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白い外壁サイディングの汚れが目立つ原因や対策などをご紹介!
2023.9.6
外壁には様々な色の種類があり、色選びにお悩みの方も多くいらっしゃるかと思います。
その中でも、白色の外壁に魅力を感じている一方で、汚れに懸念を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、白い外壁に関して、汚れが目立つ原因やその対策、汚れが目立たない外壁の色などについて解説します。
白色の外壁の汚れにお悩みの方や、外壁塗装で色選びにお悩み中の方はぜひ参考にしてくださいね。
□汚いサイディングの原因
ここでは、サイディングに関して、汚れる原因や汚れやすい箇所を解説していきます。
*サイディングが汚れる原因
サイディングの汚れの主な原因として、以下のようなものが挙げられます。
・排気ガス
自動車などから出る排気ガスは、サイディングに付着しやすく、黒ずみを引き起こします。
・ホコリ
風や雨で運ばれた小さな粒子が、サイディングの表面に付着し、汚れを引き起こします。
・カビやコケ
湿気の多い環境では、カビやコケが発生し、サイディングに付着します。
・サビ
金属製のサイディングは、サビが発生することもあります。
サビが発生すると、サイディングが腐食し、劣化してしまいます。
*サイディングの汚れやすい箇所
サイディングの汚れが溜まりやすい箇所としては、以下のような箇所が挙げられます。
・雨が当たりにくい箇所
雨が当たりにくい箇所は、雨水が洗い流すことができず、汚れが溜まりやすい場所です。
屋根の下部や、建物の隅などが該当します。
・突起物の下部
換気扇や排気口などの突起物の下部は、雨だれで汚れやすい箇所となっています。
雨だれとは、雨で流された汚れが流される途中で残って跡ができてしまう症状を指します。
・日が当たりにくい箇所
日が当たりにくい箇所は、紫外線による劣化が進みにくく、汚れやカビが繁殖しやすい場所です。
建物の北側や、高い建物などの陰に当たりやすい場所などが該当します。
・道路に面する箇所
道路に面する箇所は、車の排気ガスや付近の工場からの排出物などが付着しやすい場所です。
□白は汚れがつきやすい色なのか
外壁の色には非常にたくさんの種類があり、色選びで悩むと言う方もたくさんいらっしゃいます。
その中でも、白色の外壁に関しては、汚れやすそうだから躊躇してしまうという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、白色の外壁は決して汚れやすい外壁ではありません。
外壁の汚れやすさは外壁材など、色以外の要因によっても左右されるため、汚れにくい素材などを選ぶことでも汚れへの対処は可能です。
一方で、白色は汚れが目立ちやすい色ではあります。
以下より、白色の外壁で目立ちやすい汚れの例とそれぞれの対策をご紹介します。
・排気ガス
交通量の多い場所や工場付近に建物がある場合、排気ガスが原因で汚れが目立ちます。
対策としては、定期的な洗浄を行うことや、汚れがつきにくい素材を選ぶことが大切です。
・カビ
湿気の多い場所や日当たりの悪い場所に建物がある場合、カビが発生しやすく、白色の外壁には目立ちます。
対策としては、湿気を取り除くことや風通しをよくすること、カビが発生しづらい外壁材を選ぶことが重要です。
・コケ
日当たりの悪い場所や湿気の多い場所に建物がある場合、コケが発生しやすく、白色の外壁の上では目立ちます。
対策としては、日当たりをよくすることや風通しをよくすること、コケが発生しにくい外壁材を選ぶことが必要です。
・雨だれ
雨水が流れてできた汚れが白色の外壁についた場合、汚れが目立ちます。
対策としては、雨水が流れにくいように外壁に傾斜をつけたり、汚れにくい素材を選ぶことが有効です。
・油汚れ
駐車場やガレージの近くに建物がある場合、車からの油汚れが白色の外壁につきやすく、目立ちます。
