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外壁塗装をご検討中の方は必見!色あせしない色を紹介します!
2022.11.14
「家の外壁をなるべく長く綺麗に保ちたい」
「どうしたら色選びに失敗しないのだろう」
家の印象を左右する外壁の色については、このような不安や疑問を抱く方も多いでしょう。
そこで今回は、外壁塗装をご検討中の方に向けて、色あせしない色や選び方をご紹介します。
皆さんの疑問解消に役立てていただけると幸いです。
□外壁が色あせてしまう原因は一体何?
そもそも、外壁が色あせてしまう原因は何なのでしょうか。
原因は主に2つあります。
1つ目は、紫外線の影響です。
外壁は、紫外線エネルギーを長時間受け続けて劣化し、色あせを引き起こします。
紫外線エネルギーには、色を作り上げている顔料の原子を破壊してしまう力があります。
そのため、時間が経つとともに色が変わってしまうのです。
簡単に言うと、窓際に置いていた本や雑誌が日焼けしてしまうのと同じ理論です。
外壁の色あせに悩む方の中には、日当たりの良い壁だけが色あせてしまったケースもあり、紫外線の影響は大きなものだと言えます。
もう1つは、化学変化の影響です。
例えば、金属が酸化などによって変質してしまうと色が変わりますよね。
また、鉄が錆びてしまうと赤や黒に色が変わってしまうことがあります。
このように、水や日光、酸素など外的な要素によって化学変化を起こし、素材が変質すると色が変わって、色あせたように見えてしまうのです。
この2つの原因はどちらも、長年住んでいるからこそおこる経年劣化によるものです。
外壁が色あせてしまうのは、長期間住んでいれば避けることのできない課題の1つだと言えます。
□色あせしない色やしにくい色とは?
*太陽光を吸収しにくい白色
最も色あせしないのは白い外壁です。
白は太陽光を反射します。
同様に、白い外壁も太陽光を吸収しづらい特徴があります。
そのため、紫外線のダメージを受けにくく、色あせしないのです。
また、色あせしてしまっても見た目は大きな変化がないため、色あせしていることに気づかれにくい点も魅力的でしょう。
一方で、汚れやすいという難点も持ち合わせています。
外壁は汚れやすいものです。
近くを多くの車が通る場合には排気ガス、苔などの汚れが付着しやすいのですが、白の壁の場合はそれらの汚れが目立ちやすくなってしまうので注意が必要です。
*着色力の強い黒色
白に次いで色あせしにくいのは黒色です。
黒の外壁が色あせしにくい理由は、黒の顔料にあります。
黒の顔料は、カーボンブラックでできています。
カーボンブラックは、顔料が着色するための力が高いため、紫外線による色の変化を起こしづらいのです。
そのため、色あせしにくくなっています。
一方で、白と同様に汚れの目立ちやすさが気になるという難点があるので注意しておきましょう。
*紫外線による影響が少ない青色
青色も、色あせしにくい色として挙げられます。
青は、紫外線による影響が少ない点が優れています。
紫外線の影響が少ないのは、青色の外壁が光を反射しやすいからです。
□できれば避けたい色あせしやすい色とは?
色あせししやすい色は、なるべく避けたいですよね。
最も、色あせしやすいのは赤色です。
赤は、ビビットカラーで見た目の華やかさは素晴らしいです。
しかし、ビビットカラーは色あせしやすく、目立ちやすいため、避けることをおすすめします。
華やかで美しい色を保つためには、定期的なメンテナンスが必要となり、手間がかかります。
実は、鮮やかな赤色の東京タワーも、定期的に塗装を繰り返しているのです。
次に色あせしやすい色は黄色です。
黄色は赤とほぼ同じくらい色あせしやすい色だと言えます。
黄色や赤は、紫外線によって破壊されやすい原子の割合が高く、紫外線による影響を受けやすいのです。
黄色は、鮮やかな系統であっても優しいクリーム系の色味であっても、色あせが目立ちやすい傾向にあります。
そのため、外壁が色あせを起こすのをなるべく避けたい方にはおすすめできない色といえるでしょう。
最後に、人気のカラーの緑も実は色あせを起こしやすい色のため、注意が必要です。
発色の良さから、一定の人気を誇る緑色ですが、実は色あせが目立ちやすいです。
特に、明るくて濃い緑は、時間の経過とともにわかりやすく鮮やかさを失います。
そのため、色あせを起こしやすく、目立ってしまうのです。
全体的な傾向として、鮮やかな色味は紫外線の影響を受けやすく、色あせしやすいため注意しましょう。
□外壁の色を選ぶときに失敗しない方法をご紹介します!
