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ケラバとは屋根のどの部位を指す名称?基本から修理のポイントまでご紹介!


屋根の上に立ち、空を仰ぐ。
そこには、家を守るための多くの要素が組み合わさっています。
これから注文住宅をお考えの方の中には、屋根についてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その中でも、特に注目すべきは「ケラバ」です。
この名前は一般的にはあまり知られていませんが、屋根のメンテナンスやリフォームに興味を持つ住宅オーナーにとっては、無視できない存在です。
ケラバについて知ることで、屋根の長寿命化と住宅価値の向上に直結しますよ。
今回は、ケラバの役割、特性、そしてメンテナンス方法について、解説します。

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◻︎ケラバとは何か

ケラバとは、一言で言えば、屋根の「先端」です。

しかし、その存在は単なる先端に留まりません。

*位置と名称の関係性

ケラバは、切妻屋根や片流れ屋根の先端部分を指します。
この名称は、特定の屋根材を指すものではなく、位置を示します。
ケラバは、破風板や水切り板金で覆われていることが多いため、探してみてください。

*主な役割

ケラバが担う役割は多岐にわたります。
日当たりの調整から始まり、外壁の劣化防止、さらには雨漏りの防止の役割まで果たしてくれます。
そのため、住宅の快適性と耐久性に直接影響を与えます。

*日当たりの調整

ケラバがあることで、夏場は壁や窓に直射日光が当たるのを防ぎ、室温の急上昇を抑えられます。
冬場は日射の角度が低いため、日光を適度に取り入れられます。

*外壁の劣化防止と雨漏りの防止

外壁は、雨や紫外線によって劣化しますが、ケラバがあると、雨や紫外線の影響を大きく抑制できます。
特に、ケラバの位置は雨漏りが起きやすい箇所であるため、しっかりとした構造とメンテナンスをしましょう。

◻︎ケラバの有無とその影響

屋根の上に目を向けると、ケラバがある家とない家があります。
この違いは何でしょうか。
そして、ケラバの有無が持つ影響は一体何なのでしょうか。

1.ケラバの存在しない屋根の種類
ケラバがない屋根も確かに存在します。
その代表例としては、ビルのような陸屋根があります。
この屋根は勾配がほぼなく、破風や鼻隠し、ケラバが存在しません。

また、方形(宝形)屋根やマンサード屋根も、破風やケラバが存在しない屋根の一例です。
これらの屋根は特殊な形状を持つため、ケラバのような部位が不要とされています。

2.ケラバがない屋根のメリット
ケラバがない屋根には、その構造上の独特なメリットがあります。
例えば、陸屋根は雨水の排水が容易であり、屋上緑化や太陽光発電の設置がしやすいという特長があります。
方形(宝形)屋根やマンサード屋根は、その独特の形状が美観を高めてくれますよ。

3.ケラバがない屋根のデメリット
しかし、ケラバがないということは、その分、水がたまるリスクが高まる可能性もあります。
特に、陸屋根では雨水の排水が不十分だと、水たまりができやすいです。
方形(宝形)屋根やマンサード屋根も、その特殊な形状からくるデメリットがあり、例えば、風の抵抗が大きくなるため、台風などの強風時には特に注意しましょう。

ケラバの有無は屋根の種類やその特性によって異なり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
メリットとデメリットを比較して、ケラバを設置するか考えてみてください。

◻︎ケラバと破風の違い

屋根の構造は多様で複雑なものであり、その中でも特にケラバと破風(はふ)は、その役割と特性においてよく混同されがちな部分です。
この章では、それぞれの部位が持つ多面的な役割、特性、そしてその違いについて、紹介します。

*ケラバの多面的な役割

ケラバは屋根の最高点に位置し、一般的には屋根の「背骨」に相当します。
この部分は通常、屋根の材料と同じもので覆われ、その形状は屋根全体の安定性に寄与します。
さらに、ケラバは雨水の流れを制御する重要な分岐点ともなります。
このため、耐久性や防水性に優れた材料が使用されることが一般的です。

また、ケラバは日当たりの調整にも一役買っています。
夏場は直射日光を遮断し、冬場は日射角度が低いため適度に日光を取り込むことができます。
ケラバが存在することで、外壁に直接紫外線が当たる確率が低くなり、外壁の劣化を防ぐ役割も果たしていますよ。

*破風の特性

破風は屋根の端部に位置し、特に垂直に立っている壁面を覆います。
この部分は木材、金属、石など多様な材料で作られ、美観だけでなく防風、防水の役割も果たします。
破風は風向きによっては強い風圧を受けるため、その材料や形状は風に強いものが選ばれますよ。

さらに、破風は防火性を高める役割もあります。
厚みのある木材や燃えにくい建材を使用することで、火災時の延焼を防げます。
破風は外観を美しくする役割もありますよ。
塗装やデザインによって、家全体の印象を大きく変えられるため、こだわってみてください。

