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外壁塗装をご検討中の方は必見です!フッ素塗料について解説します!
2022.8.3
「そろそろ外壁塗装をしたいけど、どの塗料を使えばいいのか分からない」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで、おすすめしたい塗料がフッ素塗料です。
住宅用の塗料は、大きく4種類に分けられますが、その中で最も良いグレードの塗料がフッ素塗料です。
今回は、フッ素塗料についてご紹介します。
フッ素塗料の特徴やメリット・デメリットなどさまざまな視点で解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□フッ素塗料の特徴をご紹介!
1つ目は、高い耐久性と耐候性があることです。
外壁にピッタリと密着するので長期間雨や風に当たっても、隙間ができることなく家を守ります。
現在多く使用されているシリコン塗料の耐用年数は約10年から15年です。
しかし、フッ素塗料は約15年から20年の耐用年数があります。
紫外線のダメージから外壁を守る耐候性の高さもあります。
そのため、紫外線のダメージを受けたとしても変色や劣化のスピードを抑えられます。
2つ目は、親水性です。
親水性とは、水に濡れやすく密着しやすいことを言います。
空気中の小さいホコリや排気ガスが塗膜に付いてしまっても、親水性が高ければ雨と一緒に汚れを落とせます。
また、この性質を低汚染性と呼ぶこともあります。
3つ目は、防カビ性・防藻性があることです。
これらの性質があれば、太陽の光が当たりにくい北側の壁や湿気がこもる壁でも藻やカビが発生するのを抑制できます。
藻やカビが付きにくくなると、家の見た目を綺麗なまま持続できるでしょう。
4つ目は、耐摩耗性です。
フッ素塗料は、耐摩耗性が高いので、長い間光沢を守ります。
フッ素塗料の耐摩耗性は20年で10パーセントしか減らないといわれているほど優れています。
□フッ素塗料のメリット・デメリットとは?
まずはメリットから解説します。
1つ目は、耐用年数が長いことです。
先ほども少し述べましたが、4種類の塗料の中で1番の耐用年数があります。
費用は高くなりますが、リフォームの回数が減るので総合的に考えると安く済みます。
2つ目は、光沢が綺麗で長持ちすることです。
こちらも先ほど解説しましたが、フッ素塗料は親水性を高めるために、ツヤがあります。
また、さまざまな機能があるので、美しい外観を長期間保てます。
では、デメリットとしてどのようなことが挙げられるのでしょうか。
1つ目は、価格が高いことです。
初期費用がウレタンやシリコン塗料と比較すると高くなります。
2つ目は、ツヤがない塗料の種類があまりないことです。
親水性を高めるために光沢感を出せるメリットがある反面、人によってはデメリットになります。
マットな質感が好きな方には、あまり向いていません。
このような観点も含めてフッ素塗料について検討しましょう。
□フッ素塗料はどのような人に向いている?
フッ素塗料は一体どのような人に向いているのでしょうか。
費用が高いので迷われる方も多いでしょう。
そのようにお考えの方も、今からご紹介することを参考にして自分に適しているか判断してみてください。
1つ目は、とにかく長期間持たせたい人です。
フッ素塗料の特徴にもあったように、フッ素塗料はフッ素と炭素が強く結びついた構造になっています。
そのため、紫外線の影響を受けにくいので、劣化しにくいです。
防汚性にも優れているので、何十年も持続させたい方には非常におすすめです。
2つ目は、長期的に費用を抑えたい人です。
フッ素塗料は、費用は高いもののその分耐久性が高いので、最終的なコストは抑えられます。
何度も工事する必要がないので、手間も省けますし、総合的な費用を抑えられるでしょう。
□フッ素塗料についてよくある間違いをご紹介!
ここでは、フッ素塗料でよく勘違いされやすいことについてご紹介します。
1つ目は、フッ素塗料は塗膜が固いためひび割れしやすく、戸建てには向かないということです。
これは、半分合っていますが、半分は間違いです。
フッ素塗料の塗膜は、他の塗料と比較すると固いです。
そのため、モルタルに塗布すると乾燥収縮によってひび割れしやすくなると言われています。
モルタルに塗布する場合は弾性タイプのフッ素塗料を塗れば大丈夫です。
サイディングの場合は、シーリングがあるのでその上にフッ素を塗布するとひび割れが起こりやすいです。
モルタルと同じように弾性タイプを塗ればいいのではと思うかもしれませんが、サイディングに弾性タイプの塗料を塗ってしまうと熱が蓄積されるので膨れてしまう可能性があります。
サイディングにフッ素を塗布する際は、塗布したあとにシーリングを後打ちします。
その際、シーリングも耐久性の高いものを使用しましょう。
2つ目は、1度フッ素で塗り替えをすると次の塗り替えもフッ素塗料しか使えないことです。
現在、フッ素塗料を塗る前に行うし下塗り材の性能は上がっているので、2回目の塗り替えはフッ素以外の塗料を塗布しても問題ありません。
しかし、1回目に塗り替えして、2回目に塗り替えるときはチョーキング現象が起こる前に塗り替えないようにしましょう。
この場合、前の塗膜の効果が残っているので良い下塗り材を使用しても密着度が低下します。
これは、フッ素塗料以外の塗料にも当てはまることなので念頭においておきましょう。
3つ目は、完全なつや消しタイプの塗料がないことです。
弱溶剤タイプのフッ素塗料は、3分艶まででツヤ消しできません。
よく使用される日本ペイントのファイン4Fセラミックは完全にツヤを消す塗料はありません。
ルミステージという水性タイプのフッ素塗料であれば完全にツヤ消しできます。
マットな外壁や和風の壁を希望する方は、それぞれの塗料で出されている3分艶か水性の塗料を選びましょう。
□フッ素塗料を使用して施工費を安く抑える方法とは?
フッ素塗料は費用がかかりますが、少しでも安く済ませたいですよね。
ここでは、少しでも安くする方法をご紹介します。
1つ目は、屋根と外壁を一緒に塗装することです。
屋根と外壁を分けて塗装すると、足場の設置費用も倍になります。
しかし、一緒に施工することで工事費用を抑えられます。
足場の設置には、30坪の住宅で10万円から15万円かかります。
屋根と外壁の工事を分けて行った場合、総額20万円から30万円が必要になります。
10年のスパンで屋根と外壁の塗装が必要だとすると、長い目で考えたときに両方とも同時に工事を行う方が費用を抑えられるでしょう。
2つ目は、屋根・外壁の劣化や破損が悪化する前に塗装工事をすることです。
劣化や破損が悪化してから、塗装工事に取り掛かると補修に費用がかかります。
そのため、不具合があればできるだけ早めに依頼しましょう。
屋根や外壁の劣化が進むとシロアリが発生し、内部が腐ってしまって雨が侵入する可能性があります。
補修するのも大きな工事になり、費用がかかるのであまり劣化が進行していない間に塗装しましょう。
□まとめ
今回は、フッ素塗料についてご紹介しました。
少しでもフッ素塗料について知っていただければ幸いです。
何度も述べたようにフッ素塗料は、他の塗料と比べると費用はかかってしまいます。
しかし、耐久性や親水性など機能性が非常に優れた塗料です。
予算とも相談しながら、選択肢の1つとしてフッ素塗料を使用することを検討してみてください。
当社では、西宮市を中心に外壁塗装を行っており、兵庫県で唯一施工店と塗料メーカーのW工事保証が受けられます。
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