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外壁を白タイルにしたい方必見!汚れが目立ちにくい対策・掃除方法を紹介します!
2023.1.20
白色外壁は汚れやすくメンテナンスが大変だと思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、イメージとして白色外壁のお家は清潔感があります。
外壁の素材は、タイルの採用をおすすめしますが、その際、白タイルを採用することをおすすめします。
今回は、外壁にタイルを使用するメリット・デメリットや汚れの原因やその対策について解説します。
今回の記事でタイルについて知って白タイルを躊躇なく採用して、自分好みの家を建てませんか。
□外壁にタイルを使用するメリットとは
1つ目は、高級感がある外観になることです。
タイルの1番の魅力は、見た目の高級感や重厚感といった、自然の醸し出す独特の風合いがあります。
また、「デザインが豊富にあり好みのテイストを実現しやすい」こともメリットのひとつです。
モダン、海外風から和風まで幅広いテイストにも対応可能です。
2つ目は、高い耐久性があることです。
非常に硬い性質のため、砂といった飛来物が風で吹き付けてもほとんどキズがつきません。
外壁材は住宅の美観を保つだけでなく、紫外線や雨風から住宅を守る役割があります。
タイルは、経年劣化が起こりにくい外壁材で吸水をほとんどしないため、雨風にさらされても破損がしにくく、汚れがつきにくいです。
3つ目は、メンテナンスに手間がかからないことです。
丈夫なため、メンテナンスに手間がかからないのも魅力的です。
基本的には半永久的に使用できるとされており、お手入れの際も簡単に表面の汚れを落とす水洗いで対処できます。
しかし、タイル自体に問題がなくても、タイルと外壁の接着が弱まり「浮き」が発生してきた場合には、メンテナンスが必要になります。
10年に1度を目安に外壁全体の塗装メンテナンスとなってくるため、トータルコストの面で考えてもコスパが良いと言えるでしょう。
□外壁にタイルを使用するデメリットとは
1つ目は、初期費用が高いことです。
性能が優れ、見た目が良く耐久性がよい外壁タイルは、他の外壁と比較すると初期費用が高額になります。
自分好みにカスタムして、おしゃれな家にしたいと注文住宅でタイル外壁を希望する人もいる一方、初期費用が高くて諦めてしまう人もいるようです。
タイルの素材や工程、住宅環境によって異なりますが、一般的なサイディング外壁と比較すると2倍ほどの初期費用がかかるといわれています。
2つ目は、剥離の危険があることです。
剥離・剥落はまれに起こる事ですので、外壁タイル張りにした場合のデメリットと言えるかもしれません。
タイルは、接着剤を使用して外壁に貼り付けていくことで仕上げていきます。
そのため、きちんと施工がされていないと、タイルが外壁材から剥がれてしまう可能性があります。
3つ目は、地震に弱いことです。
タイル自体は丈夫なのですが、揺れの影響でタイルの落下・破損が起こることもあります。
接着剤の役割をするモルタルには、あまり弾力性がないため、揺れによる建物の動きを吸収できず、タイルが浮いたり剥がれたりすることがあります。
□外壁に白タイルが人気なわけとは
おしゃれな外壁への第一歩は、ずばり「色」です。
センスが良く、清潔感があり、スタイリッシュな色として認識されている「白一色」の外壁の家に憧れている方も多いのではないでしょうか。
また、どんな色にも合わせやすいので、デザインが豊富です。
白の外壁は、代表的な外壁材ならどれでもほぼ実現可能ですが、数十年から100年に渡り住み続けていく家ではどうしても汚れが気になる問題となってきます。
外壁は、おしゃれな色が絶対に良いとは限りません。
色見本で確認したイメージと実際の見え方が異なり、大失敗に終わるケースも少なくありません。
色ごとの性能を頭に入れて、慎重に選びましょう。
例えば、おしゃれな外壁に塗ったつもりが、汚れが目立ちやすくなってしまうこともあります。
派手で鮮やかな色の外壁を好む方もいらっしゃいますが、色によっては汚れがかなり目立ちやすくなるため注意が必要です。
その他にも、街並みの雰囲気を無視して色味を決めてしまうと、景観を損ねて悪目立ちしてしまいます。
周囲の雰囲気や色合いを考慮した上で自分好みの色合いを見つけていく事が重要です。
上記のことを考慮した上で、「白」がベストな色だと考える方が多いようです。
□外壁タイルのメンテナンス方法とは
汚れには、コケやカビの他に排気ガスやホコリなど様々な原因が挙げられます。
コケやカビは空気中を浮遊しているため、風の影響で外壁に付着し、そこで繁殖します。
その汚れを放置しておくと、黒ずみが気になる、劣化を早めるといったことが起こり得ます。
タイルは汚れにくい素材ですが、10年ほど経つと汚れも目立ってくるようになります。
手の届く範囲であればご自身でも洗浄していただけますが、汚れが落ちにくい場合はタイル専用の中性洗剤で洗うこともできます。
ブラシで強くこすったり、高圧洗浄機を使用するのも塗装面が傷んでしまうことが多々あるため広範囲や激しい汚れを落とすという作業は、専門の清掃業者に依頼することをおすすめします。
上記の問題は汚れの問題でしたが、次に劣化の問題について解説します。
1つ目はタイルの浮きや剥がれです。
湿式工法で施工された場合には、下地のモルタルが乾燥収縮することによりタイルの粘着力が弱まって、タイルに浮きや剥がれが発生します。
また、寒冷地の場合は、浮きや剥がれが発生した箇所から侵入した水分が凍結・融解を繰り返すことで付着力がだんだん低下して、さらにタイルの剥がれを進行させてしまうケースがあります。
他には、施工不良が原因でタイルが剥がれてしまうこともあります。
2つ目はタイルのひび割れです。
強い衝撃や、タイル下地のモルタルの乾燥収縮、地震・地盤沈下の影響などによりタイルにひび割れが発生することがあります。
ひび割れ部分から雨水が侵入するとタイルの剥がれに繋がってしまう恐れがあります。
3つ目は外壁タイルの汚れ(エフロレッセンス)です。
外壁タイルには、ときどき白い汚れが付着します。
これは「エフロレッセンス」といい、雨水とモルタルに含まれている物質が化学反応を起こして白い汚れが発生する現象です。
上記のような劣化を発見したら補修が必要となってくるため、業者に補修依頼を相談しましょう。
□外壁タイルの汚れの原因とは
外壁は常に外気にさらされて、空気中にはホコリやチリが含まれており、外壁に「汚れ」として付着するのです。
雨が降ると汚れは洗い流されますが、均一に洗い流されるわけではないため、汚れムラとなって目立つようになります。
特に、汚れが発生しやすいのは、雨が当たらない部分や太陽の光が当たりにくい部分、湿気が多い箇所などです。
空気中に含まれるホコリやチリの正体は、土や砂・排気ガス・油などです。
こういった汚れが外壁に付着すると黒ずみの原因になります。
また、日が当たりにくい部分に発生するカビやコケなどは、雨が降ってもなかなか洗い流されることがないため、汚れとして外壁に残ってしまうのです。
先ほども解説した通り、専用の洗剤で洗い流したり、業者に依頼したりしましょう。
□まとめ
今回は、外壁にタイルを使用するメリット・デメリットや汚れの原因やその対策について解説しました。
ぜひ清潔感のある白タイルを考えてみてはいかがでしょうか。
当社では、西宮市周辺で外壁塗装に関するご相談にお応えしております。
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