*ケラバと破風の主な違い

ケラバと破風の最も明確な違いは、その位置と形状です。
ケラバは屋根の頂点に、破風は屋根の端に位置します。
ケラバは屋根の形状に大きな影響を与え、破風は美観や防風、防水に特化していますよ。
さらに、ケラバは通常、屋根と同じ材料で作られることが多いですが、破風は多様な材料で作られることがあります。

また、ケラバと破風は、屋根の形状によってその存在自体が異なる場合もあります。
例えば、寄棟屋根や片流れ屋根、差し掛け屋根など、多様な屋根形状によって、ケラバや破風の有無、形状が変わることもあります。
ケラバと破風はそれぞれ異なる位置にあり、多様な役割と特性を持っていますよ。

◻︎ケラバを修理する際のポイントとは

屋根のケラバと破風は、それぞれ特有のトラブルとそれに対する対処法が存在します。
この章では、それらのトラブルとその対処法について解説します。

1.ケラバのトラブルと対処法
ケラバの最も一般的なトラブルは、防水性の低下です。
この問題が発生すると、雨漏りが頻発し、それがさらなる屋根の劣化を招く可能性があります。
対処法としては、防水材を新しく塗布するのが一般的ですが、その前に補修が必要な面をしっかりとチェックし、まとめて補修を行いましょう。
また、ケラバ自体の損傷が激しい場合は、部分的な補修ではなく、ケラバ自体を交換することも大切です。
ケラバの補修時には足場の仮設が必要となることが多いため、そのコストも計算に入れておきましょう。

2.破風のトラブルと対処法
破風は特に風や雨によって劣化しやすく、塗装がはがれることがよくあります。
このような場合、新たな塗装を施すことで美観を保ち、さらなる劣化を防げますよ。
また、破風板が破損している場合は、その部分だけを交換することもありますが、破損の程度によっては全体の交換が必要な場合もあります。
破風の補修も、ケラバ同様に足場の仮設が必要な場合が多いです。
そのため、補修の際にはそのコストも考慮しましょう。

3.専門家へ相談
どちらのトラブルも、専門家による診断と修理が最も確実な対処法です。
特に、自分での修理が難しい場合や、問題の原因が特定できない場合は、早めに専門家に相談しましょう。
何らかの不安や疑問がある場合は、気軽に当社までご相談ください。

4.定期的な点検
トラブルを未然に防ぐためには、定期的な点検が不可欠です。
季節の変わり目や台風シーズン前後には、特に注意深く点検を行うことがおすすめです。
点検の際には、ケラバや破風だけでなく、軒先や破風板などもチェックすることで、より確実なメンテナンスを行えますよ。

ケラバと破風のトラブルは多様であり、その対処法もそれぞれ異なります。
早期発見と早期対処が問題を解決する鍵ですね。

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□まとめ

今回は、日当たりの調整や外壁の劣化を防いでくれるケラバについて解説しました。
ケラバは、家の外観を安全かつ綺麗に保つために不可欠な存在ではありますが、水がたまりやすいというデメリットも持っています。
そのため、台風や強風時には注意しましょう。

ケラバと似た存在として、破風がありますね。
破風は、ケラバと異なる位置に設置され、原材料も異なります。

また、屋根の工事については専門の会社に相談するのがおすすめです。
西宮市周辺でお悩みの方は、まずはお気軽に、当社までご連絡ください。

 

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弊社、外壁・屋根塗装専門店プロタイムズ西宮店・尼崎塚口店・伊丹店(株式会社DOOR)は防水会社として創業して、西宮市、神戸市、尼崎市を中心に防水工事をやってきました。
また西宮市、神戸市、尼崎市では、累計500件以上の外壁塗装や雨漏り補修の実績があります。

弊社は、地域密着で防水事業を中心に展開してきましたが、お客様より外壁塗装や屋根塗装はできないのか?という声を多く頂き、外壁塗装・屋根塗装を手掛けるようになりました。
防水会社ならではの雨漏り対策からお家を長持ちさせる方法を考え、補修で終わる範囲であれば補修提案、塗装をした方がよい場合は塗装の提案をするという、そのお家に合ったご提案をしています。

私は、防水の職人から会社を興した経緯もあり、お家の劣化状況を知ることができる外壁劣化診断や雨漏り診断を重視しています。劣化箇所や原因の特定をした上での最適なプランをご提出しております。
さらに、私の想いとしては、塗装や補修をすれば終わりというわけではなくて、お家を長持ちさせるという想いでご提案をしたいと思っていますので、塗装をした後のアフターにも力を入れています。
初年度は定期点検を基にメンテナンスをしていきます。初年度以降は、1年・3年・5年・7年・10年の定期点検をして、何か補修が必要な場合はすぐに対応するようなアフターサービス体制をとっています。

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