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外壁塗装をお考えの方へ!黒い外壁の特徴や注意点を解説します!
2022.3.8
「外壁を黒色で塗装しようと考えているが、どのような雰囲気になるのか分からない」
「なにか注意したほうが良い点はあるのかな」
このように、壁一面を黒で塗装しても大丈夫なのか不安になられる方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方のために、外壁塗装に黒を使用する場合の注意点や特徴を解説します。
□外壁を黒くするメリットとは?
外壁が黒いと、高級感のあるイメージを見る人に与えやすいです。
家の形状や外壁の素材によって近代的な印象やクールな印象など、その家にしか出せない美しさを出せます。
また、黒い外壁は他の色と合わせやすい点もメリットといえるでしょう。
組み合わせる色を工夫したり、アクセントカラーを追加したりすることで、他の色を際立たせて外観をおしゃれに仕上げます。
全面を黒で仕上げるよりも、部分的に他の色を加えると成功しやすいです。
黒い外壁と組み合わせる色は、ベージュやグレー、白や赤などがよく使われます。
黒を下地にすると重厚で落ち着いた印象を与え、ベージュ系の色を加えると高級感が増すでしょう。
和風の家に黒を取り入れるとモダンな印象の家に仕上がるのでおしゃれです。
□外壁を黒くするデメリットとは?
黒色は熱を吸収しやすいため、白系などの色の薄い外壁と比べると温度が高くなってしまうことに気を付けましょう。
特に夏の期間は外壁にたくさんの日光が当たるため、日当たりのよい南側の外壁は高温になるやすい傾向にあります。
使われる外壁の素材によっては、さらに高温になってしまう可能性があるため注意しましょう。
外壁温度が上がると、当然室内の温度も上がってしまいます。
小さいお子さまのいる家庭では、特に注意が必要です。
対策として、断熱材の性能を上げると部屋の温度上昇を抑えられる場合があります。
白い外壁は汚れが目立ちやすく、黒は目立ちにくいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、黒い外壁を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。
紫外線の影響を受けやすいので、他の色よりも色あせしやすいことが原因です。
また塗料の劣化が進むにつれて、「チョーキング現象」が発生する場合があります。
チョーキング現象とは、塗料の中の顔料が粉状になって塗装表面に現れる現象です。
チョーキング現象が発生すると白っぽい色になってしまうため、濃い黒色の外壁の場合は特に注意が必要です。
黒色はへこみが目立ちやすい色であることも見逃せません。
黒い外壁に多く使われる素材の「ガルバリウム鋼板」は汚れや傷に強く、耐久性に優れていることが特徴です。
しかし、簡単にへこんでしまうというデメリットがあるため、黒い外壁はへこみが際立ってしまいます。
□外壁を黒くするときに気を付けるポイントとは?
*断熱性
黒色は熱を帯びやすく、外壁だけでなく部屋の温度も上昇してしまいます。
そのため、外壁の断熱性を高める必要があります。
断熱性を高めるためには、断熱材の種類を変えたり壁面の構造を変えたりすると良いでしょう。
断熱材にはたくさんの種類がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
どの素材を使用するかは担当の会社とよく相談して決めると良いでしょう。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ株式会社DOORにお任せください。
当社の専門家が全力で皆様をサポートいたします。
壁面の構造で断熱性を高められるのは、「外壁通気工法」がおすすめです。
外壁と断熱材の間に通気層を設けてクッションの役割を果たすことで、外壁の温度が上がっても室内の温度上昇を防いでくれます。
ほとんどの住宅に用いられていますが、自分の住宅にも使われているか確認してみましょう。
*黒色の選び方を工夫する
黒色が濃くて真っ黒であるほど、紫外線の影響で色あせしやすくなってしまいます。
そのため真っ黒よりも少し薄い黒を選ぶと、色あせが目立ちにくくバランスがとりやすいです。
また、塗料のつやの有無も紫外線の強さに影響します。
つや消しの塗料は紫外線を吸収しやすく、耐用年数が短くなってしまいます。
つやありの塗料は紫外線に強いだけでなく、ごみや汚れが付きにくいのもメリットです。
*周囲との調和を考える
黒い外壁は個性的でおしゃれですが、日本ではまだ多くないため周囲の景観と合わない可能性があります。
そのため、周囲の家や景観にはどんな色が多いか歩いて見て回ると良いでしょう。
また、地域によっては条例や景観法で黒い外壁にできない場合があります。
その地域で建てられるかどうか事前にチェックしておきましょう。
□黒い外壁をおしゃれに仕上げるポイントとは?
*一段階薄い黒を選ぶ
真っ黒の色は色あせが目立ちやすく、他の色との調和もあまり良くありません。
少しだけ薄い色を選ぶと、色あせや汚れが目立ちにくいのに加えて、周囲に溶け込みやすい落ち着いた雰囲気に仕上がります。
*カラーシミュレーションを行う
色味で後悔しないために、カラーシミュレーションで色をしっかりと確認することをおすすめします。
この時に外壁単体の色を確認するだけでなく、家全体のイメージを固められるようにしましょう。
黒外壁に合う色や合わない色、どこにどんな色を配置するかなどを判断すると良いです。
黒い外壁をおしゃれに仕上げて理想の家を実現するために、しっかりとシミュレーションを行うようにしましょう。
*大きな色見本で確認する
外壁の色を選ぶときは、一般的に小さい色見本で確認することほとんどです。
しかし、それぞれの色には、面積効果というものがあります。
面積効果とは、淡い色ほど広い面で見たとき明るく見えて、濃い色ほど暗く見える現象のことです。
小さい色見本だけで外壁の色を決めてしまうと、完成後に創造と違う仕上がりになってしまう可能性があります。
そのため色見本を使用するときは、最終的にA4サイズほどの大きな色見本を使用しましょう。
□黒い外壁に合う素材をご紹介!
黒い外壁は近代的なイメージを与えますが、固くて冷たいような印象も同時に与えてしまいます。
木彫の素材と組み合わせることで柔らかさやぬくもりを加えられるため、おしゃれ感がアップします。
また、天然木は高級感も感じさせる素材です。
そのため、黒本来の高級感と合わさりさらに高級感のあふれる印象を与えます。
他の色とのハーモニーを楽しむこともできます。
例えば、暖色系の赤やオレンジ、黄色などと組み合わせると、これらの色をより目立たせることができます。
これらの色と組み合わせるときは、黒以外の色の面積を小さくしましょう。
派手になりすぎてしまい、黒本来の上品さが欠けてしまう可能性があります。
黒い外壁に黄緑色や緑色を組み合わせると、安心感をイメージさせられます。
黄緑や緑は植物をイメージさせ、黒と組み合わせることでこれらの色が一層引き立てられるので、安らぎのような印象を与えます。
青系の色と組み合わせると、人を落ち着かせる印象になります。
青色には沈静効果があり、黒色も夜を連想させるような静かなイメージがあるため、より落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ベージュやブラウンなどの色と組み合わせると、より落ち着いた上品な雰囲気に仕上がります。
これらの色は個性の主張をしにくい色なので、黒色の外壁と組み合わせる場合はある程度の面積を確保できます。
□まとめ
今回は、外壁塗装をお考えの方へ黒い外壁の特徴や注意点を解説しました。
外壁塗装で外壁を黒くする際のポイントや注意点について理解していただけましたか。
当社では、外壁塗装に関するお悩みを承っております。
西宮市周辺で外壁塗装に関してお悩みの方は、お気軽に当社にお問い合わせください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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