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モルタルの外壁塗装で使用する塗料とは?塗装手順や費用相場も併せてご紹介します!
2022.7.27
「モルタルの外壁にはどの塗料を使用すれば良いか分からない」
「モルタル外壁に汚れやひび割れが目立っている」
このように、悩まれている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事を読んでいただくと、そのようなお悩みを解消できるでしょう。
そこで、今回はモルタルの外壁塗装で使用する塗料を主にご紹介します。
また、外壁の劣化状況や外壁塗装の手順、費用相場なども併せてご紹介します。
モルタル外壁の方はぜひこの記事を参考にして、外壁塗装を成功させてくださいね。
□モルタルの外壁塗装とは?
一概にモルタルの外壁塗装と言っても仕上げの方法はいくつか存在します。
ここでは、主にモルタル外壁の仕上げの種類を解説します。
主に仕上げの方法は以下の通りです。
・リシン仕上げ
・スタッコ仕上げ
・吹き付けタイル仕上げ
・左官仕上げ
まずは、リシン仕上げです。
リシンは砕いた石に樹脂やセメントなどを混ぜ合わせて仕上げる方法です。
これは歴史がある仕上げ方法で、1970年から1980年によく使われていました。
ユニークな雰囲気を作り出し、人気な方法でしたが、最近ではあまり見かけません。
次に、スタッコ仕上げです。
スタッコ仕上げでは、セメントや砂などに骨材を混ぜ合わせて仕上げる方法です。
この方法には特別な道具を用いて、凸凹を作ります。
この凸凹によって、重量感が溢れる雰囲気を与えてくれますよ。
3つ目は、吹き付けタイルです。
タイルと聞くと、陶器のようなものを想像するのではないでしょうか。
しかし、外壁塗装で使用するタイルとは砂や石に骨材を混ぜ合わせて、ローラーやコテを使って仕上げます。
また、吹き付けタイルは別称でボンタイル仕上げとも言われています。
最後は、左官仕上げです。
左官仕上げとは、コテを使用して仕上げる方法で、職人のレベルによって仕上げ方が異なります。
そのため、個性的でデザイン性に優れた仕上げ方法と言えるでしょう。
□モルタル外壁の劣化症状とは?
モルタルに限らず、どの外壁でも日常的なメンテナンスが重要です。
適した時期に外壁塗装を行うためにも、外壁の劣化状況を正しく理解する必要があるでしょう。
そこで、今回はモルタルの外壁における劣化症状についてご紹介します。
1つ目は、クラックです。
クラックとはひび割れのことを指し、ヘアクラックと構造クラックの2種類に分かれます。
ヘアクラックとは、モルタルが乾燥した際に生じやすい0.3ミリメートル未満のひび割れを指します。
モルタルは0.7ミリメートルの厚みがあるため、ヘアクラックはあまり深刻ではありません。
一方で、構造クラックとは住宅の構造部分まで届いているひび割れを指します。
ヘアクラックとは異なり、0.4ミリメートル以上のひび割れで深刻性は高まります。
そのため、構造クラックを見かけた際にはすぐに塗装業者に依頼しましょう。
2つ目は、エフロレッセンスです。
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、外壁を触った時に白い粉がついてしまった経験はありませんか。
その現象をエフロレッセンスと言い、別称で白華と言われています。
エフロレッセンスは雨とモルタル表面が化学反応を起こして発生してしまいます。
軽く洗浄で解決することが多いため、あまり深刻ではありません。
ひどい状況である場合は、塗装業者に相談しましょう。
3つ目は、浮きや剥がれです。
これはクラックや衝撃などによって、モルタルの中に水分が侵入することで生じる現象です。
浮きや剥がれによって住宅の見栄えが悪くなるほか、重大な事故を招く可能性が高まりますよ。
4つ目は、カビやコケです。
これらは高い湿度によって生じる現象です。
カビやコケではモルタル外壁の耐用年数に影響を及ぼすことはありませんが、見栄えが悪くなります。
5つ目は、塗料の劣化です。
外壁塗装を一度行ったことがある方には、塗料の劣化によって引き起こす症状が挙げられます。
主にチョーキングや塗膜解離、塗膜の膨れが主な症状です。
これらの症状が見られた際にはお早めに再塗装の検討をおすすめします。
□モルタルの外壁塗装で使用する塗料とは?
