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外壁の黒ずみの原因とは?掃除の仕方や注意点も併せて紹介します!
2022.10.19
皆さんこんにちは、西宮市の外壁塗装・防水専門店のプロタイムズ阪神中央店です。
今回は外壁の黒ずみの原因について詳しくお伝えします。
住まいの外壁が汚れてしまい、悩んでいる方も多いでしょう。
新築のときはあんなに綺麗でも、5〜10年経つと所々に黒ずみができてしまいます。
「別に汚れは気にならないのだけれど、放置しておいても良いのだろうか」
「そもそも、どうして汚れてしまうのか知りたい。」
西宮市周辺でこのようにお考えの方へ今回は、上記の疑問を解決していきます。
□外壁の黒ずみの原因とは
外壁の黒ずみが起こる原因の1つに、雨垂れがあります。
雨垂れとは、外壁の汚れが雨水で流れ切らずに跡になってしまった状態のことを指します。
縦に細長い黒い筋の様な汚れ、見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
あれが雨垂れです。
雨垂れは年中雨風にさらされているため、雨垂れが起こりやすい環境であると言えます。
窓枠の下や換気扇の外部フードの下などは注意が必要です。
加えて、カビやホコリ、チリなども黒ずみの原因になります。
カビはジメジメした場所に発生しますが、特に注意しなければならないのが住宅の北側と、塀に囲まれ暗い様な場所です。
特に白系の外壁に付着すると汚れが目立つ上、根本から洗浄しなければ次々増殖していってしまうという怖さもあります。
黒ずみではありませんが、これはコケも同様です。
空気中のホコリ・チリが外壁に付いたら、水などで洗い流さなければなりません。
雨水が当たらない場合、特にホコリやチリが堆積しやすいので、注意しておきましょう。
また、排気ガスなどによって汚れてしまう場合もあります。
全体的にススや油で汚れた様な見た目をする様になります。
家の近くに交通量の多い道路があったり、トラックが頻繁に往来していたりすると、排気汚れがつきやすくなります。
排気汚れの場合、部分的にではなく、本来の外壁の色がくすんでいくのが最大の特徴と言えます。
低い部分だけでなく、2階や3階、それも隅々まで確認する様にしましょう。
□黒ずみを落とす方法とは
まず、黒ずみは基本的には水だけで落ちることはありません。
しかし、ブラシでゴシゴシ擦るのもよくありません。
外壁そのものを傷つけてしまう可能性があるからです。
洗顔はゴシゴシ擦るより優しく洗った方が良いと言いますよね。
外壁も同様です。
黒ずみを落とす方法には主に3種類があります。
1つ目は、中性洗剤を使う方法です。
黒ずみの原因は、排気ガスと雨水に含まれる炭酸カルシウムです。
この黒い汚れは、食器用洗剤、もしくは浴室用洗剤などの中性洗剤で綺麗に落とすことができます。
まず、外壁を水で洗い流します。
これは、髪を洗うとき、シャンプーをする前に軽く洗い流すのと同じで、水で落とせる汚れを確実に落とすという作業です。
その後、スポンジにぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませて汚れを落としていきます。
このとき、中性ではなく酸性、もしくは塩基性(アルカリ性)の洗剤を使ってしまうと、外壁が変色してしまう危険性があるので注意してください。
また、ゴシゴシ擦りすぎない様注意してください。
洗い終わったらしっかり水で洗い流しましょう。
2つ目は、市販の外壁クリーナーを使う方法です。
家庭用の中性洗剤で落ち切らない汚れも、簡単に落とすことができます。
ただし、普通の洗剤より刺激が強いので、メガネ、手袋などで体を守る様にしましょう。
3つ目は、高圧洗浄機を使うという方法です。
この方法は、最終手段として挙げられます。
水圧を間違えると外壁が傷ついてしまいますし、元々外壁に傷がついていた場合は、そこから水が室内に入ってしまう恐れがあります。
「自分でやる自信がない」という方は、無理をする必要はありません。
西宮市周辺でお困りの場合は、当社にお任せください。
□外壁の汚れを落とす際の注意点について
汚れを落とすときは、外壁材に適した汚れの落とし方で行いましょう。
サイディングなど傷つきやすい素材の場合は特にですが、磨きすぎ、擦りすぎは要注意です。
それは、外壁材や塗膜に傷をつけると、そこから外壁全体が劣化していってしまうからです。
仕上げの方法も外壁材によって異なります。
モルタルやALCなどは塗装仕上げですが、サイディングやレンガ、そしてコンクリートはそのままの仕上げになることが多いです。
高いところの清掃にも注意してください。
無理な体勢での清掃は非常に危険です。
高所の清掃についてはプロである当社にお任せください。
また、近隣への配慮も忘れないようにしましょう。
高圧洗浄機を使う場合、隣の家に水が跳ねたり流れたりすることを防がなければなりません。
それによってトラブルになった事例も何件もあるため、十分に気をつけましょう。
□外壁を掃除しないとどうなるのか?
