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外壁のひび割れが起きて雨漏りで困っている方必見!
2023.3.14
「外壁にひび割れがあるけど、別に放置しておいてもいいかな。」
このような考えを少しでもお持ちの方は、一度その考えを捨ててから、是非この記事をご一読ください。
実は、外壁にひび割れがある状態を放置していると、建物の耐久性だけでなく、住民の方々の健康状態にも影響を与える可能性があります。
そこで、今回は外壁のひび割れが起きる原因や、ひび割れを放置していると起きてしまう問題、雨漏りに対処する方法などについてご紹介します。
□なぜ外壁のひび割れが発生するのか
外壁のひび割れが発生する原因を4つご紹介します。
1つ目は、外壁が劣化してしまうことです。
外壁が劣化してしまったことが原因で、外壁にひび割れが発生することがあります。
外壁が経年劣化を起こすことは避けられないため、定期的に外壁塗装をすることや清掃をすることを意識することが大切です。
2つ目は、外部からの力が加わることです。
例えば、地震による揺れが外部からの力の一例として挙げられますが、日本は地震が起きる回数が非常に多いため、地震によってひび割れが起きてしまうことは多くあります。
3つ目は、雨どいが詰まることです。
雨どいが詰まることで、雨どいにたまっていた雨水がこぼれて、外壁に多くの雨水がかかってしまうことがあります。
その際に、外壁のあまり強くない箇所や、防水性が弱い箇所に雨水がかかってしまうと、ひび割れにつながる場合があります。
4つ目は、施工不良です。
例えば、外壁塗装の際に下塗りの作業を疎かにしてしまうと、塗料がしっかりと外壁に密着しないため、強い塗膜が形成されません。
その結果として、塗膜が外壁をうまく守れず、外壁にひび割れが起きやすくなってしまいます。
□外壁に見られるひび割れとは
上記では、ひび割れが起きる「原因」に焦点を当てていましたが、この章では、ひび割れの「症状」に着目します。
それは、ひび割れの「症状」が異なると、対処法も異なるからです。
さて、ひび割れの症状には、主に2つのパターンがあります。
1つ目は、塗膜にひび割れが起きていることです。
外壁にひびが入っているように見えても、実は塗膜にひびが入っている場合があります。
塗膜とは、外壁に塗料を塗った際に形成される膜を指し、塗膜が外壁を外的要因から守ってくれます。
その塗膜にひび割れが生じている場合、経年劣化や施工不良を疑いましょう。
塗料には耐用年数が設定されており、その期間よりも短い期間でひび割れが見られた場合は、施工不良の可能性があります。
施工不良の例としては、下塗りがしっかりされていなかったことや、塗料と外壁材の相性が悪かったことなどが挙げられます。
その他にも多くの原因が考えられるため、外壁塗装をする際は、施工不良につながらないように塗装会社と相談しながら工事を進めましょう。
2つ目は、外壁自体にひび割れが生じていることです。
基本的に、塗膜が外壁を守ってくれていますが、塗膜の内側にある外壁自体にひび割れが生じてしまう場合があります。
そのような現象が起きる原因として考えられることは以下の3つです。
・地震や台風などの外的要因
・地盤沈下や外壁材の悪化などの経年劣化
・設計ミスや施工不良などの人的要因
外壁自体にひび割れが生じている場合は、塗膜にひび割れが生じている場合よりも深刻な状態であるため、早急な対応が必要です。
具体的な対処法として、すぐに塗装会社に相談することが最も賢明でしょう。
□外壁のひび割れを放置するリスクとは
外壁のひび割れを放置することで起きる可能性のある問題は以下の2つです。
1つ目は、雨水が建物内部に侵入してしまうことです。
外壁にひび割れが起きている状態で、大量の雨が降っている状況を想像してみてください。
ひび割れ部分から雨水が建物内部に侵入していくところが簡単に想像できると思います。
建物内部に雨水が侵入してしまう状態を放置していると、建物の腐食にもつながります。
つまり、外壁のひび割れは放置していると、建物の腐食につながるということです。
2つ目は、咳や呼吸器疾患につながることです。
「なぜ外壁にひび割れがあるだけで、咳や呼吸器疾患がつながるのか。」と疑問をお持ちになった方も多いかもしれませんが、外壁のひび割れと住宅内の方々の健康状態は関連している部分があります。
例えば、外壁にひび割れが起きている場合、雨水が建物内部に侵入することは、上記で説明しました。
それに加えて、建物内の湿度が高くなると、シロアリの発生率やカビ・コケの発生率まで高まります。
そのような不潔な状態を放置していると、空気が汚染されてしまい、咳や呼吸器疾患につながる場合があります。
そのため、「外壁にひび割れが起きていることくらい放っておけばいい」という考え方は非常に危険です。
安心で健康的な生活を送るためにも、外壁のメンテナンスは怠らないように意識しましょう。
□外壁から雨漏りすると起きる現象とは
上記では、外壁にひび割れが起きている状態を放置していると、雨水が侵入することがあるという旨をご紹介しましたが、常に外壁に目を配ることは少し面倒かもしれません。
そこで、ここでは雨漏りしている際に起きてしまう現象についてご紹介しますので、そのような現象が起きていれば雨漏りの可能性を疑ってみてください。
外壁から雨漏りすると起きる現象は以下の通りです。
・雨水によって、外壁にシミが生じている
・壁紙のクロスが剥がれている
・壁が湿っぽくなっている
・壁の内側がカビ臭い、もしくはカビが発生している
上記のような症状が見られる場合は、雨漏りが起きている可能性があります。
また、留意していただきたいポイントとしては、上記のような症状がないからと言って雨漏りが絶対に起きていないとは言い切れないということです。
やはり、日ごろから外壁に劣化症状がないか確認しておくことが大切です。
□外壁で雨漏りが起きた際のメンテナンス方法とは
雨漏りが起きている場合は、外壁のひび割れを修復することが大切です。
外壁のひび割れの補修として、よく用いられる工法はUカットシール工法と呼ばれるものです。
Uカットシール工法の手順は以下の通りです。
まず、ひび割れ部分に沿って、電動工具でU字になるように溝をつくっていきます。
次に、最初につくった溝部分に接着塗料を塗り、乾燥させます。
その際によく使われる接着塗料は、プライマーと呼ばれるものです。
そして、プライマーが乾燥し終わったら、ひび割れ部分にコーキング材を充填します。
最後に、ひび割れ部分も含めて塗装を行って、完成です。
上記のような手順で外壁のひび割れを修復することが一般的です。
悪徳業者は、外壁塗装やひび割れの修復作業において、作業を早く終わらせるために、必要な工程を抜かすことをするかもしれません。
そのため、ご自身でもある程度必要な工程を把握しておくと安心でしょう。
□まとめ
今回は、外壁のひび割れを放置していると起きてしまう問題や、対策方法について紹介しました。
外壁のひび割れの放置は、建物の腐食だけでなく、住民の方々の健康状態にも影響を与える可能性があります。
外壁のひび割れが健康状態に影響を与えるという因果関係に関しては、なかなかイメージがつかみづらい方も多いかもしれません。
そのため、外壁のひび割れを見つけた際は早めの対応をすることと、そもそも外壁にひび割れを起こさないように定期的にメンテナンスをすることだけは必ず把握しておきましょう。
西宮市周辺で外壁のひび割れに関してお悩みをお持ちの方は、是非お気軽に当社までご相談ください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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