「外壁塗装をしたいけれど、塗料選びでとても悩んでいるな」
「艶があまりない塗料を使用する際のポイントは何か知りたい」
このようにお考えの方は多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、艶消し塗料の特徴や塗料の選び方、艶消し塗料を使用する際のポイントについて解説します。
西宮市周辺で外壁塗装をお考えの方はぜひ参考にしてください。

艶がない塗料の特徴をご紹介！

艶消し塗料は、艶がなかったり抑えられたりした塗料のことを意味します。

では、そのような艶がない塗料の特徴はどのようなものでしょうか。

艶消し塗料の最大の特徴は、ナチュラルで落ち着いた印象を演出できることです。

塗料を外壁に塗った後、日光の反射により外壁が輝いているように見え、まぶしいと感じることがあるでしょう。

艶消し塗料を使用すれば、そのようにピカピカ光ることを防ぎ、まぶしさを感じさせないでしょう。

「輝いている外観にしたくない」

「外観が主張しすぎているのは嫌だな」

このようにお考えの方には、艶が無い方がおすすめです。

艶消し塗料の光沢度は5以下である一方、艶がある塗料の光沢度は70以上で表されます。

そのため、外観の光沢度は艶の有無によって大きく異なるでしょう。

落ち着いた雰囲気にしたいという方や、周りの景観と外壁を調和させたいという方におすすめです。

景観と調和させられることは嬉しいですよね。

艶消し塗料の光沢度はなぜ低いか気になった方もいらっしゃるでしょう。

原料や製造過程が原因で、艶消し塗料の光沢度は低くなっています。

光沢が出にくい原料が使用されているだけでなく、粒子径や添加比が調整されているため、塗料の輝きを抑えられます。

正反射が大きければ光沢は大きくなりますが、乱反射は光沢を抑えられます。

艶消し塗料は、塗装後に凹凸が塗膜の表面につくられるように工夫されているため、日光が当たっても輝きを抑えられるのです。

では、ここからは艶消し塗料のメリット、デメリットについて詳しく解説します。

まずはメリットです。

・艶を抑えてナチュラルで落ち着いた印象に仕上がること
・高級感が出ること
・周りの景観と調和すること
・外壁が輝いて見えないこと

次にデメリットです。

・塗料のランクが同じである場合は艶あり塗料よりも耐候性が低くなること
・輝きがないため新築らしさがなく、人によっては質素に感じること
・価格がやや高いこと

艶あり塗料と艶消し塗料の選び方とは？

艶あり塗料と艶消し塗料、どちらの塗料を使用しようか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
ここからはこれらの塗料の選び方について解説します。
塗料で悩まれている場合は、これらを参考にしてみてください。

＊艶の有無はご自身のお好みで選ぶことがおすすめです

塗料の艶の加減や有無を決める際には、ご自身の好みを基準にして決めると後悔しないでしょう。
艶の有無や加減によって外観は大きく変わるので、ご自身の好みで選んでください。

艶あり塗料を使用した場合の仕上がりは次の通りです。

・光沢のある仕上がりになる
・外壁塗装をしたことが一目見て分かる

艶消し塗料を使用した際の仕上がりは次の通りです。

・マットな仕上がりになる
・高級感のある印象を演出できる
・和風の家との相性が良い

実際に仕上がりをイメージしてみると、選択しやすいでしょう。
まずはご自身やご家族がどのような雰囲気・印象の家にしたいかを考えて検討してみると良いでしょう。

＊特にこだわりがない場合は艶ありが無難

艶の有無は、ご自身の好みに合わせてください。
しかし、中には「特にこだわりはない」という方もいらっしゃいます。
そのような特にこだわりがない方は、艶ありがおすすめです。

もしもしっかりと考えたいという方は、どのような外壁や雰囲気にしたいかを考えてみると考えてみると良いでしょう。

以上が、塗料の選び方でした。
艶の有無は個人の好みによります。
理想の家づくりの一歩となる塗料ですので、じっくりと検討してみてください

艶消し塗料で塗り替える前のポイントとは？

艶消し塗料を使用される際のポイントを解説します。

1つ目は、色見本は太陽の下で見るべきということです。
外壁の色を決める際は、基本的には色見本を見せてもらったり、パソコン上でカラーシミュレーションを行ったりします。
この際、色見本は太陽の下で見ることをおすすめします。
なぜなら、部屋の中と屋外では光の当たり方が全く異なるからです。

色だけでなく、艶の有無によっても色の見え方は異なります。
室内の蛍光灯などの明かりの下で色見本を見ても、艶の有無によって受け取るイメージは異なります。
室内で見るよりも、屋外で見た方がより強く艶を感じるでしょう。
時間帯によっても見え方は異なりますので、時間帯を変えて確認してみることをおすすめします。

落ち着いた色を選んだのに、完成してから見ると想像していた色と異なったという事態が起こる可能性もあるでしょう。
そのため、色見本は太陽の下で確認し、様々な角度から確認してみてください。

また、A4サイズ以上の色見本で確認しましょう。
小さな面積で見ると、大きな面積で見たときと異なる印象を受けるかもしれないからです。
仕上がってからイメージと違ったということを避けるために、大きな面積で色を見ましょう。

色見本だけではイメージしにくいという方は、次の方法を試してみると良いでしょう。

・迷っている塗料を実際に塗装したサンプルを用意してもらう
・迷っている塗料を外壁に試し塗りしてもらう
・実際に迷っている塗料を塗装した外壁を見せてもらう

以上のことを試してみて、仕上がりをイメージしてみることをおすすめします。

2つ目は、汚れやすい立地条件では注意が必要であるということです。
性能の高いシリコン塗料を使用しても、汚れやすさはそれぞれ異なります。

汚れやすい場所に立地しているけれど、あまり外観に艶を出したくないという場合は、艶が抑えられている塗料を選ぶと良いでしょう。
光沢を抑えつつ、艶消し塗料よりも汚れを防げるでしょう。

3つ目は、職人の技術を見極めることです。
一般的に、艶が調整された塗料は取り扱いが難しいです。
そのため、定められた手順通りにしっかりと従って施工されているかを確認しておくと安心です。
この際に、はぐらかしてきたり、説明が雑になっていたりした場合は注意が必要です。

また、あらかじめ不安なことは聞いておくと良いでしょう。
「艶消し塗料を使用するとムラが生じる可能性があると聞いたけれど、大丈夫なのか」と事前に確認しておくことをおすすめします。

4つ目は、明るめの色を選ぶことです。
個人の好みの問題なので多少は異なりますが、艶が少ない場合は明るめの色を選ぶと良いでしょう。
暗い色にしてしまうと少し重たい印象になってしまう恐れがあるからです。

逆に、艶ありの塗料は少し暗めの色を選ぶと良いでしょう。
暗めの色を選ぶことで、落ち着いた雰囲気を醸し出せます。

以上が、艶消し塗料を使用する際のポイントでした。
これらのポイントを意識して塗料を選んでみることをおすすめします。

まとめ

今回は、艶消し塗料の特徴や艶の有無の選び方、艶消し塗料を使用する際のポイントについて解説しました。
この記事を参考に、艶消し塗料をしようするかどうか検討してみてはいかがでしょうか。
当社はお客様のニーズに合わせた施工をしておりますのでご安心ください。
何かご不明や疑問点等がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

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