外壁は、家の印象に大きな影響を与えるため、様々なバランスをみて慎重に決めることが重要です。
外壁の色を選ぶ際に失敗しないために、具体的に以下の2つの点に注意しましょう。
まず、壁の色を単体でみて決めるのは避けましょう。
色の相性は、全体の雰囲気を変えてしまう大きなポイントになります。
そのため、壁の色を単体で考えるのではなく、屋根やドアとの相性をみて選ぶようにしましょう。
壁だけで考えていた際には魅力的だった色が、全体を組み合わせてみると違和感を生み出す原因になることもあります。
全体のバランスをみて決めることで、色選びに失敗するリスクが低減します。
どうしても使用したい色がある場合には、他の部分も塗装することを視野に入れると、色の選択肢や組み合わせは広がるでしょう。
次に、近くの家とバランスが取れた色であるかにも注意した方が良いです。
家が何軒も連なっている場所にあれば、周りと馴染まない色だと本来の良さを発揮できなくなってしまいます。
そのため、周りの家の雰囲気を確認し、バランスの取れた色味にすることも失敗しない方法の1つだと言えます。
□塗料の選び方に注意すると色持ちが良くなる?ポイントを紹介します!
*塗料の耐久性に注目して選ぶ
まず、塗料の耐久性に注目して選ぶことが重要です。
塗料の耐久性が高いほど、外壁の色あせは起こりにくくなります。
塗料そのものの耐久出来る年数が長いほど、紫外線に強いからです。
逆に、耐久力が低い塗料は紫外線の影響を受けやすくなっています。
色あせが起こる原因の1つは、紫外線によって色を構成する原子が破壊されてしまうことですから、紫外線に耐える力が強いほうが当然、色あせしにくいです。
塗料の中で、比較的耐用年数が長いのは、フッ素や無機塗料です。
フッ素の耐用年数は約15年から20年で、無機塗料の耐用年数は20年から25年です。
そのため、色持ちを良くしたいのであれば、フッ素や無機塗料を選ぶと良いでしょう。
ウレタンやシリコンは、フッ素や無機塗料と比べて短くなっているので注意が必要です。
*塗料の艶に注目して選ぶ
塗料には、2つの種類があります。
艶があるものと、艶が抑えられたものです。
この2つの内、より外壁の色持ちを良くしてくれるのは艶のあるタイプの塗料です。
艶を抑えた塗料は、艶消し剤を利用しています。
そのため、塗料の製作途中で加工されており、その分耐久性が艶のあるものより劣ってしまう場合があります。
なるべく色あせを起こしたくない場合には、艶のあるタイプの塗料を選ぶことで、持ちを良くすると良いでしょう。
ただし、艶の有無によっては、同じ色を使用していても、外壁の印象が変わってしまうため注意が必要です。
艶の有り無しを比較し、好みと色持ちと、ご自身が優先されるものを選ぶと良いでしょう。
比較する際には、艶の影響が出やすい晴れの日に、艶の出具合を確認することをおすすめします。
*塗料に含まれる効能に注目して選ぶ
塗料によって、持つ特徴が異なるため、色あせを起こしにくくするのに有効な効能をもつ塗料を選ぶことも重要です。
塗料によって、紫外線による劣化を進ませる要素を抑えるものや汚れを付きにくくしてくれるものがあります。
例えば、ラジカル制御塗料は、紫外線による劣化を助ける原因のラジカルを制御してくれます。
ラジカルを防ぐことで、紫外線による塗膜劣化を妨げ、色あせを起こしにくくなります。
□まとめ
今回は、外壁が色あせしない色は何色なのか、選び方などと併せてご紹介しました。
色あせを引き起こす原因は、紫外線や化学変化による変質です。
そのため、紫外線による影響を受けにくい、白や黒が色あせしにくく、ビビットカラーの赤や黄色は色あせしやすいので注意しましょう。
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