カテゴリ一覧
外壁塗装の工程に要する期間や作業工程について紹介します!
2022.11.21
「外壁を綺麗にしたいけど、どれくらい時間がかかるのか分からない」
「外壁塗装ではどのようなことをするのだろう?」
外壁塗装を検討している方の中には、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
家の印象に大きな影響を与える外壁をどのように工事していくかは、しっかり確認しておきたいですよね。
そこで今回は、外壁塗装の工程に要する期間や具体的な作業工程についてご紹介します。
それぞれの工程で、どのように作業を進めていくのか、どのくらいの期間がかかるのか、確認してみてください。
今回の記事を皆様の疑問解消に役立てていただけると、幸いです。
□外壁塗装にはどれくらいの期間が必要になる?
外壁塗装にかかる期間は、戸建てかアパートかによって大きく変わります。
あくまで目安ですが、戸建ての場合は10日から14日かかると考えて良いでしょう。
また、アパートの場合は2週間から3週間かかることが多いです。
しかし、外壁塗装は外壁がどのくらいの広さなのか、元となる壁の劣化状態、工事期間の天候などを考慮した上での工事を行います。
特に、天候は予想がつきにくく、対策も取りづらいものです。
そのため、上記の期間とは異なる場合もあるので注意が必要です。
外壁塗装を検討している方の中には、もう少し短い期間で工事することはできないのだろうかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は、外壁塗装の工事期間を大きく減らすことは困難です。
外壁塗装の工事過程にはそれぞれある程度決まった時間をかける必要があります。
例えば、塗った塗料を乾かすことや壁を洗浄した後に水が乾くのを待つ時間などがかかります。
一日で、作業工程の最初から最後まで終わらす、といったことはできないのです。
そのため、作業を急いだとしても短くできる時間には限界があります。
このような理由から、外壁塗装の工事において、大幅な期間の短縮は難しいのです。
無理に工事期間を短くすると仕上がりに影響が出てしまうこともあるため、基本的にはお伝えした目安期間は必ずかかると考えてください。
また、雨や暴風など、天候によっては作業を進めることができない状況に陥ることもあります。
したがって、外壁塗装の期間は余裕をもって設定することをおすすめします。
□外壁塗装の作業工程をご紹介します!
外壁塗装の作業工程は主に以下の項目になります。
・着工前のご近所への挨拶
・足場の組み立て
・塗装する前に必須な高圧洗浄
・塗料がついてほしくない部分を守るための養生
・仕上がりを綺麗にするための準備である下塗り
・中間検査
・中塗り
・上塗り
・完了検査
・足場の解体
まず、着工前には必ず近隣の方へ挨拶をしましょう。
外壁塗装の工事では、騒音や塗装の際に異臭が発生します。
そのため、事前に挨拶を行い、トラブルを避けられるよう対策しておきましょう。
挨拶の際には、工事の工程表と粗品を持っていくことがおすすめです。
次に、塗装前の準備として、足場の組み立て、高圧洗浄、養生を行います。
高所で作業するためには作業スペースである足場が必要です。
この足場の組み立てには、約1日かかります。
高圧洗浄は、汚れ、苔、カビなどを落とすために行います。
屋根や外壁を特殊な機械で念入りに洗います。
洗浄に1日、完璧に乾かすためにもう1日かかるため、計2日かかると考えて良いでしょう。
洗浄が終われば、養生を行います。
養生は、塗料を塗らない部分をビニールなどで覆って保護することを言います。
この養生の作業は、実は塗装の仕上がりを左右する重要なものです。
養生にかかる期間は3日間です。
塗装準備が終われば、いよいよ塗装の段階に移ります。
まず、1日かけて下塗りを行います。
この工程で外壁面を均一にし、上塗り塗料の密着度をあげる塗料を塗ります。
次に、中間検査です。
中間検査では、工程が予定通りに進んでいるか確認したり、不備がないかチェックしたりします。
中間検査が無事終われば、次は中塗りです。
中塗りの段階で、はじめて外壁に色をつけます。
中塗りが乾いたら、上塗りです。
実は、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。
2回に分けて塗る理由は、塗膜に厚みをもたせたいからです。
厚みを持たせることで、耐久力もあげられ、長期的に外壁を綺麗に保たせることにも繋がるのです。
最後に、完了検査を行い、不備がないかチェックを行います。
完了検査には、施主も必ず立ち会うことになるので注意しましょう。
塗装業者と最終的な状態を確認して、手直しの必要などがないか、チェックします。
もし、完了検査に立ち会わなければ、工事が完了した後に確認することになり、不備があった際の修正などが難しくなってしまいます。
そして、足場の解体を終えれば、全ての工程が終了です。
完了検査と足場の解体には、それぞれ1日、合計2日かかることを頭に入れておいてください。
外壁塗装が完了した後には、定期的な点検を行うことをおすすめします。
塗装した箇所が綺麗なままだから、点検は大丈夫と考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、定期点検を行うことで劣化の早期発見や目に見えない劣化に対応できる場合があります。
そのため、定期的に点検を行い、綺麗外壁を保てるようにする事がおすすめです。
□工事期間中に注意するべきことはある?
*作業現場にこまめに足を運ぶ
できるだけこまめに作業現場に行くことで、不正やトラブルを防ぐことに繋がります。
納得のいく仕上がりになるように、自分自身の目で定期的に確認しましょう。
*塗装業者に、工事が工程通り進んでいるか確認する
塗装漏れといったミスに繋がらないように、工程表をもらい、塗装業者に確認することが重要です。
塗装職人との間に伝達ミスがあると塗装漏れを引き起こしやすいため、こちらの希望が通っているのか、確認する意味合いもこめて尋ねるようにしましょう。
*塗装のチェックは明るい時間帯に!
明るい時間に塗装のチェックを行う事で、色味などが想像と異なる仕上がりになることを避けられます。
塗装のチェックを明るい時間に行い、写真に残しておくことで、万が一塗装業者とトラブルになった際の証拠を用意しておくこともできるでしょう。
□外壁塗装を行うのに最適なタイミングはいつ?
*サイディング
サイディングの壁の場合は、目地のコーキング部分が割れてしまった際やチョーキングが起こったときが、塗装のタイミングです。
*吹き付けタイル
吹き付けタイルの場合は、時間が経過すると共にひび割れなどが起こってしまいます。
そのため、ひび割れが起きた、あるいはその前兆があれば外壁塗装の塗り直しを考える良いタイミングだと言えるでしょう。
*リシン
リシンの壁は、カビや苔が目立ってきた段階で塗り替えることをおすすめします。
リシンの壁は、独特のザラザラとした手触りが特徴なので、その特徴や美しさを失わないようタイミングを見計らうことが重要です。
□まとめ
今回は、外壁塗装の工程に要する期間や作業工程について紹介しました。
外壁塗装には、2週間以上かかる場合が多く、余裕をもった期間の設定をおすすめします。
作業工程が、塗装を始める前から終わるまで合計で10工程以上あることにも注意しましょう。
外壁塗装のタイミングは、壁の素材によって異なるのでご自宅の壁を確認してみてください。
当社では、西宮市周辺で外壁塗装に関するご相談にお応えしております。
お気軽にお問い合わせください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
https://www.paint-door.jp