モルタルの外壁塗装に使用する塗料は主に4つあり、以下の通りです。
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル塗料
・フッ素塗料
ここでは、それぞれの塗料の特徴をご紹介しますね。
*ウレタン塗料について
ウレタン塗料は比較的安価で、耐用年数が短いという特徴を持つ塗料です。
一昔前までは主流の塗料として人気がありました。
しかし、最近はコストパフォーマンスの観点から、ウレタン塗料を使用する方は少なくなりました。
*シリコン塗料について
シリコン塗料は、塗料でも最も人気がある塗料として知られています。
コストパフォーマンスも良く、塗料に迷った際にはシリコン塗料を選んでおくと失敗しないでしょう。
また、シリコン塗料は耐用年数も長いことが特徴でバランスの取れた塗料です。
*ラジカル塗料について
ラジカル塗料は、あらゆる最新技術を集めて完成した塗料です。
シリコン塗料と比べてもコストがかかってしまいますが、耐用性に非常に優れています。
メンテナンスの頻度を少なくしたい方にはおすすめの塗料です。
*フッ素塗料について
フッ素塗料は、今回ご紹介した塗料の中でも最も高級な塗料です。
耐用年数も極めて高く、長期的な費用を抑えたい方には最適な塗料でしょう。
□モルタル外壁の塗装手順とは?
まず行うことは足場の設置です。
モルタルの外壁塗装は高い場所で行うため、足場の設置が必要です。
仮に、足場を設置せずに塗装を行うと、塗料が飛び散ることや塗り残しなどのトラブルが生じてしまいます。
また、職人が安全に作業をするためにも足場の設置は必須ですね。
次に、高圧洗浄です。
塗装を行う前に高圧洗浄で汚れを落としていきます。
汚れているまま外壁塗装を行ってしまうと、塗料に悪影響を与えてしまいます。
高圧洗浄が完了すると、次は養生です。
養生とは、塗料の飛び散りを防ぐためにビニールで外壁を保護する作業です。
仕上がりの良さは養生にあると言われているほど、養生は非常に重要です。
養生の次は、下地処理です。
下地処理とは古い塗装部分を剥がすことで、外壁の剥がれを予防する効果があります。
最後の作業は塗装です。
塗装についても手順があり、下塗り、中塗り、上塗りの順番で行う必要があります。
3つの塗装によって厚みのある外壁を実現できますよ。
□モルタルの外壁塗装にかかる費用相場とは?
モルタルの外壁塗装にかかる費用相場は30坪あたり、60万円から90万円程です。
ただし、外壁塗装を行う際は屋根塗装も一緒に行うケースはほとんどしょう。
この場合では、60万円から120万円程です。
そのため、モルタルの外壁塗装では100万円を大体の目安として理解しておくと良いでしょう。
また、注意する点はクラックの深刻度によって価格が変化することです。
他の外壁の種類と比較しても相場はあまり変わりませんが、劣化症状によって費用は左右します。
まずは、お気軽に塗装業者に相談してみると良いでしょう。
当社では、西宮市周辺でお客様に外壁塗装を行なっております。
地域に詳しい塗装業者を選ぶことはとても重要なことです。
西宮市でお住まいの方は、ぜひ当社にお任せください。
□まとめ
今回はモルタルの外壁塗装についてご紹介しました。
今回の記事で、モルタルの外壁塗装に役立てていただければ幸いです。
もし、外壁塗装に関して何かご不明な点がございましたら、お気軽に当社へご相談ください。
当社と一緒に外壁塗装を成功させませんか。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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