップしてしまうため、工期が延びてしまう可能性があります。
そのため、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。
目安として、2週間程度の期間を確保しておくと安心でしょう。
万が一、工期が遅れても慌てることなく、落ち着いて対応できます。
□屋根塗装の最適な時期と季節ごとの特性
屋根塗装は、季節によって仕上がりが大きく変わります。
最適な時期を選ぶことで、より美しく、長持ちする仕上がりを実現できます。
*屋根塗装に最適な時期
屋根塗装に最適な時期は、気温や湿度が安定している春と秋です。
春は、気温が上昇し、湿度も安定しているため、塗料の乾燥が早く、仕上がりも綺麗になりやすいです。
秋は、気温が下がり始め、湿度も落ち着いてくるため、塗料の乾燥が安定し、長期的に美しい仕上がりを期待できます。
*季節ごとのメリットとデメリット
1:春
・メリット:気温や湿度が安定しているため、工事がスムーズに進みやすい。
・デメリット:繁忙期のため、予約が取りにくかったり、価格が高くなる可能性がある。
2:夏
・メリット:日照時間が長く、塗料の乾燥が早い。
・デメリット:台風などの影響を受けやすく、工事が中断される可能性がある。
3:秋
・メリット:気温や湿度が安定し、塗料の乾燥が安定している。
・デメリット:台風などの影響を受けやすく、工事が中断される可能性がある。
4:冬
・メリット:閑散期のため、予約が取りやすく、価格が安くなる可能性がある。
・デメリット:気温が低いため、塗料の乾燥が遅く、仕上がりが悪くなる可能性がある。
*天候の影響
屋根塗装は、天候に大きく影響を受けるため、注意が必要です。
特に、雨天時は作業がストップしてしまうため、工期が延びてしまう可能性があります。
そのため、天候に左右されない時期を選ぶことが重要です。
*屋根の素材と季節
屋根の素材によっても、最適な時期は異なります。
例えば、スレート屋根は、夏に塗装すると、塗料が乾燥しすぎるため、ひび割れが発生する可能性があります。
そのため、スレート屋根は、春や秋に塗装するのがおすすめです。
□屋根塗装が必要とされるタイミング
屋根塗装は、年数が経てば必ず必要になるわけではありません。
屋根の状態によって、塗装が必要かどうか判断する必要があります。
1:屋根塗装の目安となる劣化状況
屋根の劣化状況は、地上から遠目で見たり、プロに調査してもらったりするのが一般的です。
・色あせ
・コケ・カビ
・ひび割れ
・塗膜の剥がれ
・錆び
・屋根材の破損
2:それぞれの劣化症状について
・色あせ
色あせは、塗膜の劣化が始まった証拠です。
初期的な段階では、すぐに処置をしなくても問題ありません
色あせが見つかったら、定期的に状態を把握して劣化の進行状況をチェックしましょう。
・コケ・カビ
コケやカビは、美観を損なうだけでなく、悪臭を放つこともあります。
早めに除去することが重要です。
高圧洗浄で除去できない場合は、塗装を検討する必要があります。
・ひび割れ
ひび割れは、雨漏りや錆びの原因となるため、放置すると深刻な被害につながる可能性があります。
早めに補修や塗装をすることが重要です。
・塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれは、長年の劣化や施工不良によって発生します。
大きく剥がれ落ちている場合は、外壁材の劣化が進んでおり、補修費用が高くなる可能性があります。
・錆び
錆びは、鉄製の屋根材に発生します。
放置すると、屋根材が腐食し、強度が低下する原因となります。
錆びが見つかったら、早めに対処することが重要です。
・屋根材の破損
屋根材の破損は、雨漏りや瓦の落下など、重大な事故につながる可能性があります。
早めに補修する必要があります。
3:屋根の調査
屋根の劣化状況を正確に把握するためには、専門会社による調査が必要です。
プロに依頼することで、目視では確認できない部分の劣化状況も把握することができます。
4:塗装の必要性の判断
調査結果に基づいて、塗装の必要性を判断しましょう。
軽度の劣化であれば、補修だけで済む場合もあります。
しかし、深刻な劣化が見られる場合は、塗装が必要となります。
□屋根塗装中に気を付けるべきポイント
屋根塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
工事中のトラブルを回避し、安心して施工を進めるために、いくつかのポイントを押さえましょう。
1:契約内容の確認
契約書には、工事内容、期間、費用などが明確に記載されていることを確認しましょう。
・工事内容:どのような塗料を使用するのか、下地処理の方法、塗装回数などが明記されているかを確認しましょう。
・期間:工期はいつからいつまでなのか、具体的なスケジュールが記載されているかを確認しましょう。
・費用:工事費用はいくらか、内訳は明細化されているかを確認しましょう。
・保証:保証期間はどのくらいなのか、保証内容はどのようなものなのかを確認しましょう。
2:現場の確認
工事開始前に、現場を確認し、疑問点があれば塗装会社に質問しましょう。
・足場:足場の設置場所や高さは適切か、安全に配慮されているかを確認しましょう。
・養生:養生の方法や範囲は適切か、周辺への影響は最小限に抑えられているかを確認しましょう。
・塗料:使用する塗料の種類や色、品質は事前に確認しておきましょう。
3:工事中のコミュニケーション
工事中は、塗装会社と密にコミュニケーションを取り、疑問点や要望があればすぐに伝えましょう。
・進捗状況:工事の進捗状況は定期的に確認し、スケジュール通りに進んでいるか確認しましょう。
・状況説明:作業内容や工程について、わかりやすく説明してもらいましょう。
・連絡体制:連絡先は常に確認しておき、連絡がスムーズに取れるようにしておきましょう。
4:完工後の確認
工事が完了したら、必ず仕上がりを確認し、問題があれば会社に指摘しましょう。
・塗装の仕上がり:塗料の色やムラ、剥がれなど、仕上がりを確認しましょう。
・足場跡:足場を撤去した後の跡が残っていないか確認しましょう。
・清掃:工事現場周辺が綺麗に清掃されているか確認しましょう。
□まとめ
屋根塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
この記事では、屋根塗装の工程と期間、そして最適な時期や注意点について詳しく解説しました。
信頼できる塗装会社選び、適切な時期の選択、工事中のトラブル回避など、さまざまなポイントを押さえることで、安心して屋根塗装を進めることができます。
屋根塗装を検討されている方は、この記事を参考に、計画的に施工を進めていきましょう。
西宮市周辺で屋根塗装を検討している方は、ぜひ当社までご相談ください。
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