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60坪住宅の外壁塗装!知っておきたい費用相場と賢い選択肢をご紹介!
2024.5.19
外壁塗装は家の印象を大きく左右するだけでなく、建物自体の耐久性を保つ重要な役割を果たします。
この点において、質の高い外壁塗装は単なる美観の向上を超え、長期的な投資ともいえるでしょう。
本記事では、60坪の外壁塗装における費用相場やコスト削減の方法、会社選びのポイントについて解説します。
長く快適な住まいを維持したい方や、経済的な外壁塗装を目指している方におすすめしたい内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
□60坪の外壁塗装の相場は?
60坪の家の外壁塗装にかかる費用は、おおむね120万円から180万円とされています。
この金額の違いは使用する塗料によって生じます。
それぞれの塗料タイプごとに相場が異なりますので、その詳細について見ていきましょう。
*塗料の種類と費用相場
各塗料には独自の特性と価格があり、どの塗料を選ぶかによって総コストが左右されます。
アクリル塗料を使用した場合、かかる費用は約100万円から120万円の範囲と最も経済的な選択肢ですが、耐久性は他の塗料に比べて劣ります。
ウレタン塗料は、コストパフォーマンスに優れ、110万円から130万円の範囲で提供されています。
シリコン塗料は、耐久性と価格のバランスが良く、塗装にかかる費用は130万円から150万円程度です。
フッ素塗料は、高耐久性を誇り、140万円から170万円となっており、長期間の保護を求める場合に適しています。
断熱塗料や光触媒塗料などの高機能塗料は、150万円から190万円と高価ですが、特別な機能による長期の節約が期待できます。
塗料を選ぶ際には、長期的なメンテナンスコストや耐久性、さらには家の保護に対する需要を考慮する必要があります。
また、屋根と外壁の塗装を同時にする場合、足場設置にかかる費用を節約できるため、コスト削減につながります。
*費用の内訳
外壁塗装の費用は、主に材料費、足場代、施工費(人件費)、その他諸費用に分けられます。
材料費は、使用する塗料の種類により大きく変わり、総費用の約20%を占めます。
足場代は、作業のために必要な設備で、同じく約20%を占めます。
施工費は、労働者に支払う費用で、約30%です。
その他の費用も30%程度で、これには管理費や諸経費などが含まれます。
□外壁塗装費用が変動する4つの要因
外壁塗装の総費用は、さまざまな要素によって大きく変動することがあります。
ここでは、外壁塗装費用を左右する4つの主要な要因について解説します。
1:外壁の種類による影響
外壁の材質は、塗装費用を決定する重要な要素です。
窯業系サイディングはメンテナンスが比較的容易で、一般的な補修には1メートルあたり500円から1000円の費用がかかります。
金属系サイディングの場合、錆防止のためのケレン作業が必要となり、1平方メートルあたり200円から2000円の追加費用が発生することがあります。
モルタルは、ひび割れの補修が主なメンテナンス作業であり、費用は1メートルあたり700円から800円が一般的です。
これらの材質ごとに必要な塗装作業や補修方法の違いが費用に影響を及ぼします。
2:外壁の劣化状態と費用
外壁の劣化状態は、塗装費用に直接的な影響を与えます。
反りや浮き、深刻なひび割れなどの問題がある場合、通常の塗装作業に加えて補修工事が必要になり、これが費用を増加させます。
3:建物の階数が費用に与える影響
建物の階数が多いほど、塗装に必要な足場の設置範囲が広がり、足場設置費用が増加します。
特に3階建て以上の建物では、作業の難易度が高くなるため、足場に関連するコストが上昇する傾向にあります。
4:付帯部の塗装によるコスト変動
外壁以外の付帯部分の塗装も総費用に影響します。
雨戸、シャッター、軒天などの塗装が必要な場合、これらの作業によって追加の費用が発生します。
これらの要因を考慮することで、外壁塗装にかかる費用がどれくらいかを把握できます。
また、適切な会社選定と事前の検討を通じて、最適な外壁塗装プランを立てられるでしょう。
□60坪塗装を検討中の方が知っておいた方が良いこと
60坪の住宅の外壁塗装を検討する際、特に考慮すべきいくつかのポイントがあります。
この規模の塗装では、細部に注意を払うことが長期的なメリットにつながります。
*価格差の影響は大きい
60坪の住宅では、少しの施工単価の差異が、最終的な費用に大きな影響を与えてしまいます。
例えば、1平方メートルあたりの単価がわずかに違うだけでも、全体の塗装面積が大きいため、総費用に大きな差が出てしまうのです。
そのため、どの塗料を使うかを考えることに加えて、どれぐらいの面積を塗装する必要があるのかを事前に調べておく必要があります。
*工事期間の理解と計画
60坪もの広さを塗装するには、相応の時間が必要です。
一般的な家庭よりも工期が長くなる傾向にあるため、工事のスケジュール管理は慎重に行う必要があります。
60坪の住宅では、足場工事、高圧洗浄、下地調整や養生にそれぞれ1日、塗装で8日程度かかります。
そして、塗装後の片付けにも1日かかることが予想されるので、合計で2週間程度かかることが予想されます。
工事期間中の生活の影響を最小限に抑えるためにも、事前に会社としっかりと計画を立てることが大切です。
*限られた会社選択のポイント
60坪の外壁塗装を請け負える会社は限られています。
大規模な塗装作業に対応できる技術力、経験、資源を持つ会社を選ぶことが重要です。
また、大きなプロジェクトのため、会社の選定には十分な時間をかけ、過去の実績や評判を慎重に検討することが求められます。
□外壁塗装の費用を抑える方法
外壁塗装の費用を抑えるためには、いくつかの戦略を理解し適用する必要があります。
ここでは、コスト削減のための効果的なアプローチを紹介します。
1:塗料のグレードを適切に選ぶ
塗料の選択は、外壁塗装の総費用に大きな影響を与えます。
使用する塗料のグレードが高ければ高いほど、耐久性が向上する反面、コストも高くなります。
自宅の立地条件、気候、今後の予定(引越しや売却の可能性)などを考慮し、必要十分なグレードの塗料を選択することがコストパフォーマンスを最大化することにつながります。
2:地域密着型の会社を選ぶ
地域密着型の会社は、その地域の気候や環境に精通しており、最適な塗装方法や材料を提案してくれることが多いです。
また、遠方の会社に比べて移動費や諸経費が少なく済むため、全体的なコストを抑えられます。
3:補助金や保険を利用する
外壁塗装には、地方自治体が提供する補助金や保険金が適用される場合があります。
特に災害による損傷を修復する場合、火災保険が適用されることがあり、大幅な費用削減が可能です。
自治体の補助金制度や保険の適用条件を事前に確認し、適切に申請することで、外壁塗装の費用を抑えましょう。
□まとめ
60坪の外壁塗装は大規模なプロジェクトであり、費用、時間、会社選択において慎重な計画が必要です。
費用相場の理解、工事期間の把握、適切な会社の選定はもちろん、コスト削減のための具体的な方法を知ることで、満足のいく外壁塗装ができるでしょう。
また、塗料の選択を見直す、地域密着型会社を利用する、保険や補助金を活用するといった戦略を取り入れることで、費用効果の高い外壁塗装を実現しましょう。
これらのポイントを総合的に検討し、計画的に進めることで、質の高い塗装を適正価格で実現できるはずです。
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