対策としては定期的に洗浄を行うことや、汚れがつきにくい素材を選ぶことが重要です。
□汚れを目立たせないためにできること3つ
ここでは、白色の外壁の汚れを目立たせないためにできることを3点ご紹介します。
1.色味のある白色を選ぶ
一概に白色といっても、その種類は色味や濃度によって少しずつ異なります。
その中でも、明るい色になっていくほど、汚れは目立ちやすくなってしまいます。
反対に、暗めの白や、色味のついた白色は汚れが目立つことを抑えられます。
具体的には、グレーがかった白色や、クリーム色などが例として挙げられます。
2.汚れが付着しにくい塗料を使用する
外壁の汚れやすさは、塗料の種類や特徴によっても左右されます。
汚れが付着しやすい塗料の特徴は以下のとおりです。
・艶がない
・1液性である
・弾性塗料である
反対に、汚れが付着しにくい塗料の特徴は以下のとおりです。
・艶がある
・防カビ機能付きである
・防藻機能付きである
・セルフクリーニング機能付きである
白色の外壁を選ぶ場合は、以上のように汚れにくい特徴を持った塗料と組み合わせることで、汚れやすさを抑えると良いでしょう。
3.汚れを防ぐアイテムを活用する
外壁の汚れを抑えるアイテムは市販されています。
一例を挙げると、雨筋を抑えるための雨筋ストッパーなどが挙げられます。
このようなアイテムを活用することで、汚れの発生を抑えられます。
□白い外壁のメリットデメリットについて
ここでは、白い外壁のメリットとデメリットについてご紹介します。
*白い外壁のメリット
1.家が大きく見える
白色には、ものを大きく見せる視覚効果があります。
この効果により、外壁を白色に塗装した際に、家全体を大きく見せることが可能です。
2.白い汚れは目立ちにくい
白い外壁は、白い汚れに対しては汚れが目立ちにくくなっています。
正し、色付きの汚れに対しては汚れが目立ちやすくなっているため、定期的に洗浄することを心がけましょう。
3.室内の温度が上がりにくい
白い外壁は、太陽光線を反射するため、建物内部の温度を下げることにつながります。
これは、夏季の暑さを和らげる効果があり、エネルギー効率の向上にもつながります。
*白い外壁のデメリット
1.汚れが目立ちやすい
白い外壁は、汚れが目立ちやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
特に、交通量の多い道路や工場の近くなど、汚れが溜まりやすい環境では、より頻繁なクリーニングが必要となります。
2.単調な印象になる可能性がある
白い外壁は、単調な印象を与えることがあるため、他の色を取り入れることで、建物の魅力を高められます。
他にも、木製の窓枠や屋根の色を変えることで、メリハリをつけ、白い外壁を活かすことができます。
□汚れが目立たない外壁の色
最後に、汚れが目立ちにくい外壁の色についてご紹介します。
・グレー
グレーは、シックな雰囲気を醸し出す色で、落ち着いた印象を与えます。
明るめのグレーは、日本の気候に合う色といわれており、多くの住宅で採用されています。
・ブラウン
ブラウンは、温かみのある色で、自然な印象を与えます。
その中でも、ベージュとブラウンの中間の色であるベージュブラウンは、建物の印象を上品に魅せてくれます。
・ベージュ
ベージュは、白と茶色を混ぜたような淡い色合いで、上品さがあります。
ベージュ色は、北欧風の住宅にもよく合う色といわれています。
□まとめ
今回は、白色の外壁に関して、汚れの原因やその対策、白い外壁のメリットデメリットや汚れが目立たない色などについてご紹介しました。
白色の外壁は魅力がたくさんある一方で、やはり汚れが目立ちやすい色でもあります。
しかし、定期的にメンテナンスをすることで、対処は可能です。
今回の情報を参考にして、ぜひ汚れにくい外壁塗装を実現させてくださいね。
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