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外壁塗装を検討している方へ!茶色い外壁の特徴と失敗しないポイントを紹介します!
2022.2.15
「外壁塗装で茶色にすることを考えている」
「何か気を付けたほうが良いポイントはあるのかな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、外壁塗装をお考えの方へ茶色い外壁の特徴と失敗しないポイントを紹介します。
ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。
□茶色い外壁のメリットとは?
茶色い外壁の最も大きなメリットは、汚れが目立ちにくい点です。
茶色は汚れが目立ちにくい色で、外壁を美しく保ちやすいことはメリットといえるでしょう。
茶色の中でも黒系統に近い色よりは、赤色や橙色に近い色を選ぶと周囲の景観に馴染みやすいです。
長い期間きれいな色やおしゃれなデザインを楽しみたい方におすすめです。
落ち着いた印象を与える点もメリットの一つです。
茶色は土や木など自然をイメージさせる色なので、落ち着いた印象やぬくもりを表しています。
周囲に溶け込みやすく、かつおしゃれな雰囲気に仕上がります。
家具にも多く使われている色なので、飽きずに楽しめるでしょう。
他の色と組み合わせやすい点も魅力的です。
茶色は自然にも多く存在しているベーシックカラーであることから、自分の好きな色と合わせやすいのです。
□茶色い外壁のデメリットとは?
*つやが目立ちやすい
茶色い外壁はとても落ち着いた雰囲気を与えますが、濃い色なのでつやが目立ちやすくなってしまいます。
落ち着いた印象を持たせるために茶色を選んだはずが、テカテカと光ってしまい違和感を抱いてしまう場合があります。
高級感が失われるケースもあるので、つや消しの塗料を選ぶと良いでしょう。
つやには段階があります。
つやが多い順につやあり、7分つや、5分つや、3分つや、つやなしの5段階に分かれています。
マットで落ち着いた雰囲気を出したい時は、つやなしか3分つやを選ぶと良いでしょう。
しかし、つや消しの塗料にはデメリットもあることを忘れてはいけません。
つや消しの塗料は普通の塗料につや消し剤を混ぜるため、汚れが付きやすくなったり耐用年数が2年ほど短くなったりしてしまいます。
*室内の温度が上昇しやすい
茶色の外壁は温度が上昇しやすく、部屋の温度も上がってしまう点がデメリットです。
特に濃い茶色ほど光を吸収しやすく、外壁の表面だけでなく室内温度が上昇しやすいです。
夏の期間は気温もかなり高くなるため、冷房代がかさんでしまう原因にもなります。
濃い茶色の外壁ほど部屋が暑くなるのは、光の吸収率が関係しています。
一般的に白に近く明るい色ほど光を跳ね返し、黒に近い暗い色ほど光を吸収しやすいです。
茶色い外壁に熱を吸収しにくくさせるには、壁に断熱材を使用すると良いでしょう。
断熱材とは、熱を伝えにくくする材質のことです。
また、遮熱性の高い塗料を使用したり、薄めの茶色を選んだりすると良いでしょう。
遮熱性の高い塗料には、太陽の熱を効率よく反射することで建物を熱の影響から守る効果があります。
*似たような色が多すぎる
茶色は汎用性が高く、人気もある色なので、周りの住宅でも多く使われていることが多いです。
そのため、「他の家と同じ色は嫌だ」「個性的な家に仕上げたい」と考えている場合は、茶色のみで外壁塗装を行うことはあまりおすすめしません。
他の色と組み合わせて濃淡をつけると、うまく個性を演出できるでしょう。
茶色は人気が高いがゆえに種類も豊富です。
カラーサンプルを見るときに似ているからと適当に選んでしまうと、イメージしていた色味と大きく異なっていた、という失敗もあります。
よく考えて色選びを行うと良いでしょう。
同じ種類の色を塗装しても、外壁の素材によって色味や雰囲気が異なる場合もあります。
自分の考えている外壁素材ではどのような仕上がりになるのかしっかり確認しておくと良いですね。
□外壁におすすめの茶色をご紹介!
一言で「茶色」といっても、さまざまな種類があります。
それぞれ特徴があるので、理想の家づくりのためにしっかりと選びましょう。
ミッドビスケットはクリーム色とベージュ色の中間色で、肌色に近いイメージです。
日の当たり方次第で印象が変化するので、おしゃれ感が増すのが特徴です。
温かみのある色なので、洋風、和風のどちらのテイストにも合うでしょう。
茶色の色味を抑えたモカは、クールでスマートな印象を持たせられます。
ベーシックな茶色よりも淡くて薄いので、上品な雰囲気を出したい、落ち着いた印象を与えたい方におすすめの色です。
ライトラテは、飲み物のラテを薄くしたような色です。
明るさやポップさを表現してくれます。
欧風や洋風の住宅に使用されることが多いですが、和風の住宅にも合うため、どんな住宅にも違和感なく採用できる点が特徴的です。
メリーノは、茶色とクリーム色の間の色です。
木造建築と相性が良く、淡くてしっとりとした印象を与えてくれます。
外壁に濃い色を採用したくない方におすすめの色です。
ベージュは外壁塗装の中でかなり人気が高い定番の色です。
落ち着きや温かみ、上品さなどのイメージがあるので、自分に合った雰囲気を作り出せる点が魅力の色です。
薄くて明るいベージュは、和風や洋風問わずどちらの外壁にも合います。
□茶色い外壁で失敗しないためのポイントをご紹介!
*作りたいイメージに合わせて色を選ぶ
まずは、自分の作りたいイメージを決めて、それに合うように外壁の色を選びましょう。
特に茶色い外壁は、色の濃淡や色味の違いによって大きくイメージが変わります。
例えば、上品で優しいイメージであれば明るい茶色を、華やかイメージであれば赤茶色、モダンでかっこいいイメージであれば焦げ茶色を選ぶと良いでしょう。
このように、理想の住宅に当てはまるものを選んでいくと家づくりの成功につながります。
まずは、家のイメージ像を作り上げてから色選びをすると良いでしょう。
*茶色の候補を3つ決めておく
どんな色味にするかを決めたら、塗料のカタログ等を参考にして候補を3つ決めておくと良いでしょう。
ベストだと思う色を1つ、それより1トーン濃い色と薄い色を1つずつ選んでおきましょう。
なぜならば、カタログに載っている小さな色見本では、実際に家の外壁に塗った時との色味が違って見えることがあるからです。
色の見え方には、「面積効果」というものがあります。
面積効果とは、面積が大きくなるにつれて濃い色はさらに濃く見えて、薄い色は薄く見えるという現象です。
カタログ等で3つ色を決めたら、A4サイズほどの大きな色見本で最終確認をしましょう。
ここで3色選んでいないと、薄く感じたり濃く感じたりしたときに選べる候補が無く悩んでしまいます。
面積の大きさによる見え方を理解して、イメージ通りの茶色い外壁にしましょう。
候補の色が決まったら、カラーシミュレーションを作成してもらいましょう。
色見本だけではイメージがしにくいような、家全体の色味やバランスを具体的に確認できます。
印刷によって若干色味の違いが出てしまうので、100パーセント完璧な仕上がり具合を確認できるわけではありませんが、イメージを知る目安として確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装をお考えの方へ茶色い外壁の特徴と失敗しないポイントを紹介しました。
当社では、西宮市周辺での外壁塗装に関するお悩みを承っております。
外壁塗装に関してお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
当社の専門家が全力で皆様をサポートいたします。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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