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塗装が必要な屋根材についてご説明します!
2021.8.14
「屋根の塗装工事をしたいけど屋根の種類やそれに合わせた塗装方法が分からないので、詳しく知りたい」
とお考えの方も多くいらっしゃると思います。
この記事では塗装が必要な屋根材についてご説明します。
屋根塗装についてお考えの方の参考になれば嬉しいです。
屋根にはどんな種類がある?
この章では屋根の種類について解説します。
屋根の種類には大きく分けて、屋根瓦・スレート屋根・金属屋根という三種類があります。
これから三つを詳しくご紹介していきます。
瓦屋根
瓦屋根は日本の伝統的な家屋に使用される屋根です。
最も厚くて重いという性質を持っています。
瓦屋根は様々な種類があり、それぞれに異なる修理方法が必要となるため、
修理する際は塗装業者の専門的な技術と経験が必要となります。
スレート屋根
ストレート屋根は洋風家屋で使用されることが多い屋根です。
コロニアルやカラーベストとも呼ばれ、薄いセメント板で作られているので、取り付けも簡単です。
金属屋根
金属屋根は三種類の屋根の中では最も薄い屋根です。
そのため耐久性が低いので、定期的なメンテナンスは欠かせません。
雨やサビには弱いので注意が必要です。
それぞれの細かい種類
次は、瓦屋根と金属屋根の細かい種類についてご紹介します。
瓦屋根の種類
瓦屋根を細かく分けると、粘土瓦・セメント瓦・モニエル瓦という三種類に分けられます。
粘土瓦
粘土瓦とは名前の通り粘土でできた瓦のことです。
滑らかな表面に釉薬と呼ばれる薬を塗った「陶器瓦」、釉薬を塗らない「素焼き瓦」、
瓦を焼いた後にいぶして炭素を付着させる「いぶし瓦」などがあります。
セメント瓦
セメント瓦とは、名前の通りセメントでできた瓦のことを指します。
防水ではないので、保護のために塗装をする必要があります。
モニエル瓦
モニエル瓦とは、セメント瓦の一種で、表面のセメントを着色して色をつけたものです。
着色したセメントの層をスラリー層と呼びます。
金属屋根の種類
次にトタン屋根とガルバリウム鋼版という2種類の金属屋根についてご紹介します。
トタン屋根
トタン屋根とは、昔ながらの金属屋根で、波型や平板の屋根材など様々な種類があります。
軽くて丈夫ですが、錆びやすいという欠点があり、処理しないと穴が開いてしまうこともあります。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は近年普及してきた金属屋根材です。
この屋根が普及するまではトタン屋根が主に使われてきました。
ガルバリウム鋼板は、トタンよりも錆びにくく、モダンなデザインで、構造物のカバーにも使われています。
屋根塗装が必要な屋根の種類とは?
この章では、屋根の塗装が必要とされる屋根の種類を解説していきます。
塗装が必要な屋根材は先ほどご紹介したセメント瓦・モニエル瓦・スレート屋根・金属屋根の四種類です。
逆に、塗装が不要な屋根材は粘土瓦です。
ほとんどの屋根は塗装工事が必要です。
しかし、塗装の必要ない粘土瓦にも適切な補修をすることをおすすめしています。
では、粘土瓦の補修方法について説明します。
粘土瓦は、塗装の必要がない屋根材と言われていますが、定期的なメンテナンスを行うことをおすすめしています。
瓦は通常、石膏で固定されていますが、10年程度でひび割れたり、崩れたりします。
ちなみに石膏とは石灰を主成分とする粘土質の材料のことです。
石膏は瓦の隙間を埋めるためのものですが、これが割れたり崩れたりすると、
雨水が侵入して雨漏りの原因になります。
粘土瓦は30年以上持つと言われていますが、定期的なメンテナンスは怠らないようにしましょう。
屋根の塗装をする目安はどのくらい?
