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外壁コーキングの寿命はどれくらい?適切なメンテナンスで家を守る方法
2024.1.6
自宅の外壁を維持し、長く住み続けるためには、外壁コーキングのメンテナンスが欠かせません。
しかし、外壁コーキングの重要性や、
その寿命やメンテナンス方法について疑問を持っている方も多いでしょう。
そこで今回は外壁コーキングの寿命や劣化のサイン、適切なメンテナンス方法について解説します。
コーキングの寿命とその重要性
コーキング材は家の外壁の健康を保つ上で非常に重要な役割を担っています。
新築後5年が経過すると、多くの家庭でコーキングの寿命に関する疑問や心配が生じます。
コーキング材の一般的な寿命は5年から10年とされているため、その短さに驚くこともあるでしょう。
コーキング材の基本的な役割
コーキング材は、外壁を構成するさまざまな材料間に存在し、
これらが直接接触するのを避けることで外壁の損傷を防ぎます。
また、コーキング材は雨水や湿気などの外部からの侵入を防ぎ、
外壁内部の材料を守るバリアのような役割を果たします。
このようにして、コーキングは建物の耐久性を高め、長寿命化に貢献しています。
コーキング寿命の決定要因
コーキング材の寿命を左右する主な要因は、日本の厳しい気候変動と紫外線の影響です。
日本の四季は外壁材の伸縮に大きく関わり、これに伴う外壁材とコーキング材の連続した動きは、
コーキング材に大きなストレスを与えます。
また、紫外線はコーキング材の弾力性を低下させ、ひび割れや剥がれの原因となります。
コーキング寿命切れのリスクと影響
コーキングが劣化すると、外壁の保護機能が低下し、雨水や湿気が内部に侵入するリスクが高まります。
これにより、内部構造の腐食、カビの発生、断熱性の低下など、様々な問題が生じる可能性があります。
長期的には、これらの問題が建物の寿命を短くし、修復コストの増大につながることもあるので注意が必要です。
定期的なメンテナンスの重要性
コーキングの劣化を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
家を新築してから5年が経過したら、コーキングの状態をチェックして必要に応じて、
専門家による補修や交換を検討することが重要です。
これにより、外壁の健康を保ち、住宅の寿命を延ばせます。
コーキングの劣化を見分ける方法
外壁コーキングの劣化は、時に予想よりも早く進行することがあります。
劣化の初期段階で対処することは、外壁の長期的な保護にとって非常に重要です。
以下では、コーキングの劣化のサインとそれを見分ける4つのポイントについて解説します。
ブリード現象の認識
ブリード現象は、コーキングが黒く変色し、べたつきを伴う現象です。
これは、コーキング内の可塑剤が表面に浮き出てくることにより生じます。
ブリード現象は、コーキングの劣化を示す兆候で美観を損ねるだけでなく、耐久性の低下も引き起こします。
ブリード現象を確認した場合、早めの対処が求められます。
硬化と肉痩せの兆候
コーキングが硬化し、弾力性を失うと、肉痩せと呼ばれる現象が発生します。
これは、コーキングが縮んで隙間ができる状態を指します。
肉痩せが生じると、雨水が侵入しやすくなり、外壁へのダメージも大きいです。
硬化や肉痩せが見られた場合、コーキングの機能が低下している可能性が高いため、補修が必要です。
ひび割れと剥がれの発生
コーキングの劣化が進行すると、ひび割れや剥がれが顕著になります。
これらは、コーキングが外壁との間で適切に機能していない証拠です。
ひび割れや剥がれは、外壁の下地が露出し、雨水の侵入を許す深刻な状態です。
上記2つの症状が確認できた場合、迅速な補修が求められます。
外壁材の状態との関連性
コーキングの状態をチェックする際には、
サイディングボードやモルタルなどの外壁材の状態も同時に確認することが重要です。
外壁材にも劣化のサインが見られる場合、コーキングと一緒に適切なメンテナンスを行うことが望ましいです。
コーキングの補修方法と費用
外壁コーキングの補修方法は、外壁の素材や補修をする工法によって、大きく異なります。
適切な補修方法を選ぶことは、コストの面でも、外壁の保護の面でも重要です。
コーキングの補修方法と費用のポイントは、4つに分けられます。
打ち替え工法の特徴と費用
打ち替え工法は、既存のコーキング材をすべて撤去し、新しいコーキング材を打ち込む方法です。
この方法は、耐久性が高いことが特徴で、長期にわたる安心を提供します。
打ち替え工法の費用は1メートルあたり900円〜1200円程度で、
トータルコストは40万円〜50万円になることが多いです。
打ち替え工法は、特にサイディングやモルタルの外壁材に適しています。
増し打ち工法の特徴と費用
増し打ち工法は、古いコーキング材の上に新しいコーキング材を重ねて塗る工法です。
この方法は施工の手間が少なく、費用を抑えられます。
増し打ち工法の費用は1メートルあたり500円〜900円程度で、
トータルコストは25万円〜35万円になることがあります。
サッシ周りや構造上の問題でコーキング材を完全に取り除くことが困難な箇所に適した方法です。
補修業者選びの重要性
コーキングの補修にあたっては、業者選びも非常に重要です。
悪質な業者に依頼すると、施工不良や追加費用の請求などの問題が生じる可能性があります。
施工実績が豊富で、工事の説明が丁寧な業者を選ぶことが望ましいです。
当社は、透明性の高い見積りや豊富な実績がありますので、お気軽にご相談ください。
補修費用の概算とプランニング
コーキングの補修費用は、補修する長さと選択した工法、足場代などによって異なります。
補修を検討する際には、これらの要素を考慮に入れた上で、予算を立てることが大切です。
また、複数の業者から見積もりを取り、適切な価格で高品質なサービスを提供する業者を選ぶことが重要です。
コーキングの補修方法とその費用を正確に理解して、
適切な業者を選ぶことは外壁の長期的な保護とコストパフォーマンスの観点から非常に重要です。
適切な補修方法を選び、信頼できる業者に依頼することで、外壁の健康を長期にわたり維持するようにしましょう。
外壁のコーキングについてプロに相談するメリット
外壁コーキングの補修を検討する際には、プロの意見を聞くことが非常に重要です。
特に塗装店に相談することには大きなメリットがあります。
コーキングと塗装の同時進行の利点
コーキングが劣化している場合、塗装の時期も近い可能性が高いです。
プロの塗装店に相談すると、コーキングと塗装を同時に検討し、効率的なメンテナンスが可能になります。
これにより、メンテナンスのコストと手間を節約できます。
経済的なメリットの実現
コーキングの補修と塗装を別々に行う場合、それぞれに足場代が発生します。
しかし、同じ業者に両方を依頼することで、足場代の節約や割引などの特典を得られることが多いです。
また、2階部分の補修では、足場が必要です。
したがって、コーキングと塗装を一緒に行うことは、長期的なメンテナンスコストの削減にもつながります。
まとめ
この記事では、外壁コーキングの寿命、劣化のサイン、補修方法とその費用、
そしてプロに相談するメリットについて解説しました。
コーキングの寿命は一般的に5年から10年であり、その間に劣化のサインを見逃さず、
適切な補修方法を選ぶことが重要です。
また、コーキングの補修はプロの塗装店に相談し、
コーキングと塗装を同時に進めることで効率的かつ経済的なメリットを得ることが可能です。
定期的なメンテナンスと適切な業者の選択により、大切な住まいを守りましょう。
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