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外壁塗装をお考えの方へ!塗料の種類と塗装方法についてご紹介します!
2021.10.10
「外壁塗装を考えているが、知識が無くて困っている」
「塗装に使う塗料選びに悩んでいるので、おすすめの種類を知りたい」
このような悩みを持たれている方は多いのではないでしょうか。
そんな皆様に向けて、外壁塗装に用いられる塗料の選び方や工法についてご紹介します。
お客様の悩み解決に役立ててください。
塗料の概要について説明します!
合成樹脂・添加剤・顔料の3つを混ぜ合わせたものを塗料と言います。
これらの成分が混ざり合った塗料は、耐久性を始めとした保護機能の役割・塗膜を均等にする役割・ツヤ感や色合いを決める役割を持っています。
中でも今回は、外壁の耐久年数に大きく関わる合成樹脂に関して紹介します。
合成樹脂には、シリコン合成樹脂・ウレタン合成樹脂・アクリル合成樹脂・フッ素合成樹脂の4種類があります。
これらの樹脂は、さらに水性と油性、1液タイプと2液タイプに分割されます。
まず水性と油性の違いを説明します。
この2つの大きな違いは、溶液を薄めるための希釈材がシンナーと水で分かれることです。
用いるシンナーによって耐久年数が変わることが特徴的で、同一メーカーが販売しているシリコン塗料を例に挙げると、油性の方が水性よりも耐久年数が長くなります。
近年は耐久年数の差が無くなりつつあると言われていますが、やはり油性の方が長いので、特に降雪地域にお住まいの方は、油性を使用することをおすすめします。
次に、1液タイプと2液タイプの違いについて説明します。
1液タイプは、開封後にそのまま塗ることができますが、2液タイプは即塗ることができず、主剤と硬化剤を混ぜる必要があります。
塗る手間という面では2液の方が面倒かと思う方もいると思いますが、2液タイプはその分耐久性が高くなっています。
□外壁塗装に用いられる塗料の種類について解説します!
大きく3種類の塗料について紹介します。
1つ目は、ウレタン塗料です。
ウレタン塗料は、独特の光沢があり、伸びの良さが特徴の塗料です。
シリコン塗料が普及したことで外壁に用いられる回数は減りましたが、密着性が高いので、手すりや雨樋といった湾曲した箇所に用いられることが多くなりました。
メリットは安価な点と施工のしやすさです。
他の塗料に比べて防汚性や耐久性に劣る面がありますが、値段を重視される方や、手すりや雨樋部分を塗装したいとお考えの方にとっては非常におすすめの塗料です。
2つ目は、シリコン塗料です。
シリコン塗料は、耐久性と値段のバランスが良く、色の種類が豊富なため、近年人気を集めている塗料です。
SK化研や日本ペイントの塗料が有名ですが、消費量が多いため、多くのメーカーが多種多様な商品を売り出しています。
耐用年数は10から12年程度です。
メリットは何といっても、耐久性と価格のバランスです。
加えて、水に馴染む性質である親水性を持ち合わせているので、汚れにくいという特徴もあります。
塗膜の伸び縮みが少ないというデメリットもありますが、コストパフォーマンスを重視したい方にとってはおすすめの塗料です。
3つ目は、特殊塗料です。
特殊塗料とは、「無機塗料」「フッ素塗料」「防水塗料」のような、高機能・高耐久・高価格帯の塗料のことを指します。
塗料自体の価格は少し高めになりますが、耐久性が非常に高いので、生涯的にかかる費用を考えると安くすむというメリットがあります。
外壁塗装を行う際には、塗料代に加えて、塗料を塗る職人さんへ工賃を支払う必要があります。
従って、数回に分けて塗料を塗ると長期的に考えれば費用が高く付く場合もあるのです。
特殊塗料の1例として、無機塗料を紹介します。
無機塗料は、炭素を含まない化合物を主成分とした塗料で、美観性と耐久性の高さが特徴的です。
価格が非常に高いため、商業施設を始めとした、短い期間で外壁の塗り替えができない建物に使用されることが多いです。
耐久性の高さが自慢の塗料ですが、割れに注意しなければいけないというデメリットも存在します。
地震等で住宅そのものにひびが入った場合、そのひび割れと一緒に塗膜が割れてしまう可能性があります。
割れやすい外壁材に無機塗料を使用したい方は、無機と有機を掛け合わせて作られたハイブリッド塗料を使用することをおすすめします。
□塗料の選び方について解説します!
塗料を選ぶ際には、塗装を行う目的を考えることが重要です。
単純に塗り替えたいと思ったから塗装を行うのではなく、外壁をどの様な状態にしたいのか、事前によく考えましょう。
今回は、「外壁を長く維持させるために保護機能をつける場合」と「外壁を綺麗に保つために美観機能をつける場合」の選び方について紹介します。
まず、保護機能を重要視する場合を紹介します。
この場合は、耐候性の高い塗料を選ぶことがポイントです。
耐候性の高い塗料は、最初に支払う金額は高くなりますが、次回塗り替えるまでの期間が長くなるので長期的に見ると安い費用で済みます。
また、耐候性に加えて、防水機能の備わった塗料を選ぶこともおすすめです。
防水機能が備わった塗料には弾力性があるため、外壁にひび割れが生じた際、割れ目に塗膜が追随して雨水の侵入を防いでくれます。
雨漏りを心配する必要もありません。
次に、美観機能を重要視する場合を紹介します。
美観機能の中でも既に付いた汚れを気にしている方は、親水性という、雨で汚れを洗い流す機能を持つ低汚染塗料を選ぶことをおすすめします。
太陽光の力を借りて汚れを落ちやすくさせる光触媒塗料も良いでしょう。
一方で、綺麗な外壁を綺麗なままで維持させたいとお考えの方には、クリアー塗料をおすすめします。
この塗料は名前の通り透明です。
壁の上からコーティングをするイメージで施工すると、外壁を現状のまま綺麗に保てます。
□外壁塗装の工法について紹介します!
最後に、選んだ塗料を外壁に塗る工法について紹介します。
塗料を外壁に塗る工法にはどのような工法があるのでしょうか。
今回は3つの工法を詳しく紹介します。
1つ目の工法は、吹き付け塗装です。
これは、塗料をスプレーガンに注入し、外壁に吹き付けることで塗装する方法です。
他の工法よりも施工が早くでき、コストが低いことがメリットです。
立体感のある塗装を好む方にとって非常におすすめの方法です。
一方で、施工の際に音が出ること、塗料が周囲に飛散しやすいため住宅が密集している地域では行いにくい点がデメリットとして存在します。
2つ目の工法は、ローラー塗りです。
名前の通り、ローラーを転がすことによって塗装する方法です。
広い面を1回で塗装できるため、最もメジャーな工法です。
3つ目の工法は、刷毛塗りです。
これは、刷毛を用いて手作業でおこなう工法です。
ローラー塗りと違って、細かい部分の作業を行うための方法です。
新築を立てる際に吹き付け塗装を行った住宅でも、塗り替えの時にはローラー塗りや刷毛塗りを行う場合があります。
その場合、下地の仕上がり具合に応じて必要な塗料の量が変化するので注意しましょう。
□まとめ
ここまで、外壁塗装をお考えの方に向けて、外壁塗装に用いられる塗料の選び方や工法についてご紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
お客様が外壁塗装を行う目的によって、おすすめできる塗料が大きく変わります。
まずはお気軽にお問合せください!
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