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外壁のコケで悩んでいる方必見!断熱材が原因である場合もある?原因と対策方法をご紹介します!
2023.2.28
ご自身のお住まいの外壁には、コケが発生していませんか。
コケが発生していると、当然ながら印象が悪くなってしまいます。
それに加えて、実はコケの発生は建物の耐久性の低下や病気の原因にもなりかねません。
そのため、外壁にコケが発生する原因や、対策方法について把握しておくことが大切です。
そこで、今回はなぜ外壁にコケが発生するのか、コケを放置しておくとどのような問題が起きてしまうか、
コケを発生させないためにできることは何かなど、コケから外壁を守るための術をご紹介しますので、
外壁にコケが生じてしまってお困りの方や、
外壁にコケを発生させたくない方は是非この記事をご一読ください。
なぜ外壁にコケが生えるのか
外壁にコケが生えているところを見ると、とても気分が下がりますよね。
では、私たちの気分を下げてしまうコケは、どうして外壁に生えてしまうのでしょうか。
外壁にコケが生える原因として考えられるものは以下の通りです。
・住宅が湿気の多い場所にある
・日当たりが悪い
・住宅が風のあまり通らない場所にある
・壁の中の断熱材が湿気を含んでいる
外壁のコケを放っておくとどうなるのか
外壁にコケが生えている状態を放置していると、どのような問題が起きてしまうのでしょうか。
起きる可能性があるものを3つご紹介します。
外壁の劣化
コケは生存するために、常に水を必要としています。
そのため、外壁にコケがある状態は、コケがある部分には常に水が溜まっていることを示します。
外壁の表面にずっと水が接触していると、外壁の表面の劣化は促進されてしまいます。
躯体の腐食
躯体とは、建築物の構造体の部分のことで、建築構造を支える要となる部分を指します。
また、外壁が劣化してしまうと、建物内部に雨水が侵入してしまうことがあります。
そして、建物内部に雨水が侵入している状態を放置していると、躯体が腐食してしまいます。
その結果として、建物全体の耐久性が一気に下がってしまうことが考えられます。
「外壁についている苔が建物の耐久性を下げることなんてあるのか」と
考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はコケを放置しておくことは
それくらい危険度の高い行為なのです。
カビの発生
コケが生える場所には、カビもよく発生します。
カビが発生してしまうと、咳や呼吸器疾患の原因にもなり得るため、
健康状態に悪影響を与える可能性があります。
外壁にコケが発生しないようにする予防策について
上記でご紹介したように、コケを放置しておくことは非常に危険であるため、
できる限り発生させたくはありません。
そこで、そもそもコケを発生させないために意識したいポイントを3つご紹介します。
外壁の防水性を保つこと
具体的には、外壁の防水性が下がらないように、
定期的にメンテナンスをすることや、外壁塗装の際に、
塗料の耐用年数を把握しておき、塗料の耐用年数が近づいてきたら再度外壁塗装をすることを検討しましょう。
コケの発生原因を把握する
例えば、住宅の立地が悪いせいでコケが発生しているのか、
断熱材の種類が悪くてコケが発生しているのかなど、原因によって対策方法が異なります。
そのため、そもそもなぜコケが発生しているのかという原因を把握した状態で、
塗装会社にメンテナンスを依頼すると良いでしょう。
コケを抑制する外壁をつくること
例えば、コケを寄せ付けない機能を持つ塗料を使用することや、
コケが発生しづらい外壁材を採用することで、そもそもコケが発生できない状況をつくることは、
非常に効果的です。
外壁のコケを掃除する方法とは
ここまで、コケが発生する原因と、コケを放置することの危険性などについてご紹介してきましたが、
ここからはコケの清掃方法についてご紹介します。
コケの清掃方法として挙げられる方法は、2つあります。
柔らかいスポンジを使って優しく水拭きする
コケがあまり広範囲にわたっていない場合は、柔らかいスポンジで水拭きをすることをおすすめします。
コケを簡単に除去できる場合は問題ありませんが、仮にスポンジを使ってもコケを除去できないという場合は、
次にご紹介する方法で対処しましょう。
ここで留意していただきたいことは、仮にスポンジを使った水拭きで苔を除去できないからと言って、
硬いたわしやモップなどを使って力強く外壁をこすってはいけないということです。
外壁は基本的に非常に繊細なものであり、塗膜や外壁に傷が入ってしまうと、
他の劣化症状につながってしまいます。
バイオ高圧洗浄で除去すること
スポンジを使った水拭きでコケを除去できない場合や、
コケが広範囲にわたっている場合は、バイオ高圧洗浄をすることがおすすめです。
バイオ高圧洗浄と似た言葉に、高圧洗浄がありますが、両者は似て非なるものです。
高圧洗浄は、単に水の圧力を利用して、汚れを落としていく方法です。
一方で、バイオ高圧洗浄は、水に加えて、特殊な薬品を使用することが特徴として挙げられます。
その薬品を使用することで、コケを根っこから除去してくれるため、コケが再び繁殖することがありません。
仮に水だけでコケを除去した場合、外壁の表面上はきれいになっても、コケの根っこが残っていると、
繁殖する可能性があるため、根こそぎ落としたい場合は、バイオ高圧洗浄を利用することを検討しましょう。
コケがつきにくい外壁にするには
「コケが発生しづらい外壁をつくることはコケの予防として効果的である」ということは、
上記でご紹介していましたが、ここでは実際にコケが発生しづらい外壁にするために
把握しておきたいポイントをご紹介します。
*コケが発生しづらい外壁とは
コケが発生しづらい外壁として、挙げられるものは以下の通りです。
・金属系サイディングボード
・タイル仕上げ
これらの外壁は、フラットなもので、水はけが良いことが特徴的です。
水はけが良いことから、コケが生存できない環境をつくってくれます。
一方で、コケが発生しやすい外壁材もあるため、注意が必要です。
コケが発生しやすい外壁材は以下の通りです。
・コンクリート壁
・モルタル壁
上記の外壁は、凹凸やざらついた部分が多く、水や汚れが溜まりやすい構造を有しています。
そのため、コケが繁殖しやすい環境をつくってしまいます。
ただし、定期的に清掃をすることで、コケの発生は防げるため、過度に恐れる必要はありません。
*断熱材を敷き詰めることも大事?
ここまでご紹介してきませんでしたが、実は断熱材の使い方もコケの抑制には非常に大切です。
コケは、室内と室外の温度差が大きければ大きいほど、発生しやすいです。
そのため、室内と室外の温度差を小さくするために、断熱材を使用することも検討しましょう。
まとめ
今回は、外壁にコケが生えていることで悩んでいる方に向けて、
コケが生えてしまう原因や対処方法についてご紹介しました。
外壁にあるコケを放置してしまうと、
建物の耐久性や健康状態にも悪影響を与えるため、コケを発見した際は、
早急な対応をすることや、そもそもコケを発生させないような外壁にすることも大切です。
外壁や塗料を選ぶ際は、デザイン性の高さについ目がいきがちですが、
外壁や塗料の選び方は、建物の耐久性に直接的に影響しているため、
耐久性という視点からも外壁と塗料を選ぶようにしましょう。
当社は無料で相談を承っておりますので、
西宮市周辺で外壁のコケについてお悩みをお持ちの方は、是非お気軽に当社までご相談ください。
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