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スレートの屋根塗装について塗装専門店がご説明します!
2021.8.7
西宮市・尼崎市にお住まいの方で
「屋根の傷みが気になるので、そろそろ屋根塗装をお願いしたい」
とお考えの方はいらっしゃいませんか?
屋根塗装についてよく分からないことばかりで、不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のためにこの記事ではスレートの屋根塗装についてご説明いたします。
参考にしていただけたら幸いです。
スレート屋根とは?
屋根の種類は大きく分けて、屋根瓦・スレート屋根・金属屋根の三種類があります。
この記事ではストレート屋根について解説します。
スレート屋根の正式名称は「着色スレート瓦」と言います。
メーカーによってはカラーベスト、コロニアルと呼ばれることもありますが、
どれも同じスレート瓦のことを指します。
細かく分類すると、「スレート」とは、セメントを主成分とし、繊維質を結合材とした屋根材のことです。
そして、「カラーベスト」は、ケイミュー社が製造する平形スレート屋根材のシリーズ名です。
最後に、「コロニアル」は、カラーベストの商品名のことです。
スレート瓦は厚さ4.5mmで、85%のセメントと15%の石綿で構成されています。
4.5mmというのは非常に軽いので、建物への負荷が少なく地震にも強いです。
また、色や形のバリエーションも豊富なので、近年では非常に人気の高い住宅建材となっています。
その一方で、寒冷地での使用にはあまり適していません。
次に他の屋根材と比較していきます。
カラーベストやコロニアルは、他の屋根材と比べると主に3つのメリットがあります。
初期費用の安さ
カラーベストやコロニアルは、他の屋根材に比べて価格が安く、
施工にかかる時間も短いため、多くの住宅に適している屋根材と言えます。
減震効果
また、減震効果を持っており、地震による影響を受けにくいということです。
軽量な屋根材なので、和瓦に比べて建物への負担が少ないです。
屋根の重量が軽く、重心が低くなるため、地震時の建物への揺れが最小限に抑えられます。
カラーバリエーションやデザインが豊富
他の屋根材に比べて色の種類が豊富でなので、外壁の色に合わせて選択することが出来ます。
お気に入りの色を見つけてみてください。
瓦屋根と金属屋根の細かい種類について
釉薬瓦といぶし瓦
まずは、瓦屋根で代表的な釉薬瓦といぶし瓦についてご説明します。
釉薬瓦とは表面がガラス質になっていて水が浸透しにくく、
長い間美観を保つ事ができるというのが特徴の屋根材です。
いぶし瓦とは日本に昔からある建材で、日本の建築に合うことが特徴です。
また、耐久性があるという点が二つの屋根材で共通しています。
金属屋根
金属瓦で代表的なガルバリウム銅板と銅板について紹介します。
ガルバリウム銅板は非常に軽量なため、カバー工法などのメンテナンス時に使用されます。
銅板は非常に軽量で地震対策に優れています。
スレートの塗装の必要性とは?
スレートは、定期的に塗装することをおすすめしています。
工場で塗装されて販売されるのですが、塗装の耐候性は7~10年程度で、
10年を過ぎると耐候性や防水機能が失われてしまいます。
また、ストレートの主成分であるセメントは水を吸収しやすいため、
定期的に塗装で保護しないと、さまざまな形で劣化症状が現れてきます。
次にスレートに起こる代表的な2種類の不具合について解説します。
変色
塗膜が劣化して防水性がなくなると、水を吸収しやすくなってしまいます。
このような状態のときは早めに再塗装するようにしてください。
藻や苔の発生
スレート自体に水分が溜まり、湿気が高くなると藻やコケが繁殖します。
発生した苔が放出する根酸がアルカリ性のセメントを中和し、スレートを脆くしてしまうのです。
このような状態の時も早めに再塗装するようにしてください。
先程述べたように、スレートは定期的に塗装する必要があります。
一般的には、10~15年ごとに塗装するのが望ましいとされています。
しかし、10年も経てば、雨漏りや瓦の欠落が発生することもあります。
そのようなダメージを受けた後に屋根のメンテナンスをしようとすると、
すでに屋根の交換やカバーが必要なほどダメージを受けている可能性があるので注意が必要です。
天井の雨漏りが起きていたり、瓦の滑落が起きていたり、
棟板金に釘抜けがあるといった場合は早急にメンテナンスを行ってください。
屋根に苔や藻が発生している、塗膜が剥がれている、瓦がヒビ割れている
といった場合も早めにメンテナンスをおすすめします。
そして、屋根が白くなっているという場合は2〜3年以内に塗装した方が安心です。
スレート屋根を塗装するメリット・デメリットとは?
