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高圧洗浄は必要?西宮市で外壁塗装をお考えの方へ!
2021.11.15
「外壁塗装をしたいけれど、高圧洗浄は必要かな」
「具体的な高圧洗浄の工程を知りたい」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、外壁塗装をお考えの方に、高圧洗浄が必要であることをご紹介します。
西宮市で外壁塗装をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
□外壁塗装で高圧洗浄が必要である理由を解説します!
外壁塗装で高圧洗浄が必要である理由は、高圧洗浄をすることで塗料が外壁に密着するからです。
屋根や外壁の表面に塗装して作られた塗膜は、屋外であるため雨風や紫外線、排気ガス等にさらされているので、月日が経つにつれて劣化が進行していきます。
劣化すると、丸ごと塗膜がとれるというわけではなく、少しずつ粉化してとれていきます。
劣化した外壁の表面を手で触ると、塗装と同じ色の粉がつくようになりますが、この現象を「チョーキング現象」といいます。
この現象が起こっている外壁に再度塗料を塗っても、そもそもの粘着力はなくなっていますので、新しく塗ったとしてもすぐに剥がれてしまいます。
外壁の表面にある古い塗膜を取り除き、塗装した塗料がすぐに剥がれてしまうことを防ぐためにも、高圧洗浄がとても大切なのです。
もちろん、高圧洗浄により、塗膜以外にもカビやコケ、藻、汚れといった様々な汚れも落とせます。
高圧洗浄機には様々な種類がありますが、人をケガさせるほどの威力を持つものもあります。
中には、イメージつかないほどの高圧な高圧洗浄機もあります。
実際に、人に発射して傷害罪で逮捕されたり、死亡事故が発生したりするほど、高圧洗浄の水は人の身体に影響を及ぼす危険な機械となっていますので注意が必要です。
なお、高圧洗浄の水はタンクやバケツに溜めて使いましょう。
高圧洗浄機は、洗浄機本体と住宅の水道を直接繋いで噴出させるというわけではありません。
大きなタンクやバケツに高圧洗浄用の水を溜めておき、そこから水を機械で吸い上げて内部で圧縮し噴射するという仕組みです。
水道に機械を直接繋いだとしても水が出るスピードが遅いため、高圧の水を安定的に噴出できません。
それゆえ、このような仕組みになっています。
高圧洗浄用の水をためる時は、タンクやバケツに水が出しっぱなしの状態で放置されていることもありますが、あくまで効率良く高圧洗浄をするためにためています。
□高圧洗浄の選び方をご紹介します!
ステップ1では、電源タイプを調べましょう。
高圧洗浄機の電源タイプには、「電気式」と「ガソリンエンジン式」の2つがあります。
「ガソリンエンジン式」はパワーが優れていますが、業務用のものも多い傾向にあります。
家庭用に使用するのであれば、「電気式」で十分でしょう。
「電気式」は、コンセントをつないで使うタイプと、バッテリーが内蔵された充電式タイプに分けられます。
充電式は、若干パワーは劣りますが、コードレスであるため、場所に関わらず使用できます。
ステップ2では、吸水方法を調べましょう。
高圧洗浄機の吸水方法には、3つの種類があります。
「水道直結式」という水道からホースをつないで直接水を流すタイプ、「タンク式」という高圧洗浄機のタンクに水を溜めるタイプ、「自吸式」というや雨水やお風呂の水などを溜めた容器にホースをつなぐタイプです。
ステップ3では、常用吐出圧力の強さを調べましょう。
「常用吐出圧力」とは、水を吐き出す強さのことを指します。
この数値が大きければ大きいほど、威力も強くなります。
家庭用の高圧洗浄機の場合、一般的には2メガパスカル~8メガパスカルです。
落としたい汚れの強さによって威力を選ぶとよいでしょう。
ステップ4では、モーターのタイプを調べましょう。
高圧洗浄機のモーターには、2種類あります。
「ユニバーサルモーター」は50ヘルツと60ヘルツの両方で使えます。
「インダクションモーター」は50ヘルツと60ヘルツのどちらかにしか対応していません。
東日本の50ヘルツの地域から、西日本の60ヘルツの地域に引っ越した場合、「インダクションモーター」の高圧洗浄機が使えなくなる可能性があるので注意が必要です。
しかし、ユニバーサルモーターのほうが騒音が大きいという難点もありますので慎重に選ぶことをおすすめします。
□高圧洗浄の手順と必要な期間とは?