屋根材の塗装の必要性が分かったところで、この章では屋根の塗装をする目安の期間について解説していきます。
結論から言うと、屋根の塗装をする目安は新築から10年です。
化粧スレート、セメント瓦、ガルバリウム、トタンなどの寿命は20年から30年なので、
1回もしくは2回と塗装すると交換が必要です。
というのも、屋根材自体は塗装によって多少寿命が伸びたとしても、
屋根材の下にある防水シートの寿命は20年ほどと言われているので、屋根材がいくら長持ちしても、
防水シートが劣化すれば雨漏りしてしまうのです。
10年以上、20年近く屋根材のメンテナンスをせずに放置していると、
残念ながら塗装をしても屋根材の寿命を長くすることはできず、費用対効果が低くなってしまいます。
過去20年間に屋根の点検をしていない場合は、専門家に点検してもらい、
屋根材だけでなく防水シートの劣化も確認することをおすすめしています。
その上で屋根を交換するかどうかを決めましょう。
屋根の劣化状況から見る塗り替え目安とは?
この章では、屋根の点検についてご紹介します。
屋根の劣化状況を確認するために屋根に上がるのは非常に危険なので、業者に依頼するのが良いです。
しかし、簡単な方法ですが、自分で確認する方法もあります。
1階に屋根がある場合は、双眼鏡で屋根を確認することができます。
屋根が1階部分にある場合は、2階の窓から確認できます。
屋根を長持ちさせるためにも、このような簡単な方法で屋根の劣化状況を確認してみましょう。
では一体、屋根にどのような劣化症状が見られたら危険なのでしょうか。
ここでは、塗り替えの必要性を示す劣化の症状についてご紹介します。
*色褪せ
屋根が色あせているということは、塗料が薄くなり、塗料の顔料が徐々に溶け出しているということです。
この段階で再塗装をすれば、屋根へのダメージを抑えることができます。
塗装にわずかな保護機能が残っていても、そのままにしておくことはおすすめしていません。
塗り替えのタイミングについては、専門家や塗装業者に相談するようにしましょう。
*カビ・コケが発生している
塗装の保護機能が低下し、屋根が湿気を帯びることによって、カビやコケが発生することがあります。
カビや菌が付着すると、屋根の劣化が早くなるので、カビや菌を除去した後に再塗装をする必要があります。
*屋根が反っている
塗装の保護機能がなくなり、屋根に水が浸入し始めると、温度変化により吸収と乾燥が繰り返されます。
その結果、屋根材が膨張し、ダメージが蓄積して徐々に反り返っていくことがあります。
反りが強い場合には、屋根の張り替えをする必要がありますので、反りの発生や早期発見を防ぐためにも、
早期に発見しておくことが重要です。
*ひび割れが発生している
ひび割れには、飛来物によるひび割れと、摩耗によるひび割れの2種類があります。
飛来物が原因の場合は、屋根の修理が終わってから再塗装するようにしましょう。
屋根の一部だけがひび割れていても、屋根全体が故障している可能性が高いので、
再塗装するのではなく、葺き替えを考える必要があります。
屋根の再塗装や葺き替えは、専門の業者に依頼することをおすすめします。
*サビが発生している
塗装の保護機能が失われると、金属が酸素や水と反応してサビが発生します。
再塗装の前にはサビを除去する必要があり、サビが大きいほど再塗装の費用も高くなります。
サビが多ければ多いほど、再塗装の費用は高くなります。
サビが見つかった場合は、表面がまだ小さいうちに再塗装することをおすすめします。
まとめ
この記事では、塗装が必要な屋根材についてご紹介しました。
当社は西宮市・尼崎市の地域密着で外壁塗装を行っています。
屋根塗装の際は、専門の資格を持ったスタッフがドローンで、正確にご自宅の状況を把握します。
屋根塗装にお悩みの方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。
プロタイムズ西宮店・尼崎塚口店では
外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
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