この章ではストレート屋根を塗装するメリットとデメリットについてご紹介します。
メリットとしては大きく分けて3つあります。
防水機能が回復する
コケの発生、ひび割れ、欠けといった症状は、スレート屋根の塗膜が剥がれることによる
防水機能の低下が原因です。
塗装し直すことによって、防水機能が回復します。
他の方法に比べて安い
使用する塗料や施工箇所にもよりますが、他の方法に比べて安いのが特徴です。
大まかな目安になりますが、塗装なら30万円~80万円程度、
コーティングは70万~140万円、葺き替えは100万円~200万円で行えます。
美観を保つことが出来る
見栄えが悪くなった屋根を塗装することで、綺麗な新しい屋根に生まれ変わります。
また、屋根を別の色に塗ることで、イメージチェンジをすることもできます。
デメリットも同様に3つあります。
屋根自体の寿命は伸びない
塗装によって張られた塗膜は、ストレートの内部を保護し、劣化を防ぎます。
しかし、ストレート自体は永久不滅ではなく、経年劣化していきます。
塗装はスレートの寿命を延ばすものではなく、劣化を遅らせるためのものなのです。
大きな損傷には対応できない
塗装はあくまでも劣化を防ぐための手段です。
ひび割れや破損した屋根を塗装しても意味がありません。
状態に応じてメンテナンスが必要です。
他と比べて工事時間が長い
雨漏りを防ぐために縁切りと呼ばれる作業も行います。
そのため、塗装や葺き替えに比べて時間がかかります。
おおよその作業期間は塗装に10日間、カバー工法に6日、葺き替えに8日かかります。
屋根塗装をお得にする方法と注意点とは?
屋根塗装のために足場を組む必要があるのですが、一般的な20~30坪の家でも15万円ほどかかります。
また、外壁塗装にも足場が必要なのですが、屋根と外壁を同時に塗装することで、
足場代を節約することができます。
足場を別々に組むとその都度コストがかかるので、塗装は一度に行うことをおすすめします。
最後に、注意点としてストレート屋根のDIYはおすすめしていません。
自分で屋根の補修や塗装ができると思っても、屋根に登るのは危険です。
また、材料選びのミスで予想外のコストが発生するリスクがあります。
他にもいくつかのリスクがあります。
転倒事故
2019年1月から12月の間に、建設業では13813人の死傷者が出ています。
そのうち、4736人が「墜落・転落」事故による死傷者で、そのうち102人が死亡しています。
このように、プロであっても事故が発生しているのです。
屋根の劣化
塗装が正しく行われないと、屋根の劣化につながります。
よくある失敗のひとつに「縁切り」があります。
縁切りとは、塗装時に塗料で塞がった屋根と屋根の間に切り込みを入れる作業です。
これが正しく行われないと、雨漏りの原因となります。
アスベストの吸引
アスベストは髪の毛の5000分の1の太さしかなく、肺に吸い込まれてしまいます。
アスベストは体内で分解することができず、中皮腫や肺がんのリスクを高めます。
スレート屋根の中には、アスベストが含まれているものもあります。
作業中にスレート屋根が部分的に破損すると、飛散したアスベストを吸い込んでしまいます。
まとめ
この記事ではスレートの屋根塗装についてご説明しました。
普段あまり目にすることのない屋根ですが、雨水や紫外線で劣化しやすい場所でもあります。
専門業者による劣化診断をして、ご自宅の屋根の劣化状況を確認し、
適切なメンテナンスを行うことで、長く安心して生活することが出来ると思います。
プロタイムズ西宮店・尼崎塚口店では西宮市・尼崎市を中心に外壁塗装や屋根塗装を行っています。
また、無料相談も受け付けておりますので
屋根塗装についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください!
プロタイムズ西宮店・尼崎塚口店では
外装劣化診断報告書以外にも塗替えイメージのご相談も行っております。
ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
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