*高圧洗浄の手順
手順1は、周囲をシートで覆いましょう。
作業に伴い、水が周りにかからないようにビニールシートなどで外壁を覆いましょう。
換気扇等、住宅のなかに水が侵入する可能性がある部分を覆うことも重要です。
手順2では、汚れを落としましょう。
いよいよ、高圧洗浄や洗剤を使用して汚れを落としていきます。
高圧洗浄は、基本的には水圧で汚れを落とすため水以外は使用しません。
汚れがそこまでひどくなく洗浄する面に段差がなければ、高圧洗浄をすることで十分汚れは落とせます。
しかし、汚れを流そうとしても汚れがこびりついていてとれない場合や、凹凸がある場合には「バイオ洗浄」を行い、洗剤を使用してより綺麗にしましょう。
ただし、オプション扱いとなる場合が多く、別途料金がかかることがほとんどです。
しかし、塗装の効果をしっかりと発揮させ、維持するためには必要不可欠な工程です。
手順3では、すすぎ洗浄をしましょう。
一度全体的に洗浄しただけでは、まだ汚れや洗剤が残っている可能性があります。
さらに「すすぎ洗い」をすることで、より汚れを落とせ、再度塗る塗料の効果を維持できるでしょう。
手順4では、充分に乾燥させましょう。
洗浄したら、しっかりと外壁を乾燥させましょう。
洗浄後すぐに塗ってしまうと余分な水分が入り込んでしまい、新しい塗料の劣化が早くなってしまうので注意が必要です。
*高圧洗浄の必要な期間
高圧洗浄の必要な期間は、状況によって異なります。
洗浄したい箇所の面積や汚れ具合、洗浄機の数や作業する人数によっても異なるでしょう。
目安としては、洗浄機1つで1人作業の場合、外壁と屋根を合わせて8時間前後です。
作業する人数を増やしたり、複数の洗浄機を利用したりすると、数時間で完了するケースもあるでしょう。
汚れがそこまで多くなければその分早く終わりますし、逆に汚れがひどい場合は1日かけても終わらないケースもでてくるので、一度確認してみると良いでしょう。
また、乾燥にかかる日数はおよそ1〜2日です。
高圧洗浄で綺麗にしたとしても、その外壁に水分が残っていると、再度塗る塗料の威力を十分に発揮できません。
そのため、洗浄してから塗装するまでにしっかりと乾燥する期間も必要になります。
乾燥させる期間の目安としては、1日〜2日ほどです。
洗浄と乾燥することを考慮すると、合計で2日~4日間は必要になるでしょう。
ただし、乾燥させている期間に雨が降ってしまった場合、洗浄して汚れを落としたことや、乾燥させる意味自体なくなってしまいます。
そのため、基本的に梅雨の時期は避けることをおすすめします。
高圧洗浄をする際は、行う時期にも考慮しましょう。
からっとした天気の良い季節を選ぶと良いでしょう。
□まとめ
この記事では、外壁塗装をお考えの方に、高圧洗浄が必要であることをご紹介しました。
西宮市で外壁塗装をお考えの方は、ぜひこの記事を参考に高圧洗浄を検討してみてください。
当社は、お客様のニーズに合わせたご提案をさせていただいております。
何かご質問や疑問点等ございましたらお気軽にお問合せください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
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