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屋根塗装の寿命は何年?塗料の選び方や劣化症状も併せてご説明します!
2024.4.20
家のメンテナンスは、快適な生活空間を維持する上で欠かせない要素です。
特に屋根は家全体を守る盾としての役割を果たし、その塗装は美観だけでなく、
家全体の耐久性にも大きく影響します。
屋根塗装に関する適切なタイミングと塗料の選択方法について知りたいという方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、屋根塗装の寿命と、適切な塗料選択による長期的なコスト削減と
家の美観維持の方法についてご説明します。
皆様の参考にしていただけたら幸いです!
屋根塗装の寿命と塗料の選び方
屋根塗装の寿命は、使用する塗料のグレードによって大きく異なります。
一般的に、紫外線に強い耐候性の高いグレードの塗料を使用すると、
屋根の寿命は延びますが、それに伴い初期コストは高くなります。
対照的に、アクリル塗料のように新築時によく使用されるものは、
実は再塗装にはあまり向いていないということがあります。
屋根にどの塗料を塗装したかは、契約書類を確認するか、前回の施工会社に問い合わせください。
*寿命の年数の違いとは?
屋根塗装の寿命は、塗料によって8年から25年の間で変動します。
この寿命の幅は、塗料の耐候性によるもので、
高い耐候性を持つ塗料ほど長持ちしますが、その分価格も高くなります。
この塗料のグレードの差が耐用年数の差となります。
*塗料の選定ポイント
選択する塗料によって、屋根の寿命だけでなく、メンテナンスの頻度や費用にも大きな影響を与えます。
そのため、将来的なメンテナンス費用や耐久性を考慮し、自宅の屋根に最適な塗料を選択することが重要です。
*塗料グレードの影響
高グレードの塗料は初期コストは高いものの、長期的には塗り替えの頻度が減るため、
結果的にコスト削減に繋がる可能性があります。
そのため、ライフプランや予算に合わせた選択が求められます。
耐用年数を超えた屋根塗装のリスク
屋根塗装の耐用年数を超えると、さまざまなリスクが発生します。
耐用年数とは塗料が提供する保護効果が期待できる期間を指し、
これを過ぎると屋根は本来の機能を果たせなくなります。
以下に、耐用年数を超えた屋根塗装が引き起こす主なリスクを解説します。
*見栄えの悪化
時間が経過するにつれ、耐用年数を超えた屋根はその色や光沢を失い、見た目が老朽化していきます。
このように外観が損なわれることは、住宅全体にも悪影響を及ぼす可能性があります。
新たに塗装した状態から時間が経つごとに徐々に劣化していくものの、
耐用年数が近づくとその劣化が急速に加速し、
結果として屋根全体が古ぼけた印象を与えるようになります。
色褪せやツヤがなくなることより、屋根の汚れも目立ちやすくなり、
家全体の見た目を大きく損ねます。
*素材の劣化
保護コーティングの効果が無くなると、屋根を構成する素材自体が劣化するリスクが高まります。
一般的に屋根材料として使われるセメント系や金属系素材は、外部からの保護層がなければ、
水分や湿気によるダメージを受けやすくなります。
特にセメントは、水分の吸収と放出を繰り返すことで膨張や収縮を起こし、
結果としてひび割れが生じやすくなります。
また、金属素材は、保護されていない状態で雨水や湿気に晒されることにより、
サビや腐食が発生しやすくなります。
*雨漏りのリスク増加
屋根塗装の劣化が進行すると、屋根材の保護機能が低下し、結果として雨水が建物内部に侵入する原因となります。
雨漏りは、単に修理費用が高額になるという問題だけでなく、
建物の構造自体にも深刻なダメージを与える可能性があります。
屋根材の下にある防水層まで劣化が進行すると、最悪の場合、
水分が室内に漏れ出し、屋内の環境を著しく悪化させることになります。
雨漏りは、見た目にも、そして居住環境にも大きな不快感をもたらし、
根本的な修理を必要とするため、早期の対策が求められます。
屋根塗装の適切なタイミング
屋根塗装を行う最適なタイミングを見極めることは、屋根の寿命を最大限に延ばし、
家全体の美観と機能を維持するために不可欠です。