結論から言うと、外壁を掃除しないことはおすすめできません。
それは、外観の問題だけではなく、塗装の剥がれや外壁のひび割れを起こす原因となるからです。
外壁の汚れをそのままにしておくことで、塗装でできた保護膜である塗膜が少しずつ剥がれていってしまいます。
また、外壁には断熱効果があります。
部屋の中が夏は暑くなりすぎないように、冬は寒くなりすぎないようにする役割があります。
塗膜が剥がれれば、外壁の機能は劣化してしまいますから、「なんだか近頃部屋の中が寒いな」ということになりかねません。
くれぐれも、外壁の汚れは放置しないようにしましょう。
□外壁を掃除する際の費用相場は?
外壁の黒ずみの原因が雨垂れであった場合は、基本的に高圧洗浄によって対処します。
高圧洗浄にかかる費用は、外壁1平方メートルあたり200〜300円です。
また、汚れの原因がカビであったり、コケであったりする場合には、根本から除去する必要があります。
この場合、高圧洗浄ではなく、バイオ洗浄が行われます。
バイオ洗浄にかかる費用は、大体高圧洗浄の1.5倍くらいだと把握しておきましょう。
高圧洗浄の費用は外壁1平方メートルあたり200〜300円なので、バイオ洗浄であれば1平方メートルあたり300〜450円の費用がかかります。
「外壁の面積が分からない」という方は、以下の計算式を参考にしてください。
外壁の面積は延べ床面積の1.2倍だと言われています。
例えば、1階が40坪、2階が35坪である場合は、延べ床面積は75坪なので、外壁の面積は90坪くらいになります。
また、1坪は3.3平方メートルなので、外壁は約300平方メートルということになります。
ただし、必要なのは洗浄代だけではありません。
もちろんですが、洗浄をするには大量に水が必要になります。
その水道代は、大体一日の清掃で1200円〜2000円ほどになります。
そして、高いところも隅々まで清掃するためには、足場を設置しなければなりませんが、その費用も負担する必要があります。
足場の設置費用は、1平方メートルあたり700円〜1000円です。
洗浄と塗装工事を別々に行うと足場代をそれぞれ払わなければならず、大きな負担になります。
洗浄を行う際は、同時に塗装工事をしてもらうことをおすすめします。
□まとめ
黒ずみができる原因や、その清掃の方法、そして会社に頼んだ際の費用についてご紹介しました。
外壁についた黒ずみは放置しないでください。
放置することによって、外壁は加速度的に劣化していきます。
外壁が劣化すれば、住環境は悪化し、その家の寿命を縮めてしまうことになります。
また、清掃を行う際は、危険やトラブルに十分に注意しましょう。
当社は、塗料本来の性能を100パーセント引き出し、品質を長持ちさせて失敗しない工事を行っております。
西宮市周辺で外壁の汚れにお困りの際は、外壁塗装・防水専門店プロタイムズ阪神中央店にご相談ください。
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