劣化のサインを見逃さず、適切な時期にメンテナンスを行うことが重要です。
以下に、屋根塗装を検討すべき劣化の兆候を6つ紹介します。
色あせ
屋根の色が均一でなくなったり、褪せたりしている場合、これは塗膜の劣化の初期サインです。
色あせは、スレート、トタン、ガルバリウム、アスファルトシングル、セメント瓦など、
塗装されたほぼすべての屋根材で見られます。
塗装の保護効果が低下していることを示し、再塗装の適切なタイミングを示唆しています。
色あせが見つかったら、定期的に状態を観察し、劣化が進行していないかチェックすることが重要です。
コケやカビの発生
屋根にコケやカビが生えている場合、これは高湿度環境下で塗膜の保護機能が
低下していることが原因かもしれません。
コケやカビは、屋根の見た目を損ねるだけでなく、屋根材を傷める原因にもなり得ます。
特に粘土瓦やアスファルトシングルの屋根で発生しやすく、
高圧洗浄で除去可能な場合もありますが、取り除けない場合は塗装を検討すべきです。
ひび割れ
屋根材にひび割れが見られる場合、これは水分の侵入を容易にし、雨漏りのリスクを高めるサインです。
ひび割れはスレート、セメント瓦、粘土瓦で特に見られる傾向があり、
屋根塗装の劣化だけでなく、屋根材自体の老朽化を示唆している可能性があります。
細かなひび割れであっても、室内への雨水侵入の危険性があるため、迅速な補修や再塗装が求められます。
塗膜の剥がれ
塗膜が剥がれている場合、これは塗膜の密着力が低下している明確な証拠です。
長年の劣化や施工不良が原因で発生し、スレート、トタン、ガルバリウム、
セメント瓦など、塗装された屋根材で見られます。
塗膜が大きく剥がれている場合、屋根材が劣化している可能性が高く、早めの塗り替えが必要です。
錆の発生
金属製の屋根材で錆が発生している場合、これは保護層が損なわれている証拠です。
錆は屋根の耐久性を著しく低下させ、進行すると屋根材に穴が開く恐れもあります。
トタンやガルバリウムなどの金属素材で特に発生しやすく、発見次第、速やかな塗り替えが推奨されます。
屋根材の破損
屋根材が割れたり、欠けたりしている場合、これは直ちに専門家による補修が必要な明確なサインです。
屋根材の破損は、塗装問題を超えた、屋根全体の構造に影響を及ぼす可能性があります。
特に金属屋根やスレート屋根で破損が起こりやすく、漆喰の劣化や瓦の破損など、さまざまな形で現れます。
ライフプランに合わせた塗料選択
屋根塗装を行う際、単に美観や保護機能だけでなく、自身のライフプランを考慮した塗料選択が大切です。
以下に、異なるライフステージに適した塗料の選択肢を3つ紹介します。
10年以内に家を手放す予定の方
短期間での売却や移転を考えている場合、ウレタン塗料が適しています。
ウレタン塗料は寿命が約8~10年と比較的短いですが、
コストパフォーマンスに優れ、必要最低限の期間、屋根を保護します。
この期間内に家を手放す計画がある方には、最適な選択肢です。
進学など大きな出費を控えている方
お子様の進学など、今後大きな出費が予想される場合、シリコン塗料がおすすめです。
シリコン塗料はウレタン塗料よりも長持ちし、約10~15年の間、屋根を守ります。
この期間は、お子様が大学を卒業し、経済的な負担が軽減されるまでの間に相当するため、
コストとメンテナンスのバランスを取りやすくなります。
長期的に同じ家で暮らす予定の方
家を長期間維持しようと考えている方は、無機塗料の検討をオススメいたします。
無機塗料は寿命が20~25年と非常に長く、耐久性に優れています。
初期投資は高くなりますが、長期的に見れば頻繁な塗り替えに伴うコストや手間を大幅に削減できます。
まとめ
屋根塗装は、家全体の保護と美観維持に不可欠なメンテナンス作業です。
適切なタイミングでの塗り替えや、ライフプランに合わせた塗料の選択は、
長期的なコスト削減と家の価値維持に大きく寄与します。
今回ご紹介した屋根塗装の寿命、耐用年数を超えたリスク、塗装の適切なタイミング、
ライフプランに応じた塗料選択のポイントを参考にしていただき、
皆様の塗装工事が満足のいくものにしていただければと思います。
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